2026年11月3日(火)19時から、BS10プレミアムで「あぶない刑事」第18話「興奮」が放送されます。今回の相手は、鷹山敏樹にプライドを傷つけられたことをきっかけに復讐へ走る野沢です。
第18話は、タカとユージが事件を追うだけの回ではありません。犯人が鷹山個人を標的にし、誘拐した由美を使ってタカを自分のゲームへ引きずり込むため、いつもの捜査劇が「刑事対犯人」から「鷹山対野沢」という個人的な対決へ変わっていくのが大きな見どころです。
あぶない刑事第18話「興奮」の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月3日(火)19:00〜20:00 |
| 放送局 | BS10プレミアム |
| 話数 | 第18話「興奮」 |
| 再放送 | 2026年11月7日(土)8:50〜 |
| 主演 | 舘ひろし、柴田恭兵 |
| 主な出演 | 浅野温子、中条静夫、木の実ナナ、仲村トオルほか |
| 脚本 | 岡芳郎 |
| 監督 | 村川透 |
| 制作 | 1987年・日本 |
BS10プレミアムでは、5か月連続の「あぶない刑事」40周年スペシャルとしてテレビシリーズと映画を一挙放送しています。第17話が11月2日、第18話が11月3日、第19話が11月4日と続く編成で、初期テレビシリーズを順番に追える形です。
第18話「興奮」は初回放送が1987年2月1日。現在の公式配信ページでもエピソード18として確認でき、1980年代の横浜を舞台にした本作らしいスピード感と、タカとユージの軽妙なやり取りが事件の緊張感と並行して描かれます。
第18話「興奮」のあらすじ
BS10プレミアム公式によると、サバイバルゲームをしていた野沢は、職務質問を受けた際に鷹山からプライドを傷つけられたと感じ、復讐を考えるようになります。野沢にとって鷹山は、自分を軽く扱った許せない相手になってしまいます。
その怒りは身近な相手にも向かいます。恋人の裕子が鷹山と同じようなことを口にしたことで野沢は逆上し、裕子を殺害。さらに不良少女の由美を誘拐し、鷹山に身代金を要求します。
ここから野沢は、単に金を求める誘拐犯ではなく、鷹山を苦しめること自体を目的に動きます。指定した場所まで鷹山を走らせるなど、自分がルールを決め、そのルールにタカを従わせようとします。
Apple TVの第18話紹介では、野沢が鷹山に挑戦状を突きつける一方、薫が別件の偽装誘拐に関わる由美の保護に失敗し、その由美が野沢に連れ去られる流れが紹介されています。複数の出来事が合流し、タカ個人への復讐事件へ変わっていくのが第18話の組み立てです。
犯人・野沢はなぜ鷹山を狙うのか
第18話の事件を理解するうえで重要なのは、野沢の目的が金銭ではなく「傷つけられた自尊心を取り戻すこと」にある点です。職務質問で鷹山に軽く扱われたと感じた野沢は、その出来事を自分への侮辱として受け止め、復讐へと感情を膨らませます。
そのため、野沢が選ぶ行動は合理的な犯罪計画とは少し違います。鷹山に直接苦痛を与えること、自分の指示に従わせること、相手を疲れさせることが優先されます。由美の誘拐や身代金要求も、鷹山を支配するための道具として使われます。
この「犯人の目的が事件の形を決める」構図が、第18話を通常の誘拐事件とは違うものにしています。タカがどこへ走らされ、どんな指示を受けるかを見ると、野沢の行動がすべて鷹山個人を意識して組み立てられていることが分かります。
タカとユージのバディがどう機能するか
「あぶない刑事」の魅力は、舘ひろし演じる鷹山敏樹と柴田恭兵演じる大下勇次のバディ感です。BS10プレミアム公式も、二人の唯一無二のバディ感と、横浜を舞台にしたスタイリッシュなアクション、軽快なジョークを作品の見どころとして挙げています。
第18話では、そのバディの関係がいつも以上に大切になります。犯人が鷹山個人を狙っているため、タカ自身は事件の中心に引きずり込まれ、冷静に全体を見る余裕を奪われやすくなります。そこにユージや港署の仲間がいることで、物語は「一人で復讐に向き合う刑事」ではなく、チームで犯人を追い詰める刑事ドラマとして保たれます。
タカが感情的な当事者になり、ユージが相棒として支える。この役割の差があるからこそ、二人を同じ性格のヒーローとして描かず、それぞれの持ち味を出せます。バディものの脚本では、二人を常に同じ場所で同じ行動にさせるより、片方が危機の中心、もう片方が状況を支える役に回ることで関係性を見せやすくなります。
脚本・監督から見る第18話「興奮」
第18話の脚本は岡芳郎、監督は村川透です。BS10プレミアム公式の個別ページでは監督が村川透と案内され、デアゴスティーニの「あぶない刑事 DVDコレクション」公式エピソード一覧では第18話「興奮」の脚本が岡芳郎、監督が村川透と確認できます。
村川透監督は第17話「不信」に続いて第18話も担当しています。連続する回を同じ監督が担当するため、タカとユージの見せ方やアクション、横浜の街の使い方を続けて比較しやすいところも今回の再放送の面白さです。
第18話は、サバイバルゲームという犯人の趣味を事件の導入に置き、その「ゲーム感覚」を鷹山への復讐へ拡大する構成です。犯人の性格を説明するだけでなく、犯人の趣味そのものが事件の進め方を決めるため、設定とストーリーがつながっています。
