2026年11月7日(土)13時から、BS12トゥエルビで韓国ドラマ「こんなに親密な裏切り者」第9話が放送されます。今回の焦点は、犯罪行動分析チームのオジンとデホンの捜査に対する考え方の違いと、追い詰められたヨンミンがジュンテとソンヒへ向ける疑いです。
この作品は、父として娘を信じたい気持ちと、プロファイラーとして疑わしい事実を追わなければならない職務がぶつかる心理スリラーです。第9話では、その大きなテーマがテスとハビンだけでなく、捜査チームの内部や容疑者側にも広がっていきます。
こんなに親密な裏切り者第9話の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月7日(土)13:00〜14:00 |
| 放送局 | BS12トゥエルビ |
| 放送 | 第9話・韓国語音声/日本語字幕 |
| 主な出演 | ハン・ソッキュ、チェ・ウォンビン、ハン・イェリ、ノ・ジェウォン |
| 脚本 | ハン・アヨン(Han A-yeong) |
| 演出 | ソン・ヨンファ(Song Yeon-hwa) |
BS12の放送情報を掲載するGガイドでは、11月7日13時から第9話を放送すると案内しています。日本でのBS12版は全15話として編成されており、同日14時30分からは第10話も放送予定です。
一方、MBC Global Mediaの公式ページでは韓国オリジナル版は全10話とされています。そのため、BS12の「第9話」とMBCオリジナルの「第9回」は同じ区切りではありません。この記事では、今回のあらすじはBS12全15話版の第9話情報を基準にし、作品全体のスタッフや制作背景はMBC公式情報で確認しています。
「こんなに親密な裏切り者」はどんなドラマ?
MBC公式では、主人公チャン・テスは真実を追うことに執着してきた父親であり、優秀なプロファイラーとして紹介されています。殺人事件を捜査する中で、自分の娘チャン・ハビンが事件に関わっている可能性を知り、父親として信じたい気持ちと警察官として疑うべき状況の間で揺れながら真相を追います。
テス役はハン・ソッキュ、娘ハビン役はチェ・ウォンビンです。犯罪行動分析チームのイ・オジン役をハン・イェリ、ク・デホン役をノ・ジェウォンが演じます。BS12の第9話番組情報でも、この4人が主要キャストとして記載されています。
作品の核にあるのは「誰を信じるか」ではなく、「信じたい相手に疑うべき証拠が出たとき、それでも事実を見られるか」という問いです。父娘の感情と犯罪捜査を同じ軸に置くため、家族ドラマの会話がそのままミステリーの緊張へつながっています。
第9話のあらすじと見どころ
BS12第9話の番組情報によると、オジンはデホンの捜査に対する考え方が自分と合わず、不満を募らせます。しかし、デホンを知る署内の先輩から、彼が過去に経験した悲しい事件について聞くことになります。
ここで重要なのは、デホンの判断が単なる性格の違いではなく、過去の経験と結びついていると分かることです。オジンから見れば納得しにくかった慎重さや考え方も、背景を知ることで別の意味に見えてきます。人物の過去を説明のためだけに置かず、現在の対立を読み替える材料にしている点が見どころです。
一方、警察に追われるヨンミンは、ジュンテとソンヒが自分を犯人に仕立て上げようとしていると考え、二人を襲うことを思いつきます。捜査側では「正しく事実を見るにはどうするか」が議論されるのに対し、追われる側では恐怖と疑いから先に行動が生まれます。
同じ第9話の中で、オジンとデホンは捜査方法をめぐって対立し、ヨンミンは自分が陥れられるという考えから危険な方向へ進みます。どちらにも共通するのは、相手の意図をどう解釈するかという問題です。作品全体の「信頼と疑い」というテーマが、父娘だけでなく複数の人物に広がっています。
デホンの過去が現在の捜査をどう変えて見せるか
第9話では、デホンの悲しい過去の事件が語られるとされています。放送前の段階では、その詳細を公式情報以上に断定することはできません。ただ、オジンがデホンを見る視点が変化するきっかけになることは、番組情報から読み取れます。
