10月27日(火)1時45分から、フジテレビで「kiDnap GAME」第3話が再放送されます。第3話の舞台として大きく描かれるのはバンコク。パートナーを誘拐されたアムが、大物政治家の悪事を公表させるという危険な指令に挑みます。
本作は、アジア7都市で同時に起きた誘拐事件を発端に、被害者の家族たちが「大切な人を救うためのゲーム」へ参加させられる国際サスペンスです。第3話では、坂口健太郎さん演じる刑事・新出敏郎が、他国の参加者とつながろうとする動きと、バンコクで追い詰められるアムの物語が交差します。
ここでは10月27日深夜の再放送に合わせて、第3話の公式あらすじ、出演者とスタッフ、前回からの流れを整理しながら、極限状態で「二人のうちどちらを救うか」という選択をどう作るかという脚本の視点にも注目します。
第3話再放送の日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 再放送日時 | 2026年10月27日(火)1:45〜2:45 |
| 放送局 | フジテレビ |
| 話数 | 第3話 |
| 主演 | 坂口健太郎 |
| 主な出演 | プレーオ・ナルポーンカモン・チャイセーン、岡崎紗絵、桜井ユキ、満島真之介、笠松将、尾野真千子、イ・ジュンギほか |
| 脚本 | KEN TATE、芳川薫 |
| 演出 | 加藤裕将、宮木正悟、畑山創 |
J:COMテレビ番組表とGガイドでは、第3話の再放送が10月27日(火)1時45分から2時45分まで予定されています。本放送は10月20日(火)21時でしたが、今回は深夜の再放送枠です。
フジテレビ公式では、本作を日本・香港・韓国のパートナーと共同で制作し、東京、ソウル、台北、シンガポール、バンコク、那覇、マニラなどアジアの複数都市を舞台にする大型国際共同製作ドラマとして紹介しています。第3話は、その「複数都市で同時に物語が動く」特徴がよく出る回です。
第3話のあらすじ:バンコクのアムが権力者に挑む
フジテレビ公式の第3話ストーリーによると、新出敏郎は磯部明菜の協力を得ながら、SITから逃げつつ他国のゲーム参加者を調べています。新出は事件を解決するため、SNSを使って参加者たちに協力を呼びかけます。
しかし、ゲームのルールは「生き残るのは一人だけ」です。他の参加者にとって、新出は協力相手であると同時に、自分の大切な人を救うためには競争相手にもなります。そのため、新出の呼びかけは簡単には受け入れられません。
そんな中、バンコクの参加者アムが動きます。アムはタイでホステスとして働く女性で、自分のパートナーを救うため、「大物議員に麻薬シンジケートとの癒着を公表させる」という指令に挑みます。
アムは議員の娘を人質に取り、大学に立てこもります。ところが人質となった女子大生は、父である議員に不信感を持ち、政治活動にも関わっている人物でした。アムの事情を知った彼女は、単純な被害者として抵抗するだけでなく、アムに協力すると申し出ます。
この設定によって、第3話は「誘拐犯と人質」という単純な対立では進みません。アムには救いたい恋人がいて、人質の女性にも父親との葛藤があります。さらに議員は、娘を危険にさらしてでも自分の癒着を認めない強硬な姿勢を取ります。
アムが追い詰められる中、人質の女性は持病の喘息で呼吸困難に陥ります。指令を続ければ目の前の女性が危険になり、指令を諦めれば自分の恋人を救えない可能性が高まる。第3話は、この二者択一を中心に緊張を高めていきます。
新出敏郎はなぜアムを助けようとするのか
新出敏郎は、自分の妻・沙織を誘拐され、ゲーム参加者にされています。第2話までの新出は「事件の首謀者を確保すること」という指令を与えられ、警察組織にも頼れない状況で単独捜査を続けていました。
第3話では、新出が自分だけで勝ち残ろうとするのではなく、各国の参加者に協力を求めます。これは主人公の行動が「自分の妻を救う」ことから「ゲームそのものを止める」方向へ広がっている点で重要です。
