2026年11月3日(火)17時59分からBS11で、「ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班 シーズン2」第4話が放送されます。警察内部の腐敗を追うAC-12が、証人護送車襲撃事件でただ一人生き残ったリンジー・デントン警部補を疑うシーズンの中盤です。
第4話では、捜査がデントン一人への疑いから広がり始めます。AC-9との合同調査、死亡したエーカーズ巡査部長の銀行口座、デントンの収監、フレミングによる追加尋問が並行し、事件の背後に別の力があることが見え始めます。
この回の面白さは、誰か一人を「犯人候補」として追い詰めるだけでは終わらず、捜査する側にも疑問を向け直す構成にあります。人物の発言だけでなく、誰がどの情報を持ち、誰が誰を調べているかを追うと、複雑な展開が整理しやすくなります。
第4話の放送日時と作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月3日(火)17:59〜18:54 |
| 放送局 | BS11 |
| 放送形態 | 日本語字幕 |
| 放送版 | 全8話 |
| 原題 | Line of Duty |
| 製作年 | 2014年 |
| 主な出演 | キーリー・ホーズ、マーティン・コムストン、ヴィッキー・マクルア、エイドリアン・ダンバー |
BS11公式は、シーズン2を「警察官を含む複数の死者が出た襲撃事件で唯一生き残った女性警部補」を調査対象とする物語として紹介しています。証人護送中の警察車両が襲撃され、警官が死亡し、別車両にいたデントンだけが無事だったことから、AC-12は情報漏えいと彼女の関与を疑います。
BS11の放送版は全8話ですが、BS11+の配信版は全6話で、公式にも「放送話数とは異なる」と明記されています。したがって、11月3日の第4話を見る際は、放送版の話数表示を基準にするのが大切です。
第4話のあらすじ:デントンへの疑いが組織全体へ広がる
BS11公式の第4話紹介では、警察高官ドライデンがAC-9と協力して調査を進めるよう指示します。AC-9のドット警部補は、襲撃事件の発端となった緊急応援を要請したエーカーズ巡査部長にも目を向けます。
エーカーズが証人保護に関する情報を売った可能性があるとして、銀行口座の調査が進められます。ここで重要なのは、疑惑の中心がデントンだけではなくなることです。証人護送の情報が外へ漏れたのなら、「誰が知っていたか」「誰に利益があったか」という方向へ捜査が広がります。
一方のデントンは保釈を求めますが認められず、刑務所へ収監されます。公式あらすじでは、そこで刑務官や他の囚人から激しい暴行を受けることが明かされています。
この展開によって、デントンは単なる被疑者ではなく、外部から圧力を受ける立場としても描かれます。視聴者にとっては、「彼女は事件に関わっているのか」という疑問と同時に、「なぜここまで狙われるのか」という別の疑問が生まれます。
フレミングは刑務所でデントンに追加の尋問を行います。BS11公式は、捜査が進展するにつれて「真の黒幕の存在が徐々に明らかになっていく」と紹介しています。
ここで第4話は、個人の容疑を追う話から、背後の構造を探る話へと重心を移していきます。誰かの証言を信じるかどうかだけではなく、複数の部署、警察高官、死亡した警察官、証人保護の情報管理が一本の線でつながるかどうかが焦点になります。
デントンはなぜ物語の中心に置かれているのか
リンジー・デントン警部補を演じるのはキーリー・ホーズです。デントンは、襲撃事件の現場から生還したという事実だけで疑われるのではなく、当日の判断や証言の細部まで検証されてきました。
しかしシーズン2の面白いところは、デントンを一方向から説明しない点です。AC-12から見れば重要な容疑者ですが、デントン自身は捜査側の矛盾や弱点を指摘し、簡単には追い込まれません。
第4話で刑務所に入ることで、彼女の立場はさらに複雑になります。警察官だった人物が被疑者として拘束され、刑務所内でも暴力にさらされるため、職業上の権限や立場を失った状態で何を語るかが重要になります。
また、デントンに対する暴力は、彼女が「誰かにとって不都合な存在」である可能性も視聴者に意識させます。ただし、暴力を受けたことと事件への関与の有無は別問題です。この二つを混同しないように描くことで、視聴者の判断を揺らす構成になっていると考えられます。
AC-12とAC-9の合同調査が作る緊張
第4話ではAC-12だけでなくAC-9が調査に加わります。別部署が同じ事件を扱うことで、単純に人数が増えるだけではなく、「誰の方針で調べるのか」「どの情報を優先するのか」という組織上の緊張が生まれます。
AC-9のドット警部補がエーカーズの銀行口座に注目することで、捜査の焦点は金銭の流れへ移ります。人物の供述だけではなく、口座という記録を調べるため、物語には新しい証拠の軸が加わります。
警察内部を調べる作品では、捜査官もまた警察組織の一員です。そのため、上司の命令に従うことと、不正の可能性を疑うことが衝突します。ドライデンのような高官が捜査の方向に関わるだけで、視聴者は「この指示は純粋に捜査のためなのか」と考える余地を持つことになります。
この構造が「ライン・オブ・デューティ」の特徴です。犯人を追う刑事ドラマでありながら、捜査する制度そのものが安全な場所ではありません。第4話は、その不安定さが一段強くなる回です。
出演者とスタッフ
BS11公式で主要キャストとして案内されているのは、キーリー・ホーズ、マーティン・コムストン、ヴィッキー・マクルア、エイドリアン・ダンバーです。シリーズを通して、AC-12側のスティーブ・アーノット、ケイト・フレミング、テッド・ヘイスティングスと、調査対象のデントンが物語を動かします。
