如懿伝#79・#80あらすじと脚本の見どころ|11月2日放送

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2026年11月2日(月)12時から、WOWOWプラスで「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」第79話・第80話が放送されます。全87話の終盤にあたり、如懿と乾隆帝の関係が決定的に壊れていく直前の重要な2話です。

第79話「残された指輪」では凌雲徹の運命が大きく動き、第80話「舟上の誘惑」では舞台が再び南巡へ移ります。個人への疑念が悲劇を生み、その悲劇を抱えたまま夫婦が旅へ出るため、二話を続けて見ると「誤解が解けないまま次の局面へ進む」苦しさが際立ちます。

如懿伝#79・#80の放送情報

項目内容
放送日時2026年11月2日(月)12:00〜
放送局WOWOWプラス
放送話第79話「残された指輪」・第80話「舟上の誘惑」
全話数全87話
主演ジョウ・シュン、ウォレス・フォ
原作・脚本リュウ・リエンズー(流瀲紫)
監督ワン・ジュン(汪俊)

WOWOWプラス公式では、平日12時から2話ずつ放送する編成が案内され、11月2日は第79話と第80話です。物語は残り8話となり、長く積み重ねてきた如懿と乾隆帝の愛情、信頼、疑念が終幕へ向けて一気に収束していく段階に入ります。

「如懿伝」は、乾隆帝と幼い頃から心を通わせてきた如懿が後宮の権力争いに巻き込まれながら、皇后の地位まで上り詰め、その後に夫との関係を失っていく物語です。後宮の争いだけでなく、一人の女性が愛と尊厳のどちらを守るのかが作品全体を貫く軸になっています。

第79話「残された指輪」のあらすじ

第79話では、乾隆帝と如懿の間に長く影を落としてきた凌雲徹をめぐる疑念が、取り返しのつかない局面へ進みます。永璂は、如懿と凌雲徹が抱き合っている幻覚を見たと乾隆帝へ訴え、凌雲徹はすぐに投獄されます。

如懿は凌雲徹の潔白を証明するために真相を突き止めようとします。しかし愉妃は、乾隆帝の疑いを解くには凌雲徹を生かしておけないと考えます。誰かの潔白を示すために、その本人を消さなければならないという矛盾が、この回の痛ましさです。

獄中の凌雲徹は、面会に来た炩妃に、かつて贈った指輪を返すよう求めます。この指輪は二人の過去を示す小道具であり、タイトルの「残された指輪」にもつながります。人と人の関係が崩れたあとにも、物だけが残ることで、過去の感情がかえって強く浮かび上がります。

その直後、愉妃が凌雲徹を訪ね、皇后の名の下に処刑すると伝えます。如懿を守るための判断が、如懿の大切な人を奪う形になるため、「守る」と「傷つける」が同じ行動の中に存在する回です。

第80話「舟上の誘惑」のあらすじ

第80話では、乾隆帝一行が再び南巡へ向かいます。如懿は、息子の永璂から「両親に仲良くしてほしい」と願われ、気の進まないまま同行します。ここで南巡は単なる旅ではなく、冷え切った夫婦を同じ場所へ置くための舞台になります。

しかし、如懿と乾隆帝の溝は簡単には埋まりません。進忠と炩貴妃は、行宮で気分が晴れない乾隆帝を楽しませるために芸妓を呼びます。乾隆帝は次第に享楽へ傾き、毎晩のように芸妓と過ごすようになり、睡眠不足から体調まで崩していきます。

如懿はお忍びで街へ出た際、乾隆帝を冷やかす講談師の話を耳にします。皇帝の私的なふるまいが宮廷の内側にとどまらず、外の人々の口にまで上っていることを知る場面です。

第79話では「疑い」が一人の命を奪う方向へ進み、第80話では「享楽」が皇帝としての威信を傷つける方向へ進みます。乾隆帝の内面の乱れが、身近な人物への仕打ちと、公的な評判の両方に表れる流れになっています。

如懿と乾隆帝の関係はなぜここまで崩れたのか

物語の序盤では、如懿と乾隆帝は後宮の陰謀の中でも互いを信頼し、支え合う関係として描かれていました。ところが皇位と皇后という立場が重くなるにつれ、乾隆帝は体面や権力を優先し、如懿が求める「真実の愛」との距離が広がっていきます。

第77話では、乾隆帝が宦官となった凌雲徹を如懿へ「贈り物」のように届け、さらに如懿が苦手な料理をあえて食べさせる場面が描かれます。第78話では、如懿と凌雲徹の噂が永璂にまで影響し、炩妃と進忠がその疑念をさらに利用しようとします。

その流れを受けた第79話では、乾隆帝は真相を確かめるより疑いを優先します。如懿にとっては、自分の言葉よりも噂や幻覚が信じられたこと自体が大きな断絶です。

第80話で南巡に同行しても、夫婦の間に積もったものは旅だけでは消えません。永璂の願いが二人を同じ場所へ連れて行く一方で、乾隆帝は芸妓との享楽へ逃げていきます。物理的には近くにいても、心の距離はむしろ遠ざかる構図です。

第79話の「指輪」が持つ意味

第79話の題名にある「指輪」は、凌雲徹と炩妃の過去を象徴するものです。凌雲徹が獄中で返却を求めることで、かつての関係を清算しようとする意志が示されます。

物語で小道具を使う利点は、長い説明をせずに過去を呼び戻せることです。指輪を見ただけで、その人物たちの以前の関係や、現在との落差を感じられるからです。

この回では、凌雲徹の生死という大きな出来事のそばに、小さな指輪を置いています。大きな悲劇の中に個人的な記憶を残すことで、凌雲徹を単なる犠牲者ではなく、過去に愛し、選び、後悔してきた一人の人物として見せる効果があると考えられます。

