2026年11月6日(金)午前6時15分からWOWOWプラスで、「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」第1話〜第3話が一挙放送されます。全6話の前半をまとめて見られる編成です。
「殺人分析班」シリーズ第3弾となる本作では、遺体の首に青い花が活けられる猟奇殺人事件が発生します。捜査が進むほど被害者と容疑者の位置づけが揺らぎ、主人公・如月塔子には相棒・鷹野秀昭の異動という個人的な変化も迫ります。
WOWOWプラスとWOWOWの公式情報をもとに、第1〜3話の流れ、キャストとスタッフ、脚本・演出から見た前半3話の仕掛けをまとめます。
11月6日の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月6日(金)6:15〜9:00 |
| 放送局 | WOWOWプラス |
| 放送範囲 | 第1話〜第3話 |
| 全話数 | 全6話 |
| 主演 | 木村文乃 |
| 原作 | 麻見和史「蝶の力学 警視庁殺人分析班」 |
| 脚本 | 穴吹一朗 |
| 監督 | 内片輝 |
| 音楽 | 諸橋邦行 |
WOWOWプラス公式では、11月6日の午前6時15分から第1〜3話、同日午前9時から第4〜6話を続けて放送する予定です。前半と後半に分けながら、1日で全6話を通して見られる編成になっています。
作品は2019年制作の「連続ドラマW」で、2015年の「石の繭 殺人分析班」、2016年の「水晶の鼓動 殺人分析班」に続くシリーズ第3弾です。WOWOW公式は、本作をシリーズ史上でも難解な事件に挑むクライムサスペンスとして紹介しています。
「蝶の力学 殺人分析班」はどんな作品?
主人公は、警視庁捜査一課十一係の刑事・如月塔子です。木村文乃さんが演じ、青木崇高さん演じる先輩刑事・鷹野秀昭とともに、猟奇的な連続殺人事件を追います。
WOWOW公式の作品紹介では、遺体の首に青い花が活けられる事件が本作の中心に置かれています。単に被害者が増えていくのではなく、花の本数や犯人を名乗る「クラスター16」から届く情報が、捜査側の推理と次の行動を左右します。
もう一つの軸が、鷹野の公安部への異動です。第1話の時点で異動まで数日と迫っており、塔子は大きな事件に向き合いながら、最も信頼する相棒を失うかもしれない状況にも直面します。
事件の謎と人間関係の変化が同時に進むため、「誰が犯人か」だけではなく、「塔子が鷹野から何を受け取り、どう自立していくのか」も前半3話の重要な見どころになります。
第1話のあらすじと見どころ
WOWOWプラス公式によると、第1話では鷹野の公安部への異動が数日後に迫るなか、資産家・天野の自宅で猟奇殺人事件が発生します。遺体の首は切り裂かれ、そこには青い花が活けられていました。
さらに、天野の妻・真弓が行方不明になります。そして「クラスター16」と名乗る犯人から新聞社に、真弓の居場所を示唆するメールが届きます。
第1話は、事件の異様さを象徴する「青い花」、行方不明者、犯人からのメッセージという三つの要素を一気に提示する導入です。一方で、塔子と鷹野の関係にも期限が設定されているため、視聴者には「事件を解く時間」と「二人で捜査できる時間」の両方が限られている感覚が生まれます。
刑事ドラマの第1話として見ると、事件のルールを見せるだけでなく、主人公側にも時間制限を置くことで、物語の速度を上げていると考えられます。
第2話のあらすじと見どころ
第2話では、誘拐されていた真弓が遺体で見つかり、殺人分析班は大きな衝撃を受けます。塔子はその一方で、鷹野が自分に何かを隠しているのではないかと感じ始めます。
WOWOWオンデマンド公式では、塔子と鷹野が何者かに突然襲撃されること、さらに第3の殺人予告メールが届くことまで紹介されています。犯人は捜査される側に留まらず、捜査する刑事たちの行動にも直接圧力をかけてきます。