BS11公式のシーズン2ページでは、監督としてダグラス・マッキノンとダニエル・ネットハイムの名前が掲載されています。Gガイドの放送情報では、企画・脚本をジェド・マーキュリオと案内しています。
今回のBS11放送版は全8話に再構成されているため、海外でのオリジナル話数と日本の放送話数を単純に一致させないほうが安全です。この記事ではBS11が示す「第4話」の内容だけを基準にしています。
脚本づくりの視点:容疑者を一人に固定しない
第4話の構成で特に参考になるのは、物語の中心人物をデントンに置きながら、疑いの範囲を別の人物へ広げる方法です。前半で強く疑われた人物だけを追い続けると、視聴者は「有罪か無罪か」という二択に慣れてしまいます。
そこで第4話では、エーカーズの銀行口座、AC-9の介入、ドライデンの指示、刑務所での暴力といった別の要素を並べます。これによって、「デントンが関わっているか」という問いは残しながら、「事件はデントン一人で説明できるのか」という新しい問いが生まれます。
新しい証拠は人物関係も動かす
銀行口座の調査は、単に証拠を一つ増やす役割だけではありません。エーカーズに疑いが向けば、これまでデントンを中心に組み立てていた捜査の前提そのものが揺れます。
良い捜査ドラマでは、新しい証拠が「答え」を出すだけでなく、それまでの人物関係を変えます。誰を信用するか、誰を疑うか、誰の判断が正しかったかが変わるからです。第4話は、証拠の追加を人間関係の変化につなげていると考えられます。
容疑者を弱い立場に置いて見え方を変える
デントンが刑務所へ収監される展開も重要です。AC-12の取調室では、彼女は鋭く反論できる人物でした。ところが刑務所では、制度の中で自由を失い、暴力にさらされます。
同じ人物でも置かれる場所を変えると、視聴者が受ける印象は変わります。「疑わしい人物」だけでなく「追い詰められている人物」という面が見えるためです。この視点の切り替えによって、脚本はデントンを単純な悪役にも単純な被害者にも固定しません。
複数の捜査線を一つの問いへ集める
第4話には、AC-9の調査、デントンの収監、フレミングの尋問、黒幕の気配という複数の流れがあります。それぞれ別々に見えても、「証人護送の情報は誰から漏れたのか」という中心の問いに戻ってきます。
群像的な捜査ドラマを書くときは、場面数を増やすだけでは散漫になります。複数の人物が別の場所で動いても、同じ中心問題の別側面を調べている状態にすると、物語が一本につながります。第4話はその組み立てが分かりやすい回だと考えられます。
前回・第3話までに押さえておきたいこと
BS11公式の第3話紹介では、AC-12がデントンを逮捕しようとする一方、デントンが面談の場でヘイスティングスの資産記録やアーノットの証人との関係を持ち出し、捜査側の弱点を突く展開が描かれていました。
デントンは「動機がない」と主張し、自分を追う側の問題点を指摘します。この流れを受けて第4話を見ると、AC-12が一枚岩ではなく、捜査官一人ひとりも弱みを抱えていることが分かります。
前回までの「デントンを追う」という流れに、第4話では「エーカーズも調べる」「組織の上層も疑う」という方向が加わります。ここがシーズン中盤の大きな変化です。
見逃し配信と話数の注意点
BS11公式では「TVer」「BS11+」で配信中と案内しています。また、BS11+ではシーズン1から5まで配信中とされています。
ただし、放送版は全8話、BS11+配信版は全6話で、話数の区切りが異なります。放送後に配信で続きを見る場合は、「第4話」という番号だけで照合せず、あらすじや対応表を確認するほうが間違いありません。
参考にした情報
- BS11「ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班 シーズン2」公式
- BS11「第4話」公式ラインアップ
- BS11+「ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班 2」公式配信ページ
- Gガイド「ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班 シーズン2 第4話」
よくある質問
シーズン2第4話はいつ放送されますか?
2026年11月3日(火)17時59分から18時54分まで、BS11で日本語字幕版が放送予定です。
第4話でデントンはどうなりますか?
保釈を求めますが認められず刑務所へ収監され、刑務官や他の囚人から激しい暴行を受けます。フレミングは刑務所で追加の尋問を行います。
シーズン2は全何話ですか?
BS11の放送版は全8話です。BS11+の配信版は全6話で、放送版とは話数の区切りが異なります。
シーズン2の主要キャストは誰ですか?
キーリー・ホーズ、マーティン・コムストン、ヴィッキー・マクルア、エイドリアン・ダンバーがBS11公式で主要キャストとして掲載されています。
まとめ
「ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班 シーズン2」第4話は、デントンへの疑いを保ちながら、エーカーズの銀行口座やAC-9の調査を通して、事件の背後へ視野を広げる回です。
脚本の視点では、容疑者を一人に固定せず、新しい証拠が出るたびに人物同士の力関係を変える構成が大きな見どころです。デントンを刑務所という弱い立場に移すことで、同じ人物の見え方まで変えています。
11月3日の放送では、「誰が怪しいか」だけでなく、「新しい情報が出たとき、捜査する側の前提がどう崩れるか」に注目すると、複雑な汚職捜査ドラマの設計がより分かりやすくなります。

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