映画「望み」あらすじと見どころ|10月28日WOWOW放送・脚本と演出の注目点

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。商品を紹介し、収益を得ることがあります。

10月28日(水)11時45分から、WOWOWプライムで映画「望み」が放送されます。堤真一さんと石田ゆり子さんが夫婦を演じ、息子の失踪をきっかけに、家族が事件の疑いと世間の視線にさらされていくミステリーです。

物語の中心にあるのは、息子が無事でいてほしいという願いと、事件に関わっていないと信じたい気持ちが、必ずしも同じではないという苦しさです。今回は、放送情報とあらすじに加え、奥寺佐渡子さんの脚本、堤幸彦監督の演出から注目したい点を紹介します。

映画「望み」の放送日時・基本情報

項目内容
放送日時2026年10月28日(水)11:45〜13:40
放送局WOWOWプライム
作品映画「望み」
制作年2020年/日本
ジャンルミステリー・サスペンス
監督堤幸彦
脚本奥寺佐渡子
原作雫井脩介『望み』
主な出演堤真一、石田ゆり子、水上恒司(作品資料では岡田健史表記)、清原果耶、市毛良枝、松田翔太、竜雷太 ほか

放送日時はGガイドの番組情報で確認できます。WOWOW公式の作品ページでは、作品概要、出演者、制作年などが紹介されていますが、ページ本文では今回の放送枠が表示されていないため、時間については番組表の記載を基にしています。

「望み」はどんな映画?

「望み」は、雫井脩介さんの同名小説を映画化した作品です。理想的に見えた石川家の日常が、長男の失踪と同級生の殺人事件によって大きく揺らいでいきます。

WOWOWの作品紹介では、息子が被害者なのか加害者なのか分からない状況で、家族が葛藤する姿が物語の軸として説明されています。事件の真相を追うミステリーであると同時に、親が子どもを信じること、家族を守ろうとすることの難しさを描いた人間ドラマでもあります。

映画の公開は2020年10月9日です。Japanese Film Databaseでは、上映時間108分、ジャンルはスリラー・劇映画として登録されています。

WOWOW公式ページの内容時間は109分とされており、作品データの表記には媒体による差があります。

映画「望み」のあらすじ

一級建築士の石川一登は、妻の貴代美、高校1年生の息子・規士、中学3年生の娘・雅と暮らしています。家族は穏やかな生活を送っていましたが、規士はサッカー部をけがで辞めてから友人関係が変わり、家に帰らない夜も増えていました。

ある夜、規士は家を出たまま連絡が取れなくなります。翌日、規士の仲間のひとりが遺体で発見され、少年たちの間のトラブルが事件につながったのではないかという見方が広がります。

規士がどこにいるのか、事件に関係しているのか、家族にも確かなことは分かりません。

父の一登と母の貴代美は、同じ息子を思いながらも、心の中で異なる願いを抱えるようになります。息子が事件に関わっていたとしても生きていてほしいのか、それとも無実であると信じたいのか。

どちらの思いも、家族を愛しているからこそ生まれるものです。

さらに、家族は警察の捜査だけでなく、周囲の目や報道、ネット上の言葉にもさらされます。確かな情報がない段階で憶測が膨らむほど、家族が自分たちの気持ちを整理する時間は失われていきます。

結末には触れずに見るなら、事件の謎と並行して、家族それぞれの「望み」がどう揺れていくのかに注目したい作品です。

主な登場人物とキャスト

石川一登(堤真一)

一登は建築士で、家族と暮らす家にも仕事人としての思いが込められています。息子が失踪し、事件への関与が疑われる状況で、父親として何を信じ、どこまで息子を守ろうとするのかが重要になります。

映画の公式発表で、堤真一さんは一登役を演じるにあたり、難しい家族サスペンスだと感じたことや、撮影を通じて中高生の子どもを持つ親の気持ちに向き合ったことを語っています。人物の判断だけでなく、その判断に至るまでの迷いをどう見せるかが見どころです。

石川貴代美(石田ゆり子)

貴代美は規士の母です。息子が加害者であっても被害者であっても、とにかく命があってほしいと願う母親として描かれます。

石田ゆり子さんは公式サイトのコメントで、貴代美の「望み」を理解しながら演じたことを語っています。一登と貴代美の違いは、どちらかが正しく、どちらかが間違っているという単純な対立ではありません。

家族を守りたいという同じ根から、異なる願いが生まれるところに本作の苦しさがあります。

石川規士(水上恒司)・石川雅(清原果耶)

規士は失踪した長男で、事件との関係が分からないまま家族の不安の中心になります。雅は高校受験を控えた妹で、兄の不在によって家族の日常が変わっていく立場にいます。

水上恒司さん、清原果耶さんのほか、市毛良枝さん、松田翔太さん、竜雷太さんらが出演します。登場人物の情報が少しずつ明らかになる過程で、家族の内側だけでなく、周囲の人々が事件をどう受け止めるかにも目を向けると、物語の緊張が伝わってきます。

