『ザ・ボーイズ(The Boys)』シーズン1-第一話の登場人物・あらすじ・ストーリー・ネタバレ

『ザ・ボーイズ(The Boys)』はAmazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ。企業に管理されたスーパーヒーローたちが活躍する世界において、傍若無人な振る舞いを見せる彼らと普通の人間たちのチーム『ザ・ボーイズ』が対決するストーリーです。
『ザ・ボーイズ(The Boys)』シーズン1の第一話では、恋人をヒーローに殺されたヒューイと、新たにヒーローチーム『セブン』に加わるスターライトのエピソードが描かれます。

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目次

ザ・ボーイズ(The Boys)シーズン1-第一話_
あらすじ概要

今や世界中に数百人存在するヒーローたち。彼らは世間的には正義の象徴だった。しかし、裏では傍若無人な行いをするヒーローも少なくない。そんな彼らに人生を踏みにじられるヒューイとスターライト。ヒューイは恋人を殺され、スターライトは性的虐待を受けます。しかし二人は、そんなヒーローたちに立ち向かう決意を固めます。メインストーリーは2つです。

  1. ヒーローに恋人を殺害された青年ヒューイが、謎の男ブッチャーに誘われて、復讐を決意する
  2. 新人ヒーローのスターライトが、憧れのヒーローから屈辱を味合わされるも、夢を諦めないと決意する

また、シリーズを通して語られる多くの謎もサブストーリーといて散りばめられています。

  1. ヒーローたちの本性は?
  2. ブッチャーとは何者か?
  3. コンパウンドVとはなにか?

ザ・ボーイズ(The Boys)第一話では、このメインストーリーとサブストーリーが混ざり合って相乗効果を生み出し、観客の興味を惹きつけることに成功しています。

ザ・ボーイズ(The The Boys)シーズン1-第一話_
主要な登場人物

  • ヒューイ:電気店で働く平凡な青年。恋人を『セブン』のAトレインに殺害される。
  • スターライト:田舎育ちの若い女性。発光する特技を持つ。『セブン』の新メンバー。
  • ブッチャー:謎の男。『セブン』壊滅を画策する。
  • ディープ:『セブン』のひとり。海の覇者。スターライトに対してセクハラを強いる。
  • ホームランダー:『セブン』のリーダー。他のヒーローとは一線を画す存在。聖人君子のように扱われる。
  • マデリン:多くのヒーローを束ねるヴォート社の副社長。

ザ・ボーイズ(The Boys)シーズン1-第一話_
ストーリー詳細(ラスト・ネタバレ含む)

スーパーヒーロー登場(start~3分)

現金強奪犯の車が疾走してくる。立ちはだかるのはクイーン・メイヴメイヴはアマゾネス風のスーパーウーマン。彼女に衝突した車のほうが大破してストップする。傷を負いながら逃れようとする犯人たちは通りかかった子供を盾に銃を向ける。その銃がレーザーで溶かされた。悠然と降り立つホームランダーの仕業だ。星条旗のマントにブロンドヘアの白人である彼こそがヒーローの象徴である。ヒーローたちは市民と記念撮影をしたり握手をしたりして友好的である。

突然過ぎる恋人の死(3分~7分)

ヒューイ・キャンベルはうだつの上がらない電気店の従業員。雇用主に昇給を直訴することもできないほど気弱な性格の若者だ。彼にはロビンという恋人がいる。ランチを誘いに来た彼女と電気店を出るヒューイ。その道すがら、早く一緒に暮らしたいと未来に思いを馳せる二人はキスを交わす。瞬間、ヒューイの目の前からロビンは消え去った。臓物と骨が飛び散っている。Aトレインも血まみれだ。「行かないと…」時間に追われた様子のAトレインは超スピードで走り去ってしまう。ロビンAトレインと衝突して死んでしまった。ひとり残されたヒューイは返り血を浴びて絶叫する。

新人ヒーローのスターライト(7分~9分)

所変わってアイオワ州デモイン。朝早くからトレーニングにいそしむ女性、スターライト。見た目はごく普通の田舎の女の子風だが、壁を拳でぶち抜き、片手で車を持ち上げる様子はただの人間ではない。

ビデオカメラの前で自己PRをする彼女は、見るものの目を潰すほどの「発光」という特技を披露する。撮影者にダメージを与えてしまったが、駆け寄って気づかう優しさも持ち合わせている。彼女の夢は世界平和。そのために『セブン』加入の面接を受けている。それはまるで入社試験のよう。

ヒューイの怒り(9分~12分)