ここで面白いのは、塔子の不安が二方向から強まることです。外側には「クラスター16」という正体不明の犯人がいて、内側には鷹野が何かを隠しているかもしれないという疑念があります。
つまり第2話は、事件の危険度を上げるだけでなく、主人公の信頼関係を揺らす回でもあります。捜査ドラマでは仲間同士の連携が安心感を生みますが、その連携に小さな亀裂を置くことで、同じ捜査場面でも緊張が増していると考えられます。
第3話のあらすじと見どころ
第3話では、容疑者だと思われていた男が第3の被害者として発見されます。それまで「追う側が犯人候補」と見ていた人物が被害者へ変わるため、捜査の前提そのものが崩れます。
遺体の首には、これまでと同じように青い花が活けられ、今回は4本になっています。捜査一課は「クラスター16」の「16」という数字から、さらにもう一人の被害者が出る可能性を考えます。
WOWOW公式では、捜査が難航するなかで鷹野の異動が迫り、塔子が責任と重圧に追い詰められていくことも示されています。真弓の部屋から犯人を連想させるメモが見つかり、真弓に関する新しい事実も明らかになります。
第3話まで来ると、視聴者は最初に与えられた人物像をそのまま信じにくくなります。容疑者が被害者へ反転する展開によって、「いま犯人に見える人は本当に犯人なのか」という警戒が生まれます。
前半3話を一挙に見る場合、この反転がどこで準備されていたのかを第1話から振り返りやすいのも利点です。表情、情報の伏せ方、捜査会議での推理の変化に注目すると、連続ドラマとしての組み立てが見えやすくなります。
キャストと役どころ
WOWOW公式が掲載する主な出演者は、木村文乃、青木崇高、渡辺いっけい、北見敏之、藤本隆宏、小柳友、神野三鈴、勝村政信、段田安則、仲村トオル、菊地凛子の各氏です。
木村文乃さんが如月塔子、青木崇高さんが鷹野秀昭を演じます。シリーズを通じて捜査の中心にいる二人ですが、本作では鷹野の異動が決まっているため、これまでの「先輩と後輩」の関係が変わる直前の時間が描かれます。
菊地凛子さんは、ドラマオリジナルのキャラクターである法医学者・相羽町子として出演します。WOWOWのDVD-BOX公式商品ページでも、原作シリーズに加えたドラマ独自の人物として紹介されています。
事件の情報を得る場面では、刑事だけでなく法医学や捜査本部の視点が加わるため、一つの手掛かりに複数の解釈が生まれます。誰が何を知っているか、どの情報が塔子へ届くかを見ることが、人物関係を整理する助けになります。
脚本・監督・原作のスタッフ
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| 原作 | 麻見和史 |
| 脚本 | 穴吹一朗 |
| 監督 | 内片輝 |
| 音楽 | 諸橋邦行 |
| 製作 | WOWOW、TBSスパークル |
WOWOW公式によると、原作は麻見和史さんの「蝶の力学 警視庁殺人分析班」、脚本は穴吹一朗さん、監督は内片輝さんです。内片監督は「石の繭」「水晶の鼓動」からシリーズの映像世界を担っています。
シリーズものでは、前作までの人物関係を継ぎながら、新しい事件だけでも一本の物語として成立させる必要があります。本作は塔子と鷹野の関係を継続しつつ、「異動」という変化を入れることで、過去作を知る視聴者にも新しい緊張を生んでいます。
脚本づくりの視点:事件と人物の「二つのカウントダウン」
前半3話で特に注目したいのは、事件の進行と鷹野の異動を並行させる構成です。事件側では被害者が増え、犯人から新しい予告が届きます。
一方、人物側では鷹野が十一係を離れる日が近づきます。
この二つを同時に走らせると、捜査が進んでも安心できません。事件を解決できるかどうかに加えて、「鷹野がいるうちに塔子は何をつかめるのか」という別の焦りが残るからです。