ただし、参加者たちは全員、自分の家族や大切な人を人質に取られています。新出の正論に従えば安全になるとは限らず、協力したことで自分の大切な人を失う恐れもあります。新出の呼びかけが拒まれることで、このゲームが参加者同士の信頼を壊すように設計されていることが見えてきます。
アムが最終的に新出へ連絡するのは、その構造に小さな変化が生まれる場面です。アムは警察ではなく「同じゲームに巻き込まれた刑事」である新出に助けを求めます。敵か味方か分からなかった参加者同士が、初めて具体的な対話を始める転換点として見ることができます。
アムの立てこもりが単純な悪役に見えない理由
アムは議員の娘を人質に取り、大学に立てこもるため、行動だけを見れば明確に犯罪を犯しています。しかし公式あらすじは、アムを単なる加害者として描かず、彼女がなぜそこまで追い詰められたのかを同時に示しています。
アムが救おうとしているのは、自分を麻薬の泥沼から救い出してくれた恋人です。視聴者は、アムの行動を肯定できなくても、その動機には理解できる部分を見つけやすくなります。
さらに、人質となった議員の娘がアムに協力する設定が入ることで、善悪の配置が揺らぎます。父親の不正に疑問を持つ娘と、その不正を暴かなければ恋人を救えないアムには、一時的に目的が重なる部分が生まれます。
一方で、喘息発作によって人質の生命が危険になると、その共闘関係だけでは済まなくなります。アムは「政治家の悪事を暴く」という社会的には正しい方向の目的を持ちながら、そのために目の前の一人を危険にさらしているという矛盾に直面します。
脚本・演出のスタッフ
フジテレビ公式のキャスト&スタッフページでは、脚本はKEN TATEさん、芳川薫さん。演出は、エグゼクティブプロデューサーも務める加藤裕将さんに加え、宮木正悟さん、畑山創さんが担当すると発表されています。
エグゼクティブプロデューサーには、フジテレビ、MakerVille、SIMSTORYの各社からスタッフが名を連ねています。日本だけで完結するドラマではなく、香港・韓国との共同製作であることがスタッフ構成からも分かります。
第3話ではバンコクが大きな舞台となり、新出とアムは直接同じ場所にいなくても、電話でつながります。複数国にいる人物の出来事を一本の緊張感にまとめるには、脚本上の場面転換と、映像上のテンポの両方が重要です。
放送後の記事では、副音声で新出とアムが英語で会話する場面も注目されました。主音声と副音声で異なる聞こえ方がある点も、国際共同製作ドラマならではの演出上の特徴です。
脚本づくりの視点:第3話は「二者択一」を段階的に重くしていく
第3話の脚本で特に学びやすいのは、選択肢を最初から最大の重さにせず、段階的に厳しくしていく構成です。
アムの最初の目的は、大物議員に不正を公表させることです。ここでは「権力者にどう勝つか」が問題に見えます。しかし、議員の娘を人質にした時点で、物語には別の命が関わってきます。
さらに、その娘がアムに協力を申し出ることで、二人の関係は敵対から一時的な共闘へ変化します。ここで視聴者は「もしかすると二人で状況を打開できるかもしれない」と期待できます。
ところが議員は娘の命より自分の立場を優先し、警官隊の突入も迫ります。加えて娘の喘息が悪化することで、アムは時間をかけて交渉する余裕を失います。状況が一段ずつ悪くなるため、最後の選択が突然与えられたものではなく、逃げ道を少しずつ塞がれた結果として感じられます。
脚本を書くとき、人物を究極の選択に追い込むなら、最初から「AかBか」を突きつけるだけではなく、途中で助かりそうな道を見せ、その道も閉じていく方法があります。第3話は、権力者の拒否、人質との関係変化、警察の接近、喘息発作という複数の圧力を重ねて、アムの決断を重くしていると考えられます。
もう一つ注目したいのは、新出を遠隔地の助言者として置いていることです。新出は現場にいないため、アムを物理的に救出できません。できるのは電話で投降を説得することだけです。
主人公が何でも解決できる位置にいないことで、アム自身が選ばなければならない状況が守られます。主人公を活躍させつつ、ゲスト人物の選択を奪わない配置になっていると考えられます。
前回・第2話から何がつながっている?