脚本・監督・原作のスタッフ

本作の監督は堤幸彦さん、脚本は奥寺佐渡子さん、原作は雫井脩介さんです。音楽は山内達哉さん、主題歌は森山直太朗さんの「落日」と、KADOKAWAの作品情報に記載されています。

堤幸彦監督は、映画公式サイトのコメントで、家族が壊れていくスリルと感情の揺れを、役者の芝居でまっすぐ描きたいと述べています。事件の謎を解く手がかりだけでなく、親の表情や家族の会話の変化も、物語を支える大切な要素です。

原作者の雫井脩介さんは、父と母の心理描写を軸にした原作を映像化する難しさに触れ、奥寺佐渡子さんの脚本によって不安が解消されたとコメントしています。

小説では内面の文章で表せる迷いを、映画では台詞、沈黙、視線、行動に置き換える必要があります。その翻訳の仕方にも注目できます。

映画「望み」の見どころ

同じ息子を思う父と母の願い

本作の核は、家族の中で愛情が一致していても、願いの形は一致しないという点です。一登は息子の無実を信じたい気持ちを抱き、貴代美は何よりも息子の命を願います。

二人の考え方を単なる意見の違いとして片づけず、それぞれが恐れていることや、守りたいものを考えながら見ると、人物の行動がより切実に感じられます。

真相が分からない時間の重さ

規士の所在も事件への関与もはっきりしないため、家族は確かな答えを持たないまま日々を過ごします。観客も同じく情報が限られた立場に置かれることで、何を信じるべきかを考えながら物語を追うことになります。

ここで大切なのは、謎の答えだけを急いで求めないことです。家族の言葉や行動が、情報の少なさによってどのように変わるのかを追うことで、サスペンスと心理劇の両方を味わえます。

世間の視線が家族を追い詰める

公式の作品紹介では、家族がマスコミやネットを通じた誹謗中傷にさらされることも見どころとして挙げられています。事件についての情報が不足しているとき、人は空白を憶測で埋めてしまいがちです。

その言葉が、当事者にとってどれほど大きな圧力になるのかも、本作が向き合う問題のひとつです。

事件を報じる側、情報を受け取る側、疑いを向けられる家族では、見えているものも責任も異なります。ひとつの事件が家族の内側と外側の両方を変えていく構造を意識すると、作品が描く社会的なテーマも見えてきます。

脚本づくりの視点

脚本の観点から注目したいのは、事件の謎と家族の葛藤を別々に進めるのではなく、同じ出来事から同時に生まれるように組み立てている点です。規士が帰らないという事実は、事件の手がかりであると同時に、父と母の願いを揺さぶるきっかけにもなります。

ひとつの出来事に複数の意味を持たせると、物語は筋を進めながら人物の内面も描けます。一登と貴代美の考えが違うのは、単に会話で対立させるためではなく、それぞれの価値観が危機の中で表に出るからだと考えられます。

また、家族が事件の真相を知らない時間を丁寧に置くことで、観客も確信を持てないまま登場人物の選択を見守ります。情報を一度に説明するのではなく、人物の反応や周囲の言葉を通じて少しずつ状況を見せる構成です。

プロットの段階で、事件の進展と人物の感情の変化を並行して設計する方法は、プロットの書き方を実例とパターンで解説でも考えることができます。

見逃し配信・視聴方法

今回の放送はWOWOWプライムです。放送後の配信やアーカイブの利用条件は時期や契約状況によって変わるため、視聴する際はWOWOW公式の作品ページで最新の案内を確認してください。

作品の基本情報はKADOKAWAの作品ページでも確認できます。放送枠は10月28日(水)11時45分から13時40分までと案内されています。

番組表に記載された放送枠と、作品本編の時間は同じとは限らない点にもご留意ください。

参考にした情報

よくある質問

映画「望み」はいつ放送されますか?

2026年10月28日(水)11時45分から13時40分まで、WOWOWプライムで放送予定です。

映画「望み」の監督と脚本家は誰ですか?

監督は堤幸彦さん、脚本は奥寺佐渡子さんです。原作は雫井脩介さんの小説『望み』です。

映画「望み」はどんな内容ですか?

失踪した高校生の息子が殺人事件に関わっている可能性が浮上し、父と母が異なる願いを抱えながら家族の危機に向き合うミステリーです。

まとめ

映画「望み」は、息子の失踪と殺人事件をきっかけに、家族が真相の分からない不安と世間の視線にさらされていく作品です。10月28日(水)11時45分からのWOWOWプライム放送では、事件の謎だけでなく、堤真一さんと石田ゆり子さんが演じる父と母の葛藤、奥寺佐渡子さんの脚本と堤幸彦監督の演出にも注目してみてください。

コメント