対立する人物の過去を後から見せると、視聴者はそれまでの言動をもう一度考え直すことになります。「なぜこの人はそこまで慎重なのか」「なぜその捜査方法にこだわるのか」という疑問に、過去が意味を与える構成です。
第9話の主要人物と関係
チャン・テスは、警察官としての能力が高いほど、娘ハビンを疑う根拠にも気づいてしまう人物です。MBC公式の作品紹介は、テスが父として娘を信じたい衝動と、警察官として抱く疑念の間で苦しむ物語だと説明しています。
ハビンは、父親から見ても簡単には本心をつかめない娘です。作品全体では、テスがハビンの言葉をそのまま信じることも、証拠だけで切り捨てることもできない状況が続きます。この父娘の緊張が、事件そのものの謎と同じくらい大きな推進力になっています。
オジンは犯罪行動分析チームの一員で、第9話ではデホンへの不満が表面化します。デホンは同じチームでありながら、オジンとは捜査への姿勢が異なる人物です。二人を対立させることで、捜査に「唯一の正しい見方」があるわけではないことが示されます。
ヨンミン、ジュンテ、ソンヒの関係は、警察側とは別の緊張を作ります。ヨンミンは自分が犯人に仕立てられると考え、ジュンテとソンヒを危険視します。第9話では、この疑いが実際の行動へ移ろうとするため、捜査の進展と同時に新たな事件が起きる可能性を感じさせる構成になっています。
脚本・演出スタッフと作品の成り立ち
MBC Global Media公式によると、脚本はハン・アヨン、演出はソン・ヨンファです。MBCの公式報道では、この企画は2021年のMBCドラマ脚本公募で選ばれた作品をもとに、ミニシリーズとして開発されたと説明されています。
脚本家志望の読者にとって興味深いのは、作品の出発点が「家族を信じたい感情」と「犯罪捜査で疑わなければならない職務」を一人の主人公に同時に背負わせる設定にあることです。外側の事件と内側の家族問題を別々に作るのではなく、一つの証拠が両方を傷つけるように設計されています。
演出のソン・ヨンファについては、MBCのインタビューで細部までこだわる演出が紹介されています。2025年にはMBC公式が、ソン・ヨンファ監督が第61回百想芸術大賞の放送部門演出賞を受賞したことも伝えています。作品の緊張感は脚本上の情報だけでなく、人物の視線や間、画面の細部を積み上げる演出によって支えられていると考えられます。
脚本づくりの視点:対立する人物に「理由」を与える
第9話で特に参考になるのは、オジンとデホンの捜査観の違いを、単なる意見の衝突で終わらせない作りです。オジンが不満を持ったあと、デホンの過去を知る人物から背景を聞くことで、対立の意味が変わります。
脚本で二人を対立させるだけなら、「積極的に進めたい人」と「慎重に進めたい人」を置けば場面は作れます。しかし、それだけでは役割のために存在する人物に見えやすくなります。デホンがなぜその姿勢になったのかを過去の経験と結びつけることで、判断に個人の人生が乗ります。
過去は説明ではなく「再解釈」に使う
人物の過去を長く説明すると、物語が止まることがあります。第9話のように、現在の対立が先にあり、その理由として過去が後から示される形なら、過去の情報が現在の場面を読み直す働きをします。
オジンが先に不満を抱いているからこそ、デホンの過去を知った後に何を考えるかがドラマになります。過去の出来事そのものより、知った人物の態度がどう変わるかに焦点を置くことで、説明が次の行動につながります。
同じテーマを別の立場で反復する
第9話では、捜査側のオジンとデホンが相手の考え方をどう理解するかという問題と、逃げるヨンミンがジュンテとソンヒをどう疑うかという問題が並行します。どちらも「相手の本心が分からない」という状態から始まりますが、選ぶ行動は大きく異なります。
このように同じテーマを複数の人物で反復すると、作品全体に統一感が出ます。「信頼と疑い」を父娘だけの問題にせず、捜査チームや容疑者たちにも広げることで、題名が示す感情が物語のあちこちに響く構成だと考えられます。
前回・第8話の流れ