ロビンの葬式を終えたヒューイ。未だにショックから立ち直れない彼を父親が慰める。テレビでは今回の「事故」についてAトレインがインタビューを受けている。哀悼の意を示しつつもロビンに過失があったとコメントをするAトレインに、ヒューイは怒りを覚える。
Aトレインの代理人は、慰謝料を支払う代わりに守秘義務契約を結ぶよう持ちかけてくる。ヒューイは代理人の胸ぐらをつかんで「金より先に謝れ!」と言ってやりたい。しかし気弱な彼には無理な注文だ。「少し考えさせてください」と調印を先延ばすことが精一杯である。

スターライトの『セブン』合格(12分~13分)

どうせ受かりっこないとあきらめモードのスターライト。母親と一緒に電話を待っていると、鳴る。ヴォート社からだ。結果は合格。母娘で大はしゃぎ。

裁判に訴えてやる(13分~14分)

ヒューイはヴォート社に対して訴訟を起こすつもりだ。そんな息子をたしなめる父親。「事故だったんだ」と諦めるように諭す。それほど相手は強大だということだ。頭に血が上ったヒューイは父親のアドバイスも聞かずに家を飛び出す。

新メンバーお披露目(14分~19分)

ニューヨーク。ヴォート本社前。リムジンで乗り付けるスターライトを迎えるのは人材管理部のアシュリーと沸き立つ観衆。華々しい世界に胸が高鳴るスターライトは一夜にしてセレブリティとなった。
大ホールで行われる株主総会。演説を打つ女性は、ヴォート社の副社長であるマデリン・スティルウェル。ヴォート社は全米に200名のスーパーヒーローを派遣して平和維持に努めている会社だ。なかでも精鋭の7名のヒーローを『セブン』と呼ぶ。引退したメンバーの代わりとして新たに迎え入れられたスターライト。現『セブン』メンバーで7つの海の覇者と呼ばれるディープに呼び寄せられた彼女は、まだぎこちない。

あらゆるところにAトレイン(19分~20分)

ヒューイは何気なく入ったコンビニでAトレインのドリンクを見かける。さらにシリアルパッケージや雑誌の表紙までAトレインだ。恋人を殺したヒーローは、至るところにその姿を晒している。めまいを覚えたヒューイは卒倒してしまう。

ヒーローのセクハラ(20分~24分)

ヴォート社の中枢である『セブン』の会議室。スターライトを、ディープが案内してくる。『セブン』に新加入したことで興奮冷めやらぬ彼女は、リーダー的存在であるホームランダーよりもディープに憧れていたことを告白。あこがれのセレブに会えたことで喜ぶ少女のようだ。ところが次の瞬間、凍りつく。ディープはパンツを脱ぎ下半身をあらわにしている。あっけにとられているスターライトに向かって、性処理を要求するディープ。事態を悟ったスターライトは足早に部屋を出ようとするが引き止められる。言うとおりにしないと『セブン』への加入を白紙にすると脅してきたディープスターライトは、セクハラを受け入れるか、抵抗して『セブン』加入を諦めるか、究極の決断を迫られる。

謎の男ブッチャー(24分~26分)

『セブン』のトランスルーセントが、自身の透明になる特技を解説しているテレビ番組が流れている電気店。ヒューイはいつものように店番をしていた。男がひとり来店する。監視カメラが売れるのは恐怖を与えるからだと主張する男は、見るからに怪しい。男は死んだロビンのことを知っていた。警戒を強めるヒューイに、FBIのバッジを見せる。男はブッチャーと名乗った。

ヒーローを疑え(26分~29分)

ブッチャーは歩きながら衝撃的な事実を語る。ヒーローたちは悪行を繰り返しており、その被害にあって死んだ一般人は多い。なぜ断罪されないのか? 彼らが世界経済を担っている面もあるが、人々がヒーローを疑わないことが原因だという。ブッチャーはそんなヒーローたちに抵抗する組織に属しており、ヒューイをスカウトしに来たのだ。

Aトレインの本性(29分~31分)

怪しげなバーに導くブッチャーについて歩くヒューイ。そのバーでは、ヒーローたちがパパラッチの目を気にすることなく欲望を開放していた。昨夜の店内カメラの映像を見せられるヒューイAトレインが映っている。彼はロビンと衝突したことを笑い話にしていた。ブッチャーはあらためてヒューイに問う。「どうする?」と。

打ちのめされたスターライト(31分~32分)

トイレで吐くスターライト。どうやらディープのセクハラに従ったとわかる。憔悴しきった顔を見て「そんな顔で人前に出るな」とメイヴが言う。さらに姿を隠したトランスルーセントは女子トイレを覗いていた。

盗聴器を仕掛けろ(32分~35分)

ブッチャーが言うには、Aトレインロビンを轢き殺した時、彼は強盗事件の任務中だったと主張しているがそんな事実はないという。つまりAトレインは嘘をついているというのだ。その秘密を探るためセブンタワーに潜入して盗聴器を仕掛けろという。しかしヒューイは、素人の自分には無理だとおじけづく。

