10月28日(水)12時29分からBS-TBSで、「トンイ」第38話が放送されます。第38話は、長く続いたチャン禧嬪側の優位が崩れ、仁顯王妃が宮廷へ戻ることで、登場人物の立場が大きく入れ替わる節目です。
一方で、チャン禧嬪の物語はここで終わりません。トンイ自身も監察府の監督を任され、ユ尚宮たちの処遇を決める立場になります。
勝敗だけではなく、権力を得た人物がその力をどう使うかに注目したい回です。
トンイ第38話の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月28日(水)12:29〜13:25 |
| 放送局 | BS-TBS |
| 話数 | 第38話/全60話 |
| トンイ | ハン・ヒョジュ |
| 粛宗 | チ・ジニ |
| チャン・オクチョン/チャン禧嬪 | イ・ソヨン |
| チャ・チョンス | ペ・スビン |
| 脚本 | キム・イヨン |
| 演出 | イ・ビョンフン、キム・サンヒョプ |
Gガイドの放送情報では、10月28日12時29分からBS-TBSで「韓国ドラマ・セレクション・トンイ▼第38話」が放送予定です。BS-TBS公式作品ページでは、本作は全60話の日本語字幕版として紹介されています。
「トンイ」は、最下層の身分から朝鮮王朝第19代王・粛宗の側室となり、のちの第21代王・英祖の母となるトンイの生涯を描く歴史ドラマです。第38話は60話の中盤を越えた位置にあり、ここまで積み重ねてきた宮廷内の勢力関係が大きく組み替わります。
第38話のあらすじ|チャン禧嬪の降格と仁顯王妃の復位
BS-TBS公式の第38話あらすじによると、チャン禧嬪は王妃の座から降格されます。ただし世子の母であるため、以前の禧嬪という称号を認められ、宮殿に残ることになります。
一方、無実が証明された仁顯前王妃は、再び王妃として宮廷へ戻ります。これまで排除されていた人物が本来の地位を取り戻し、王妃だったチャン禧嬪が側室へ戻るため、同じ宮殿の中で上下関係が反転します。
チャン・ヒジェたちは流刑となりますが、チャン禧嬪は心の中で兄に再起を誓います。処罰を受けて完全に退場するのではなく、次の行動への意思を残しているため、第38話は一つの決着でありながら新しい対立の入口でもあります。
そしてトンイは、監察府の監督を任されます。彼女は事件に関わったユ尚宮たちの処遇を言い渡す立場になり、これまで不正を追う側だったトンイが、組織を預かり判断を下す側へ移ることになります。
第38話で変わる4人の立場
第38話を分かりやすく見るには、トンイ、チャン禧嬪、仁顯王妃、粛宗の立場がどう変わるかを整理しておくと役立ちます。
トンイは、事件の真相を追う人物から、監察府を預かり処分を決める人物へ進みます。正しさを訴えるだけでなく、組織を動かす責任が加わる点が大きな変化です。
チャン禧嬪は王妃から禧嬪へ降格します。しかし世子の母であり、宮殿にも残ります。
政治的な力を大きく失っても、家族と世子を通じた影響力が残るため、完全に敗れた人物として扱われていません。
仁顯王妃は、無実が証明されて王妃へ復位します。前回までの事件が単にチャン禧嬪を罰するだけで終わらず、追われた王妃の名誉回復まで進むことで、宮廷の秩序が目に見える形で修復されます。
粛宗は、王として処分を下し、宮廷の秩序を立て直す中心にいます。同時に、世子の母であるチャン禧嬪を宮殿に残す判断からは、政治と家族の事情が単純には分けられない王の立場も見えてきます。
脚本・演出のスタッフ
脚本はキム・イヨンさんです。BS-TBS公式とNHKエンタープライズの商品情報の双方で確認できます。
NHKエンタープライズでは「トンイ」の脚本としてキム・イヨンさん、演出としてイ・ビョンフンさんとキム・サンヒョプさんが掲載されています。
演出の中心となるイ・ビョンフン監督は、BS-TBS公式で「宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」を手がけた時代劇の名匠として紹介されています。歴史上の人物を扱いながら、宮廷の制度や政治だけでなく、主人公個人の選択と成長を長い話数の中で積み重ねる作品づくりが特徴として見えます。
共同演出はキム・サンヒョプさんです。音楽はイム・セヒョンさんが担当しています。
第38話では大規模な事件そのものより、事件後の処分と人間関係の再配置が中心になるため、表情や立ち位置、対面する人物の組み合わせにも注目すると楽しみやすい回です。
脚本づくりの視点|「決着の後」をドラマにする
第38話で学びやすいのは、事件が解決した直後にも新しいドラマを生み出す構成です。第37話では証拠によってチャン禧嬪側の罪が暴かれ、対立に大きな決着がつきました。
普通なら、悪事が明らかになったところで一区切りにできます。しかし第38話は、誰がどの地位へ戻るのか、誰が残り、誰が追われるのかを描くことで、解決の結果そのものを次の物語にしています。
地位の反転で人物関係を更新する