脚本・演出・原作のスタッフ

日本向け作品公式サイトでは、原作・脚本をリュウ・リエンズー(流瀲紫)さん、監督をワン・ジュン(汪俊)さんと紹介しています。流瀲紫さんは「宮廷の諍い女」の原作者でもあり、後宮という閉ざされた空間で権力と感情が絡み合う長編物語を描いています。

ワン・ジュン監督は、人物同士の会話だけでなく、宮殿や衣装、距離感を使って関係の変化を見せる作品づくりに関わっています。第79話の牢獄、第80話の南巡という大きく異なる場所が続くことで、閉塞感と開放的な景色の対比も生まれます。

なお、日本向け公式ページでは第79話・第80話ごとの脚本分担までは示されていません。そのため、ここでは作品公式が示す「原作・脚本」と「監督」の情報に限定しています。

脚本づくりの視点|誤解を解かずに次の場面へ進める強さ

第79話と第80話から学べるのは、誤解をその場で解決せず、次の出来事へ持ち越す構成です。乾隆帝が凌雲徹への疑念を抱いたまま悲劇が進み、その傷が癒えないまま南巡へ移ります。

通常、事件が起これば真相究明が物語の一区切りになります。しかし「如懿伝」では、真相が明らかになることよりも、誤解によって壊れた関係が元に戻らないことを重く描いています。そのため視聴者は「本当はどうだったか」だけでなく、「もう信じてもらえない」という如懿の孤独を見ることになります。

第79話で凌雲徹の運命を大きく動かしたあと、第80話ではいったん舞台を南巡へ移します。場所を変えると物語の空気も変わりますが、人物の感情は持ち越されます。背景が変わっても傷が消えないため、むしろ夫婦の距離が際立つと考えられます。

また、第79話の指輪、第80話の舟や街の講談というように、抽象的な感情を具体的な物や場所に置き換えています。「疑念」「失望」「体面の崩壊」といった説明しにくい感情を、小道具や空間を通じて見せる作りは、長編ドラマの終盤を引き締める方法として参考になります。

第80話の終わりで如懿が乾隆帝への不信をさらに深めると、第81話「決別」へ自然につながります。次回の大きな衝突を突然起こすのではなく、第79話の悲劇、第80話の失望と段階を踏んで感情を積み上げている点も重要です。

前回の第77話・第78話から続く流れ

第77話「沈黙の夕餉」では、乾隆帝の命によって凌雲徹が宦官となり、如懿のもとへ送られます。如懿はその非道な扱いに深く傷つきますが、凌雲徹は自分のために悲しまないでほしいと伝えます。

その後、乾隆帝は如懿との晩餐で、彼女が苦手な料理をわざと用意して食べるよう強います。食卓という本来は親しい時間を過ごす場所が、支配や試し合いの場へ変わっていることが分かります。

第78話「御花園の幻」では、如懿と凌雲徹の噂が永璂にも暗い影を落とします。炩妃と進忠は乾隆帝と如懿を完全に引き離すため、再び凌雲徹を利用しようとします。この仕掛けが第79話の投獄へ直接つながるため、前2話を知っていると第79話の悲劇が偶然ではなく、積み重ねの結果だと分かります。

配信・視聴方法

BS11+では「如懿伝」の各話配信ページが用意され、第79話「残された指輪」も個別ページで案内されています。放送後に第79話を振り返りたい場合や、前後の話を確認したい場合は、配信状況を確認して利用できます。

また、作品公式サイトでは第1話から最終話までの各話ストーリーが公開されています。人物関係が複雑な終盤では、前話までの出来事を確認してから視聴すると、如懿、乾隆帝、凌雲徹、愉妃、炩貴妃それぞれの選択がつながって見えます。

参考にした情報

よくある質問

如懿伝#79・#80はいつ放送されますか?

2026年11月2日(月)12時から、WOWOWプラスで第79話「残された指輪」と第80話「舟上の誘惑」が続けて放送されます。

第79話「残された指輪」で何が起きますか?

永璂の訴えをきっかけに凌雲徹が投獄され、如懿は潔白を証明しようとします。一方、愉妃は乾隆帝の疑いを解くために凌雲徹を亡き者にするしかないと考えます。

第80話「舟上の誘惑」の舞台はどこですか?

乾隆帝一行が向かう南巡が主な舞台です。如懿も永璂の願いを受けて同行しますが、乾隆帝との溝は埋まらず、乾隆帝は芸妓との享楽へ傾いていきます。

如懿伝の原作・脚本と監督は誰ですか?

日本向け作品公式サイトでは、原作・脚本はリュウ・リエンズー(流瀲紫)さん、監督はワン・ジュン(汪俊)さんと紹介されています。

まとめ

11月2日放送の「如懿伝」第79話・第80話は、凌雲徹をめぐる悲劇と、その傷を抱えたまま始まる南巡を描く終盤の重要な2話です。第79話の「残された指輪」は過去の関係を小道具に凝縮し、第80話の「舟上の誘惑」は夫婦の溝を広い旅の舞台でより鮮明に見せます。

脚本の視点では、誤解を解決せず次の局面へ持ち越し、人物の感情を積み上げて第81話「決別」へつなげる構成が見どころです。如懿が何を失っても守ろうとしているものと、乾隆帝が何を優先するようになったのかを比べながら見ると、二人の関係がなぜ終幕へ向かうのかがより深く伝わります。

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