脚本で連続性を作るとき、毎話の事件だけをつなぐ方法もありますが、登場人物自身に期限を持たせると、通常の会話や引き継ぎの場面まで意味を持ちます。鷹野の言葉や行動が、単なる捜査上の助言ではなく、塔子への最後の指導になる可能性を帯びるためです。
「青い花」を繰り返してルールを覚えさせる
本作では、遺体の首に青い花が活けられるという強い視覚的モチーフが繰り返されます。第3話では花が4本になり、捜査側はその数にも意味を見いだそうとします。
ミステリーでは手掛かりが多すぎると、視聴者が重要な情報を見失いやすくなります。そこで毎回共通する印を置くと、「これは犯人側のルールに関係する」と分かりやすくなります。
同じものを繰り返しながら、毎回少しだけ条件を変えることで、反復が単調さではなく謎の更新になります。第1話から第3話までを続けて見ると、花が単なる不気味な装飾ではなく、捜査の読みを動かす装置として扱われていることが分かります。
容疑者を被害者に変える反転
第3話では、容疑者と見られていた人物が被害者として発見されます。これは捜査側だけでなく、視聴者が作った仮説も壊す展開です。
物語の中盤で予想を反転させるときは、ただ意外なだけではなく、その反転後に新しい方向へ進める必要があります。本作では第三の被害者、花の本数、「16」の意味、真弓の秘密という複数の情報が続くため、前の仮説を壊した直後に次の問いが生まれます。
脚本づくりの観点では、「答えを出したら終わり」ではなく、「一つの答えが次の疑問を生む」連鎖が、全6話を引っ張る力になっていると考えられます。
第1〜3話を一挙に見るときの注目点
今回の放送は3話連続なので、塔子の心理変化を追いやすい編成です。第1話では事件と鷹野の異動が提示され、第2話では鷹野への疑念が生まれ、第3話では塔子の責任と重圧がさらに大きくなります。
事件だけを追うなら、犯人のメール、青い花、被害者同士の関係を整理すると見やすくなります。人物側を追うなら、塔子が鷹野にどこまで頼り、どこから自分で判断しようとするのかに注目です。
また、第1〜3話は全6話のちょうど前半です。第3話の終わりまでに、最初の事件の見え方がどこまで変わったかを意識すると、午前9時から続く第4〜6話へのつながりも理解しやすくなります。
参考にした情報
- WOWOWプラス「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」第1話〜第3話
- WOWOWオンデマンド「蝶の力学 殺人分析班」
- WOWOW百貨店「蝶の力学 殺人分析班 DVD-BOX」
- J:COMテレビ番組表「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」
よくある質問
「蝶の力学 殺人分析班」第1〜3話はいつ放送されますか?
2026年11月6日(金)午前6時15分から9時まで、WOWOWプラスで第1話〜第3話が一挙放送されます。
「蝶の力学 殺人分析班」の脚本と監督は誰ですか?
脚本は穴吹一朗さん、監督は内片輝さんです。原作は麻見和史さんの「蝶の力学 警視庁殺人分析班」です。
第1〜3話の中心となる事件は何ですか?
遺体の首に青い花が活けられる猟奇殺人事件です。「クラスター16」を名乗る犯人からの連絡や花の本数が、捜査を進める重要な要素になります。
主演は誰ですか?
主人公の刑事・如月塔子を木村文乃さんが演じます。相棒の鷹野秀昭役は青木崇高さんです。
まとめ
11月6日午前6時15分からの「蝶の力学 殺人分析班」第1〜3話は、青い花を残す猟奇殺人事件と、鷹野の異動が迫るなかで成長を求められる塔子の物語が同時に進む前半戦です。
脚本・演出の視点では、事件と人物に二つの期限を置く構成、青い花という反復モチーフ、容疑者を被害者へ反転させて次の疑問につなぐ展開が大きな見どころです。3話を続けて見ることで、手掛かりの変化と塔子の心理の変化を並べて追いやすくなります。

コメント