10月30日(金)23時からJCOM BSで、韓国ドラマ「赤い袖先」第12話(全27話版)が放送されます。主演は2PMのジュノさんとイ・セヨンさん。王世孫イ・サンと宮女ソン・ドギムの関係を軸に、宮廷の権力争いと一人の女性の生き方を描く歴史ロマンスです。
第12話で中心になるのは、ドギムにかけられた「盗み」の疑いです。宮廷では身分と証言の重みが大きく違うため、疑いをかけられた宮女のドギムにとって、英祖本人の記憶を取り戻せるかどうかが決定的な意味を持ちます。自分の無実を証明する決定的な物証を持たないドギムが、自分の記憶と言葉だけで英祖の記憶を呼び戻そうとするところが大きな見どころになります。
10月30日の放送日時と主なキャスト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月30日(金)23:00〜24:00 |
| 放送局 | JCOM BS |
| 話数 | 第12話(全27話) |
| イ・サン | ジュノ(2PM) |
| ソン・ドギム | イ・セヨン |
| ホン・ドンノ | カン・フン |
| 英祖 | イ・ドクファ |
JCOM BS公式番組表では、「愛された宮女、愛した王」という紹介とともに、第12話を全27話版として放送することが案内されています。第11話は10月29日23時、第12話は10月30日23時と連日同じ時間帯で放送される編成です。
第12話のあらすじ|ドギムに盗みの疑いがかかる
BSテレ東公式の全27話版第12話では、ドギムの部屋から亡くなった暎嬪の手による書が見つかり、ドギムが盗みを疑われます。その書は幼いころのドギムが英祖から賜ったものでしたが、それを客観的に示す証拠がありません。
ドギムは王妃の許しを得て英祖に会い、自分がその書を受け取った経緯を確かめてもらおうとします。ところが老いた英祖は、その出来事を覚えていません。
ここでドギムが頼るのが、幼いころに英祖と過ごした夜の記憶です。彼女はその夜の出来事を丁寧に語り直し、英祖の記憶を刺激します。公式あらすじでは、ドギムの語りに引き込まれた英祖が、やがてその夜のことを思い出す流れが示されています。
第12話の見どころは「言葉で証明する」ドギム
ドギムは宮女であり、王族や高官のような強い権力を持っていません。盗みを疑われた場面でも、自分の身分だけで周囲を黙らせることはできません。
それでも彼女には、過去を覚え、物語として語る力があります。第12話では、その能力が単なる特技ではなく、自分の命と名誉を守るための力として働きます。
この場面では、証拠がないから何もできない人物にするのではなく、「本人の言葉が相手の記憶に届く」という突破口が用意されています。ドギムがこれまで見せてきた聡明さや物語を語る力が、危機を切り抜ける行動へ結びついている点が印象的です。
英祖の記憶が物語を不安定にする
第12話では、英祖が過去の出来事を思い出せないことが、ドギムの運命を左右します。王の記憶が確かなら、ドギムが書を受け取った経緯はすぐに確認できます。しかし、その記憶が揺らいでいるため、真実を知っている人物がいても真実を証明できません。
この設定によって、宮廷内の権力は絶対的に見えながら、同時に非常に不安定なものとして描かれます。王の一言が人の運命を変える場所で、その王の記憶自体が揺らいでいるからです。
ドギムが英祖の記憶を呼び戻す展開は、単なる感動場面ではありません。誰が真実を語れるのか、何を証拠とするのかという宮廷劇の緊張を、人物の老いと記憶の問題に結びつけています。
サンはドギムをどう見ている?