フジテレビ公式の第2話ストーリーでは、新出は妻・沙織を救うために単独で手掛かりを追い、SITからも追われる立場になっていました。沙織の行きつけのキッチンカー店主・上村園美や、記者の磯部明菜から情報を集めながら、事件直前に地下鉄で出会った謎の青年へ近づいていきます。
同時に、第2話ではソウルの医師ハン・キジュ、マニラのタクシードライバー・ミゲルの物語も進みました。ミゲルには「現金1,000万ペソを用意する」という指令が出され、参加者たちはゲームが本当に人の命を左右するものだと知らされます。
第3話で新出が他の参加者へ協力を呼びかけるのは、第2話で各国の状況が見えてきたからこその行動です。個別に動いていた参加者の物語が、SNSと電話を通して接続し始める回だと言えます。
また、第2話では各参加者の「愛する人を救いたい」という気持ちが、それぞれ違う指令によって試されました。第3話はアムの番として、その原則をさらに厳しい倫理的選択へ押し進めています。
第3話の出演者と国際キャスト
主人公・新出敏郎を演じるのは坂口健太郎さんです。磯部明菜役は岡崎紗絵さん、妻・沙織役は桜井ユキさん。さらに満島真之介さん、笠松将さん、尾野真千子さんらが出演します。
第3話で中心となるアム役は、タイの俳優プレーオ・ナルポーンカモン・チャイセーンさんです。公式キャスト欄にはこのほか、アリス・クーさん、スタンリー・ヤウさん、キャリー・ウォンさん、ジョエル・トーレさん、イ・ジュンギさんらアジア各地のキャストが並びます。
各国の参加者を日本人俳優だけで置き換えず、それぞれの地域にゆかりのある俳優が演じることで、ゲームが本当にアジア規模で進んでいる感覚を出しています。第3話は、その国際性が物語の中心に出る回です。
参考にした情報
- フジテレビ「kiDnap GAME」第3話ストーリー
- フジテレビ「kiDnap GAME」キャスト&スタッフ
- J:COMテレビ番組表「kiDnap GAME #03」再放送情報
- Gガイド「kiDnap GAME #03」
- フジテレビ「kiDnap GAME」第2話ストーリー
- cinemacafe.net「kiDnap GAME」第3話記事
よくある質問
「kiDnap GAME」第3話の再放送はいつですか?
フジテレビでは、2026年10月27日(火)1時45分から2時45分まで第3話の再放送が予定されています。
第3話の中心人物アムは誰が演じていますか?
バンコクのゲーム参加者アムを演じるのは、プレーオ・ナルポーンカモン・チャイセーンさんです。アムはパートナーを救うため、大物議員に麻薬シンジケートとの癒着を公表させる指令に挑みます。
「kiDnap GAME」の脚本は誰ですか?
フジテレビ公式では、脚本をKEN TATEさんと芳川薫さんが担当すると発表されています。演出は加藤裕将さん、宮木正悟さん、畑山創さんです。
第3話の脚本で注目したい点は何ですか?
アムに対して、恋人を救うことと目の前の人質を救うことを衝突させ、逃げ道を段階的に狭めていく構成です。新出を電話越しの助言者に置き、最終的な選択をアム本人に委ねる配置にも注目できます。
まとめ
「kiDnap GAME」第3話は、バンコクの参加者アムが大物議員の不正を公表させる指令に挑み、恋人と人質の命の間で極限の選択を迫られる回です。10月27日1時45分からの再放送では、アムの行動だけでなく、新出が他国の参加者とつながり始める転換にも注目してください。
脚本の視点では、権力者の拒否、警察の接近、人質の喘息という圧力を順番に重ね、人物から逃げ道を奪っていく構成が見どころです。複数都市をまたぐ大きな物語の中でも、一人の人物の「どちらを救うか」という具体的な選択に絞ることで、国際サスペンスを人間ドラマとして成立させている点を読み取れます。

コメント