BS12全15話版の第8話では、警察がパク・ジュンテに目をつけ、ヨンミンはソンヒに会うなという警告を無視したジュンテに襲いかかります。すでにヨンミンとジュンテの間には強い緊張があり、第9話でヨンミンがさらに二人を疑う展開へつながっています。
また、ハビンはジスが亡くなった日にテスがジスと会っていたことを知り、その理由を父に問いかけます。父が娘を疑うだけではなく、娘も父の隠していることを問い返す構図になり、親子の間で「誰が何を隠しているのか」が複雑になっていました。
捜査側では、オ・チーム長がテスの意見を受け入れ、ソンヒの家の家宅捜索に踏み切ります。第8話で捜査の焦点がソンヒ側へ動いたことが、第9話のヨンミンの恐怖や、ジュンテとソンヒへの疑いを強める前提になっています。
第9話を見るときに注目したい点
まず見たいのは、オジンがデホンの過去を知ったあと、彼への評価を変えるのかという点です。二人の意見が完全に一致しなくても、相手の判断の理由を理解したことで会話の質が変わる可能性があります。
次に、ヨンミンが「自分を犯人に仕立てようとしている」という考えをどこまで確信しているかです。事実と推測が混ざったまま行動すると、本人の恐怖が新たな事件を生むことがあります。心理スリラーとしては、真実そのものだけでなく、人物が何を真実だと思い込んでいるかが重要です。
そしてテスとハビンの父娘関係が、周囲の捜査の進展によってどう揺れるかも見逃せません。MBC公式の作品紹介が示す通り、このドラマの中心は事件解決だけでなく、疑いによって壊れかけた親子が真実にどう向き合うかにあります。
見逃し配信について
今回確認したBS12第9話の番組情報には、見逃し配信サービスについて具体的な案内は掲載されていませんでした。そのため、2026年11月7日の放送後にどのサービスで第9話を視聴できるかは、この記事では断定しません。
配信で視聴したい場合は、BS12の公式案内や各動画配信サービスの作品ページで、配信話数と視聴条件を確認してください。特にBS12版は全15話、韓国オリジナル版は全10話なので、サービスごとの話数表記を確認すると混乱を避けられます。
参考にした情報
- MBC Global Media公式「Doubt」
- MBC公式「イ・トロク チンミラン ベシンジャ」第9回
- iMBC公式ニュース「ハン・ソッキュ、29年ぶりMBC復帰」
- iMBC公式インタビュー「ソン・ヨンファPD」
- 番組表.Gガイド「BS12 こんなに親密な裏切り者 第9話」
- J:COMテレビ番組表「こんなに親密な裏切り者」
よくある質問
こんなに親密な裏切り者第9話はいつ放送されますか?
2026年11月7日(土)13時から14時まで、BS12トゥエルビで放送されます。韓国語音声・日本語字幕の放送です。
第9話ではオジンとデホンに何が起きますか?
オジンはデホンの捜査への考え方に不満を抱きますが、署内の先輩からデホンの悲しい過去の事件を聞きます。対立していた相手の背景を知ることが、二人の関係を見直すきっかけになります。
「こんなに親密な裏切り者」の脚本と演出は誰ですか?
MBC公式では、脚本はハン・アヨン、演出はソン・ヨンファです。主要キャストはハン・ソッキュ、チェ・ウォンビン、ハン・イェリ、ノ・ジェウォンです。
BS12版は全何話ですか?
BS12の放送情報では全15話です。MBC公式の韓国オリジナル版は全10話なので、日本での放送版とは話数の区切りが異なります。
まとめ
11月7日放送の「こんなに親密な裏切り者」第9話では、オジンとデホンの捜査観の違いと、追い詰められたヨンミンの疑いと行動が大きな見どころです。父娘だけでなく、捜査チームや事件関係者にも「信じるか、疑うか」という作品のテーマが広がります。
脚本づくりの視点では、対立する人物に過去の理由を与え、現在の言動を後から再解釈させる方法が参考になります。第8話までに積み上がった疑念が、第9話で誰の行動を変えるのかに注目すると、心理スリラーの組み立てをより深く味わえます。

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