韓国◇赤い袖先#10(全27話)|脚本・演出から読み解く見どころ(10月28日 23:00)

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10月28日(水)23時からJ:COM BSで、韓国ドラマ「赤い袖先」第10話(全27話版)が放送されます。今回の中心は、世孫イ・サンがホン・ドンノとソン・ドギムの関係を誤解したことから始まる、恋心の揺れです。

第10話では、ドギムがサンの沐浴を手伝うことになり、思わぬ出来事をきっかけに2人の距離が急に近づきます。政治劇が続いた前回から、今回は感情の変化を細かな仕草や勘違いで見せる回として楽しめます。

赤い袖先第10話の放送日時と基本情報

項目内容
放送日時2026年10月28日(水)23:00〜24:00
放送局J:COM BS
話数第10話/全27話
イ・サンジュノ(2PM)
ソン・ドギムイ・セヨン
ホン・ドンノカン・フン
脚本チョン・ヘリ
演出チョン・ジイン、ソン・ヨナ

J:COM BS公式番組表では、10月28日23時から24時まで「韓国◇赤い袖先#10(全27話)」と案内されています。全27話の日本放送版は、韓国で放送された全17話版とは話数の区切り方が異なるため、今回の記事ではJ:COM BSと同じ全27話版の第10話を基準にしています。

放送局公式の紹介では、ジュノとイ・セヨンを中心に、宮女ドギムと王になる運命を背負うサンの身分違いの恋が作品の軸です。ただ甘い恋愛だけでなく、王宮で生きる立場の違いが2人の気持ちを何度もすれ違わせる点が、この作品の大きな魅力です。

第10話のあらすじ|サンの嫉妬と沐浴の場面

第10話の始まりでサンは、ドンノとドギムの仲を誤解して不機嫌になります。ドンノはサンに仕える重要な側近であり、ドギムもまたサンの近くで働く宮女です。

その2人が親しく見えるだけで、サンの感情が乱れるところに、本人がまだ整理しきれていない恋心が表れています。

その後、ドギムは急きょ呼び出され、サンの沐浴の世話をすることになります。湯を足そうとしたドギムは浴槽に落ちてしまい、服を着替えなければならない状況になります。

宮廷という厳格な空間の中で、予定外の出来事によって2人の距離が近づく場面です。

BSテレ東とBSフジの公式あらすじでは、この出来事以降、サンはドギムが気になって勉強にも集中できなくなると紹介されています。世孫として常に冷静であることを求められるサンが、1人の宮女を意識しただけで平静を失う。

その落差が、第10話のロマンスを強く印象づけます。

さらにサンは、宮女たちのおしゃべりに耳を傾ける中で、ドギムが「世孫様を慕っている」という趣旨の告白をしているのを聞きます。ここで大切なのは、サンが正面から質問して答えを得たのではなく、偶然に本音を知る形になっていることです。

2人の関係をすぐに恋人同士へ進めず、期待と不安を同時に残す構成になっています。

サン・ドギム・ドンノの関係が見どころ

イ・サンを演じるのはジュノ(2PM)です。サンは英祖の孫であり、将来は王位を継ぐ立場にあります。

王になる人物としての自制と、ドギムに惹かれる若者としての感情が同居しているため、恋愛場面でも単純に気持ちを伝えれば済む人物ではありません。

ソン・ドギムを演じるのはイ・セヨンです。ドギムは宮女として王宮に仕えながらも、自分の考えを持ち、自分の人生を守ろうとする人物として描かれます。

サンへの好意があっても、それだけで自分の生き方を明け渡すわけではない点が、作品全体の緊張を支えています。

ホン・ドンノ役はカン・フンです。第10話では、ドンノとドギムの関係をサンが誤解すること自体が、物語を動かすきっかけになります。

ドンノが恋の当事者として何かをするというより、サンの嫉妬を表面化させる存在になるところがポイントです。

3人の場面を見るときは、誰が何を知っていて、誰が何を誤解しているのかを追うと分かりやすくなります。恋愛ドラマでは同じ出来事でも、登場人物ごとに受け取り方が違えば、それだけで次の行動が変わります。

第10話はその差がはっきり見える回です。

脚本・演出のスタッフ

脚本はチョン・ヘリさんです。BSフジ公式では代表作として「仮面の王 イ・ソン」が挙げられています。

「赤い袖先」では、王宮の権力争いと、サンとドギムの感情の動きを同じ物語の中で進めています。

演出はチョン・ジインさんとソン・ヨナさんです。BSフジ公式では、チョン・ジインさんの作品として「私の愛、あなたの秘密」「自己発光オフィス~拝啓 運命の女神さま!~」、ソン・ヨナさんの作品として「私がいちばん綺麗だった時」が紹介されています。

iMBCの公式関連記事でも、本作はチョン・ジイン、ソン・ヨナの演出、チョン・ヘリの脚本として案内されています。また、同名小説を原作に、人生を自分で選ぼうとする宮女と、愛より国を優先しなければならない王の宮廷ロマンスとして企画された作品です。