コンパウンドVとは?(35分~37分)

副社長のマデリンは、ボルチモア市長と交渉中。ヒーローを派遣する代わりに法外な報酬を要求するマデリン。交渉は難航気味。そんな中で切り札を切る市長。「コンパウンドV」。平静を装うマデリンだが、その名を聞いただけで明らかに顔色が変わる。

偶然の出会い(37分~41分)

公園のベンチ。偶然座り合ったヒューイスターライトスターライトは有名人だが、ヒューイは気付いていない。
ディープに酷い目にあわされたスターライトは気落ちしており突如泣き出す。ヒューイは驚くが、気遣って話しかける。他愛もない話をして彼女を元気づけることに成功する。そして、この出会いはヒューイにも勇気をもたらした。

懐に飛び込め(41分~42分)

ヒューイは、スパイを引き受けるとブッチャーに告げる。そのためにも、まずはAトレインと会うためのアポを取らないといけないので、彼の代理人へ電話をかける。慰謝料を受け取ってもいいが、直接Aトレインからの謝罪を要求するヒューイ。うまくいけばセブンタワーの会議室に潜入できる。

『セブン』会議(42分~44分)

『セブン』だけで行われる会議。遅刻したスターライトだが、立ち直った様子でディープをにらみつける。彼らは特に仲良しというわけではなく、まとまりがない。しかしホームランダーだけは別格。一言で彼らを束ねる。

潜入セブンタワー(44分~47分)

ブッチャーからスパイの手ほどきを受けるヒューイ。いざとなると腰が引けるが、なんとか奮い立たせる。入り口のセキュリティチェックをかいくぐり、目的の会議室へ。

Aトレインの謝罪(47分~48分)

Aトレインがやってきて「悪かったよ」と軽く謝罪をする。ヒューイは激しく揺れる心を押さえつけて平静を装う事に成功する。「謝罪をありがとう」と握手も交わしてみせた。

見えない目撃者(48分~49分)

ヒューイはトイレで盗聴器の事前準備をする。その様子を透明姿のトランスルーセントが目撃していた。もちろんヒューイは気づいていない。会議室の机の裏に盗聴器を仕掛けたことに成功したと思っている。

お役御免(49分~51分)

スパイ活動をやり遂げたと興奮気味のヒューイ。対して冷静なブッチャーヒューイの役目は終わったと、電気店へ送る。これからが本番じゃないのか? とヒューイは物足りない。しかしブッチャーは「お前にできることはもうない」と告げる。ヒューイはがっかりする。

屈した副社長(51分~52分)

副社長のマデリンは、ヒーロー派遣の費用をディスカウントする旨をボルチモア市長に電話で知らせる。そのかわり「コンパウンドV」については口外しないようにと釘を刺す。

姿なき襲撃(52分~53分)

電気店で店じまいをするヒューイ。人の気配を察するが姿は見えない。困惑するヒューイは突然蹴り飛ばされる。「お前は何者だ?」仕掛けたはずの盗聴器。見えないけれど、目の前にいるのは『セブン』のトランスルーセントに間違いない。

撃退(53分~57分)

痛めつけられピンチのヒューイ。そこに突然飛び込む車。ブッチャーだ。彼はヒューイに逃げるように言う。言われるまま裏口へ逃げるヒューイ
透明人間と戦うブッチャーだが、形勢は不利だ。そこへ逃げたはずのヒューイが舞い戻る。ちぎれた配線を利用して感電させようとする。ブッチャーと協力してなんとかトランスルーセントを感電させることに成功。
ブッチャーは、自分がFBIではないと告白。では誰なんだ? と混乱するヒューイ

飛行機を落とすホームランダー(57分~58分)

夜空を飛ぶボルチモア市長のプライベートジェット。同乗している息子が窓外に浮かぶホームランダーに気付く。憧れのヒーローを目の当たりにして喜んでいる。しかし父親の市長は焦る。次の瞬間、ホームランダーの目が光ると、レーザー光線が飛行機を爆破した。暗い闇に彼の目が怪しく光っている。

まとめ(感想)

血しぶきが派手に舞うグロ系の演出が目を引く本作。視聴年齢制限は18歳以上というのも納得です。個人的にも冒頭の血しぶきCGには度肝を抜かれました。また、ディープの鬼畜ぶりも秀逸です。これらの毒が『ザ・ボーイズ(The The Boys)』の魅力の一つ。ヒューイとスターライトは、たしかにどん底に叩き落とされます。しかし弱き者たちが、どうやって強き者に抗うか、今後の展開に期待が膨らむ第一話でした。