脚本づくりの視点:犯人のルールで主人公を追い込む
第18話から脚本づくりのヒントを拾うなら、まず「犯人に独自のルールを持たせる」点が参考になります。野沢は鷹山をただ襲うのではなく、誘拐した由美を人質にし、鷹山へ指示を出し、指定場所まで走らせます。
主人公が自由に捜査できる状態ではなく、犯人が決めた条件に従わざるを得ない状態を作ると、場面ごとに明確な課題が生まれます。視聴者も「次の指示は何か」「タカは間に合うのか」と追いやすくなり、追跡劇にリズムが生まれます。
もうひとつ大切なのは、犯人の動機とルールを一致させることです。野沢の目的は金を得ることよりも鷹山を屈服させることなので、要求も鷹山を疲れさせ、追い詰め、支配を実感できる形になります。この一致があるため、犯人の行動が単なる思いつきに見えにくくなります。
バディものとしては、主人公の一人を犯人のルールで拘束し、もう一人に別の動きをさせる構成も有効です。タカを追い込むほどユージの役割が際立ち、二人の関係を台詞で説明しなくても「相棒だからこそ支える」という構図を見せられます。
横浜のロケーションが緊張感を作る
「あぶない刑事」は横浜という街そのものが作品の大きな魅力です。横浜赤レンガ倉庫の公式ロケ地紹介では、第18話「興奮」で、タカがサバイバルゲーム好きの男の復讐ゲームに巻き込まれる場面に当時の赤レンガ倉庫周辺が登場したと紹介されています。
現在の赤レンガ倉庫は観光地として整備されていますが、1987年当時は港湾施設らしい無骨な景観が強く残っていました。公式紹介でも、その空気感が作品のハードボイルドな雰囲気を引き立てたと説明されています。
第18話を見るときは事件の展開だけでなく、背景に映る倉庫、港、道路の広さにも注目すると、野沢がタカを走らせる追跡劇に「逃げ場の少ない広い空間」という視覚的な圧迫感が加わっていることが分かります。ロケ地を単なる背景ではなく、人物を動かす舞台として使う発想も脚本・演出を考えるうえで参考になります。
前回・第17話「不信」から続けて見るポイント
第17話から第18話は村川透監督が連続して担当しています。ただし物語上は、第18話だけでも事件の発端と犯人の目的が理解できる独立した一話です。
前回から続けて見る場合は、タカとユージの距離感、港署の仲間たちとのテンポ、アクション場面の見せ方を比べると楽しみやすくなります。事件そのものが連続していなくても、同じシリーズの中で人物の関係がすでに出来上がっているため、説明を省いてすぐ事件へ入れるのが長期シリーズの強みです。
第18話ではその積み重ねを利用し、犯人がタカを狙った瞬間に「ユージはどう動くか」を細かく説明しなくても視聴者が期待できます。シリーズ物の脚本では、過去回で築いた関係を次の話の緊張感へ使う考え方がよく分かります。
再放送と視聴方法
BS10プレミアム公式では、第18話「興奮」を2026年11月3日(火)19時から放送し、11月7日(土)8時50分からも再放送すると案内しています。11月3日の放送を見逃した場合でも、同じ週に再放送の機会があります。
また、第18話はApple TVなどで作品ページが確認できます。配信の購入・視聴条件はサービスや時期によって変わるため、利用前に各サービスの最新表示を確認してください。
参考にした情報
- BS10プレミアム「あぶない刑事 第18話」公式
- BS10プレミアム「5ヵ月連続『あぶない刑事』40周年スペシャル」
- デアゴスティーニ「隔週刊 あぶない刑事 DVDコレクション」公式
- 横浜赤レンガ倉庫「撮影ロケ地 あぶない刑事」
- Apple TV「あぶない刑事 第18話 興奮」
よくある質問
あぶない刑事第18話「興奮」はどんな話ですか?
鷹山にプライドを傷つけられたと感じた野沢が復讐を計画し、由美を誘拐して鷹山を自分のゲームへ引きずり込む話です。タカ個人が標的になるため、いつもの捜査とは違う緊張感があります。
第18話「興奮」の脚本と監督は誰ですか?
脚本は岡芳郎、監督は村川透です。監督はBS10プレミアム公式、脚本と監督の組み合わせはデアゴスティーニ公式のエピソード一覧で確認できます。
第18話は再放送されますか?
BS10プレミアム公式では、2026年11月7日(土)8時50分から再放送が予定されています。
第18話のロケ地で確認できる場所はありますか?
横浜赤レンガ倉庫の公式ロケ地紹介では、第18話「興奮」に当時の赤レンガ倉庫周辺が登場したと紹介されています。現在の景観と当時の映像を比べるのも楽しみ方のひとつです。
まとめ
「あぶない刑事」第18話「興奮」は、野沢が鷹山への個人的な復讐を始め、由美を人質にしてタカを自分のルールで追い込んでいく回です。犯人の目的が「金」ではなく「鷹山を屈服させること」だからこそ、事件の進め方にも野沢の性格が表れます。
脚本づくりの視点では、犯人独自のルールで主人公の自由を奪うこと、主人公の一人を危機の中心に置いて相棒の役割を際立たせること、ロケーションを追跡劇の緊張感に利用することが見どころです。タカとユージのバディ関係と、村川透監督が見せる横浜の空気を意識すると、第18話をより立体的に楽しめます。

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