脚本づくりの視点|勘違いから本音へ進める構成

第10話の流れは、勘違い→接近→本音を偶然聞くという段階で感情を動かしていると考えられます。最初からサンとドギムが向き合って気持ちを確認するのではなく、サンの嫉妬を先に見せることで、本人が言葉にしない恋心を視聴者に伝えています。

特にドンノとドギムの仲を誤解する出来事は、サンの感情を外へ出すための仕掛けとして機能しています。嫉妬という反応を先に置けば、「サンはドギムをどれほど意識しているのか」を説明台詞に頼らず示せます。

脚本で恋心を描くとき、本人に「好きだ」と言わせる前に、別の人物への反応で気持ちを見せる方法として参考になります。

沐浴の場面は関係を一段進める出来事

沐浴の世話という状況は、宮女と世孫という身分関係の中では職務の一部です。しかしドギムが浴槽に落ちるという予想外の出来事が入り、仕事の場が急に個人的な緊張を帯びます。

日常の役割を崩す小さな事故によって、2人の距離を強制的に近づける構成だと考えられます。

ここで重要なのは、出来事の後にサンが勉強へ集中できなくなることです。場面そのものを一度きりの笑いや驚きで終わらせず、次の場面まで影響を残すことで、サンの感情が本当に動いたと伝わります。

出来事の結果を後続シーンへ持ち越す作りは、1話の中で感情の連続性を出すうえで有効です。

本音を「偶然聞く」ことで次の余白を残す

終盤では、サンが宮女たちの会話からドギムの気持ちを知ります。直接の告白ではないため、サンには期待が生まれても、ドギムとの関係が確定したわけではありません。

この半歩だけ進む終わり方によって、次の回へ感情の続きが残されていると考えられます。

脚本を書く側から見ると、恋愛関係を一気に成立させず、「相手も自分を意識しているかもしれない」という情報だけを片方に与えることで、次の行動を生みやすくなります。第10話は、大きな事件よりも人物の認識が変わること自体をドラマにしている回として注目できます。

前回第9話の振り返り|王妃がサンを救う

全27話版の第9話では、禁足を命じられたサンを助けるため、ドギムが王妃に力を貸してほしいと頼みます。王妃はその願いを受ける代わりに、自分を軽んじて権勢を振るう和緩翁主を懲らしめる方法を探すようドギムへ求めます。

その後、朝鮮で養蚕を奨励する親蚕礼の場が利用されます。王妃は清国製の華麗な衣装で現れた和緩翁主を叱責し、さらに英祖の前で、和緩翁主のしつけを怠った自分の過ちとして謝罪します。

そのうえでサンの禁足を解くよう願う流れです。

前回は、王宮の儀礼や立場を使って政治的に状況を動かす場面が中心でした。それに対して第10話では、サンの嫉妬や動揺が前面に出ます。

政治の緊張から恋愛の緊張へ重心が移るため、人物の別の顔が見えやすくなります。

赤い袖先はどんな作品?

BSフジ公式の作品紹介では、「赤い袖先」は没落した一族の娘ドギムと、英祖の孫である世孫サンを中心に描く歴史ロマンスです。幼い時代の縁を経て再び出会った2人が、王と宮女という身分の差を抱えながら関係を深めていきます。

本作の特徴は、サンがドギムを愛する物語であると同時に、ドギム自身がどう生きるかを選ぼうとする物語でもあることです。iMBC公式も、人生を自分で選ぼうとした宮女と、愛より国を優先した王の宮廷ロマンスとして紹介しています。

第10話の沐浴場面だけを見ると甘い恋愛回に見えますが、2人の立場は対等ではありません。その前提があるからこそ、ドギムの好意を知ったサンがどう受け止めるのか、ドギムが自分の気持ちと立場をどう両立させるのかが、この先の物語を支える問いになります。

参考にした情報

よくある質問

「赤い袖先」第10話はいつ放送されますか?

2026年10月28日(水)23時から24時まで、J:COM BSで放送されます。今回の放送は全27話版の第10話です。

第10話の主な見どころは何ですか?

ドンノとドギムの仲を誤解したサンの嫉妬、ドギムがサンの沐浴を世話する場面、そしてサンがドギムの本音を偶然耳にする流れが大きな見どころです。

「赤い袖先」の脚本と演出は誰ですか?

脚本はチョン・ヘリさん、演出はチョン・ジインさんとソン・ヨナさんです。BSフジ公式とiMBC公式関連記事で確認できます。

第9話では何が描かれましたか?

第9話では、ドギムが王妃にサンを助けてほしいと頼み、王妃が親蚕礼を利用して和緩翁主を戒め、英祖にサンの禁足解除を願う流れが描かれました。

まとめ

10月28日23時からJ:COM BSで放送される「赤い袖先」第10話は、サンとドギムの関係が政治的な主従関係だけでなく、恋愛感情の面でも大きく動く回です。サンの嫉妬、沐浴での思わぬ接近、そしてドギムの本音を耳にするまでが一本の感情線としてつながっています。

脚本づくりの視点では、気持ちを直接説明せず、誤解や行動、偶然聞いた会話を通して恋心を浮かび上がらせる構成が参考になります。第10話を見るときは、サンがドギムを見る目や、その出来事が次の場面でどう尾を引くかにも注目してみてください。

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