イ・サンは王世孫として宮廷の政治と権力争いの中心にいます。一方のドギムは宮女として、王族とは異なる立場から宮廷を生きています。
第12話では、ドギムが自分自身の力で危機を乗り越えようとする姿が強く出ます。サンが彼女を守るだけの物語にせず、ドギム自身に問題解決の鍵を持たせているところが、この作品のロマンスを一方向の「救う・救われる」にしない理由の一つだと考えられます。
サンにとってドギムは、身分の低い宮女というだけではなく、危機の中でも自分の言葉で道を開く人物です。恋愛感情だけでなく、彼女の判断力や行動力への信頼が積み重なっていく過程として見ると、第12話の位置づけが分かりやすくなります。
前回・第11話から続く英祖の揺らぎ
TBSチャンネルの各話紹介では、第11話で宴会の席にケジャンと柿が出され、英祖が激怒する展開が紹介されています。サンは母を守ろうとし、英祖の感情と王室の過去が強く表に出る回です。
第12話では、その英祖の記憶の揺らぎがドギムの疑いを晴らせるかどうかに直結します。前回まで王室の過去として描かれていた問題が、今度はドギム個人の生死や立場にまで影響する形です。
第11話と第12話を続けて見ると、英祖の感情や記憶の変化が単発の出来事ではなく、サンとドギム双方に大きな影響を与える物語上の軸になっていることが見えてきます。
全27話版の第12話と全17話版の第12話は内容が違う
「赤い袖先」は放送媒体によって話数の区切り方が異なります。JCOM BSが放送するのは全27話版で、今回の第12話はドギムに盗みの疑いがかかり、英祖の記憶を呼び戻すエピソードです。
一方、韓国でのオリジナルに近い全17話版では、第12話が別の位置にあり、サンの即位に関わる内容として紹介されることがあります。そのため、インターネットで「赤い袖先 第12話」と調べると、違うあらすじが表示されることがあります。
10月30日23時のJCOM BSを見る場合は、BSテレ東などで放送された全27話編集版の第12話を基準にすると内容が一致します。話数だけでなく、全何話の版なのかを確認しておくと混乱しません。
脚本・演出のスタッフ
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| 脚本 | チョン・ヘリ |
| 演出 | チョン・ジイン、ソン・ヨナ |
| 主演 | ジュノ(2PM)、イ・セヨン |
テレビ東京・BSテレ東の公式キャスト・スタッフページでは、脚本をチョン・ヘリさん、演出をチョン・ジインさん、ソン・ヨナさんが担当していることが確認できます。
チョン・ヘリさんは「仮面の王 イ・ソン」の脚本家としても紹介されています。「赤い袖先」では、王と宮女の恋だけでなく、宮女が自分の人生をどう選ぶのかという視点が大きく置かれています。
脚本づくりの視点:人物の特技を危機突破に使う
第12話で注目したいのは、ドギムの「語る力」が物語上の装飾ではなく、危機を解決する手段になっていることです。これまで積み上げてきた人物設定が、重要な局面で機能しています。
脚本では、登場人物に特徴を与えるだけでは、その特徴が単なるプロフィールで終わることがあります。ところが第12話では、ドギムが物語を語ることに長けているという性質を、英祖の記憶を呼び戻す行動へつなげています。
物証がない場面で「記憶」をドラマにする
盗みの疑いを晴らすだけなら、第三者が証拠を持って現れる展開にもできます。しかし第12話では、英祖本人の記憶が戻るかどうかに焦点を置いています。
そのため、結末そのものよりも、ドギムが何をどう語り、英祖の表情や反応がどう変わるかが緊張を作ります。外から新しい証拠を持ち込むのではなく、すでに人物の中にある記憶を掘り起こすことで解決へ進む形です。
恋愛と自立を同時に描く
サンとドギムの関係は大きな見どころですが、ドギムが常にサンに救われる構造にすると、彼女自身の選択が弱くなってしまいます。第12話ではドギムが自ら英祖と向き合い、自分の言葉で無実を証明しようとします。
この配置によって、ロマンスを進めながらも、主人公の一人であるドギムの主体性を保つことができます。恋愛相手との関係を深める場面と、その人物自身の力を示す場面を重ねる作りとして参考になると考えられます。
「赤い袖先」という題名が示す距離
BSフジの公式紹介では、「赤い袖先」は宮廷に仕える宮女たちが着るチョゴリの袖先の色を指すと説明されています。題名そのものが、王と宮女の身分差を象徴しています。
第12話でも、ドギムはサンに近い存在でありながら、王族と同じ権力を持っているわけではありません。彼女が疑いを受けたとき、自分の立場の弱さがはっきり表れます。
だからこそ、自分の言葉と記憶で危機を越える展開が効いてきます。袖先が触れ合うほど近くても、身分の壁は消えない。その距離を保ったまま関係が深まることが、この作品の切なさにつながっています。
参考にした情報
よくある質問
「赤い袖先」第12話はいつ放送されますか?
JCOM BSでは2026年10月30日(金)23時から24時まで放送予定です。
第12話でドギムはなぜ疑われるのですか?
ドギムの部屋から亡くなった暎嬪の手による書が見つかり、盗んだのではないかと疑われるためです。ドギムは幼いころ英祖から賜ったものだと主張します。
「赤い袖先」の脚本は誰ですか?
脚本はチョン・ヘリさんです。演出はチョン・ジインさんとソン・ヨナさんが担当しています。
第12話のあらすじがサイトによって違うのはなぜですか?
「赤い袖先」には全27話の日本編集版と全17話版があり、話数の区切りが異なるためです。JCOM BSの10月30日放送は全27話版の第12話です。
まとめ
10月30日23時からJCOM BSで放送される「赤い袖先」第12話は、ドギムが盗みの疑いをかけられ、英祖の記憶を自分の語りで呼び戻そうとする回です。物証の代わりに人物の記憶と言葉を使って危機を動かすところが大きな見どころです。
脚本の視点では、ドギムの「語る力」という人物設定を危機突破に結びつけること、英祖の揺らぐ記憶をサスペンスに変えること、そしてサンとの恋愛を描きながらドギム自身の主体性を保つ構成に注目すると、第12話をさらに深く楽しめます。

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