チャン禧嬪と仁顯王妃の立場が入れ替わることで、それまでの会話や対面と同じ構図でも意味が変わります。以前は命令する側だった人物が弱い立場に置かれ、追われた人物が本来の地位へ戻れば、台詞を増やさなくても関係性の変化を示せます。
脚本で大きな事件を描いた後は、事件そのものをさらに派手にするだけが方法ではありません。役職、席順、呼び方、誰が誰に判断を求めるかといった関係の変化を見せるだけでも、物語が次の段階へ進んだことを伝えられると考えられます。
主人公に「判断する責任」を渡す
トンイが監察府を任され、ユ尚宮たちの処遇を言い渡す点も重要です。これまでのトンイは、危険を承知で真相を追い、不正を明らかにする役割を多く担ってきました。
第38話では、その正義感が別の形で試されます。権限を得た主人公は、自分が正しいと思うだけでは足りず、他者の人生に影響する決定を下さなければなりません。
主人公の成長を示すとき、能力を高めるだけでなく「責任の重さ」を増やす方法があることを示す構成だと考えられます。
敗者に次の目的を残す
チャン禧嬪は降格され、兄たちも流刑になります。それでも彼女は再起の意思を持ち続けます。
敗者を完全に動けない状態にせず、目的を残すことで、物語は新しい対立へ進む余地を持ちます。
長編ドラマでは、一つの対立を何度も同じ形で繰り返すと停滞して見えます。第38話では、チャン禧嬪の立場を下げながら意志を残すことで、以前とは条件の違う対立へ移行できるようにしていると考えられます。
前回第37話の振り返り|証拠が権力を崩す
BS-TBS公式の第37話では、トンイの作戦によって、ショウガ汁が塗られていた謄録類抄に触れたチャン禧嬪たちの罪が、酢を使って暴かれます。物証によって疑いが事実へ変わり、宮廷内の勢力図が動き出しました。
オ・テソクら南人は、自分たちが生き残るためにチャン禧嬪を切り捨てることを決めます。さらにユ尚宮は、チャン禧嬪に指示されたと自白します。
仲間だった人物が保身のために離れていくため、チャン禧嬪は政治的にも孤立していきます。
それでもチャン禧嬪は粛宗に対し、罪を認めながら王妃の座を守る意思を示します。第37話が「証拠によって罪が確定する回」なら、第38話は「確定した罪が人々の地位と関係にどう反映されるか」を描く回です。
「トンイ」はどんな作品?
BS-TBS公式では、「トンイ」は最下層の身分から粛宗の側室となり、後の英祖の生母となった女性を主人公にした一代記として紹介されています。宮廷の下働きから始まる主人公が、知恵と行動力で数々の陰謀に向き合っていきます。
作品の背景には、粛宗を巡るロマンス、チャン禧嬪との対立、女性たちの権力争い、宮廷内の陰謀があります。一方で、トンイの出自や家族、剣契にまつわる過去も長い物語の中で重要な軸になります。
NHKエンタープライズの作品紹介でも、トンイが宮廷の下働きから側室へ上り、英祖を産み育てるまでの波乱の生涯が全60話で描かれると説明されています。第38話は、その長い成長の中で、トンイが「事件を解決する人」から「組織を動かす人」へ一歩進む場面として見ることができます。
参考にした情報
- BS-TBS公式「トンイ 第38話」
- BS-TBS公式「トンイ 番組紹介」
- BS-TBS公式「韓国ドラマ トンイ」
- BS-TBS公式「トンイ 第37話」
- Gガイド「韓国ドラマ・セレクション・トンイ▼第38話」
- NHKエンタープライズ「コンパクトセレクション トンイ DVD-BOX4」
よくある質問
「トンイ」第38話はいつ放送されますか?
2026年10月28日(水)12時29分から13時25分まで、BS-TBSで放送予定です。全60話の日本語字幕版の第38話です。
第38話でチャン禧嬪はどうなりますか?
王妃から降格されますが、世子の母であるため禧嬪の称号を認められ、そのまま宮殿に残ります。兄のチャン・ヒジェたちは流刑となります。
仁顯王妃は第38話でどうなりますか?
無実が証明され、王妃として宮廷へ戻ります。チャン禧嬪の降格と同時に復位するため、宮廷内の力関係が大きく変わります。
「トンイ」の脚本と演出は誰ですか?
脚本はキム・イヨンさん、演出はイ・ビョンフンさんとキム・サンヒョプさんです。音楽はイム・セヒョンさんが担当しています。
まとめ
10月28日12時29分からBS-TBSで放送される「トンイ」第38話は、チャン禧嬪の降格と仁顯王妃の復位によって、宮廷の力関係が大きく反転していく回です。同時に、監察府を任されたトンイが処分を下す側へ進み、主人公の責任も一段重くなります。
脚本づくりの視点では、大事件の決着後に「地位の変更」「主人公の責任」「敗者の次の目的」を置くことで、物語を止めずに新章へつなげる構成が参考になります。第38話では、誰が勝ったかだけでなく、その結果として各人物の立場と行動の選択肢がどう変わったかを追ってみてください。

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