10月28日(水)14時54分からBS朝日1で、韓国ドラマ「イ・サン」第18話「握りつぶされた王命」が放送されます。
今回の中心は、英祖が病で都を離れている間に宮中を任されたサンと、彼の影響力拡大を警戒する貞純王妃たちの対立です。王が不在だからこそ、誰の言葉が政治を動かすのかがはっきり見える回になっています。
第18話のあらすじ、登場人物の立場、脚本・演出のスタッフ、そして前回第17話から続く政争を整理しながら、物語の組み立てにも注目して見ていきます。
イ・サン第18話の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月28日(水)14:54〜15:56 |
| 放送局 | BS朝日1 |
| 話数 | 第18話「握りつぶされた王命」 |
| 全体 | 全77話/日本語字幕版 |
| 放送 | MBC(韓国・2007年) |
| 演出 | イ・ビョンフン、キム・グノン |
| 脚本 | キム・イヨン |
BS朝日の公式ページでは、「イ・サン」を毎週月曜から金曜の午後2時54分から放送していること、全77話の日本語字幕版であることが案内されています。
作品は、のちに朝鮮王朝第22代王・正祖となるイ・サンの半生を描く歴史ドラマです。幼いころに父を失ったサンが、祖父である英祖のもとで政治を学びながら、朝廷の陰謀や暗殺の危機を乗り越えていく物語として描かれます。
第18話「握りつぶされた王命」のあらすじ
第18話では、行幸先で疫病にかかった英祖が宮殿に戻れないため、サンが王に代わって宮中を取り仕切ります。王から留守を任されたサンは、宮中で起きる問題に対して自分が責任を負う立場になりました。
そのサンは、貞純王妃の意向と対立する場面で、自分の言葉を王命として受け止めるよう求めます。これまで王世孫として周囲の圧力を受ける側だったサンが、王の代理として命令を下す側に立つ点が、今回の大きな変化です。
一方、サンの権力が宮中で強まることを恐れる勢力も動きます。チェ・ソクチュとチョン・フギョムは、サンに朝廷の主導権を握らせまいとして、病身の英祖を都へ戻す方向に働きかけます。
サンにとっては、王の不在を利用して権力を得たいわけではなく、預かった宮中を守ろうとする行動です。しかし敵対する側から見れば、サンが実際に命令を下し、人々を動かすこと自体が脅威になります。
この立場の食い違いが、第18話の緊張を生んでいます。同じ行動でも「責任を果たしている」と見る人物と、「権力を奪おうとしている」と見る人物がいるため、単純な善悪だけでなく政治的な利害が前面に出る回です。
第18話で注目したい登場人物
イ・サンを演じるのはイ・ソジンさんです。今回は王世孫でありながら、英祖の留守を預かる立場として宮中を動かすため、これまで以上に決断する人物として描かれます。
英祖を演じるのはイ・スンジェさんです。英祖が病で動けないことが、宮中の力関係を変える直接の原因になっています。本人が画面の中心にいない時間でも、その不在が物語を動かす存在になっているのが特徴です。
貞純王妃は、サンが王の代理として権限を強めていくことに強い警戒を示します。サンの言葉をどこまで受け入れるかという問題は、宮中の序列だけでなく、今後の王位継承にもつながる重要な対立です。
また、チェ・ソクチュとチョン・フギョムは、英祖を宮殿へ戻そうと動きます。二人の行動によって、宮中の対立だけでなく、行幸先にいる王のもとでも別の駆け引きが同時進行します。
脚本・演出から見る第18話の特徴
BS朝日公式では、演出をイ・ビョンフン、キム・グノン、脚本をキム・イヨンが担当すると案内されています。物語全体を通じて、宮中の制度や政治的な立場を、人物同士の対立として見せていく構成が大きな魅力です。
第18話では「王が不在」という状況が、単なる背景ではなく、登場人物を動かす仕掛けになっています。英祖が宮殿にいれば、誰の命令に従うのかは明確です。しかし王が病で離れているため、サンの権限をどこまで認めるかという問題が生まれます。
さらに、サンが正しい処置をしようとすればするほど、敵対勢力からは権力を広げているように見える構造になっています。主人公の善意や責任感そのものが対立を深めるため、行動の目的と周囲の受け止め方に差を作る脚本になっていると考えられます。
脚本づくりの視点:不在の人物で対立を作る
第18話から学びやすいのは、重要人物を不在にすることで、残された人物同士の関係を動かす構成です。英祖は国王であり、宮中の権力の中心にいます。その英祖が病で都を離れると、普段は隠れていた対立が一気に表面化します。
サンは「王に任された」という理由で動き、王妃たちは「王世孫が力を持ちすぎる」という不安から反発します。同じ王を中心にしながら、王がいないことで各人物の本音と立場が見えやすくなっています。
この作り方は、脚本で人間関係を動かすときにも参考になります。中心人物を直接対立させなくても、その人物が不在になったときに誰が代わりに決断するのか、誰が反発するのかを描けば、関係性を自然に浮かび上がらせることができます。
もう一つのポイントは、主人公の決断に代償をつけることです。サンが宮中を守るために強く命じれば、王の代理としての責任は果たせますが、同時に王妃側の警戒は強まります。正しい行動を選んでも問題が解決せず、新しい対立が生まれるため、物語が次へ進みます。
人物の立場と対立を整理する考え方は、印象的なキャラクターの作り方【4つの秘訣】も参考になります。第18話を見るときは、サンの行動だけでなく、その行動を別の人物がどう解釈しているかにも注目すると、脚本の組み立てが見えやすくなります。
前回第17話「決死の身代わり」の流れ
前回第17話では、英祖が行幸先の村で疫病にかかり、倒れてしまいました。高齢の英祖をすぐ都へ戻すことが難しくなり、王が宮殿を離れたまま政治が続く状況が生まれます。
英祖が倒れた知らせを受けた貞純王妃は、英祖が回復しなければサンが王位に近づくことを恐れます。そのため、サンを危険視する動きが強まり、第18話の対立へつながっていきます。
第17話から第18話へのつながりで重要なのは、病気そのものよりも、英祖の病気によって政治の空白ができたことです。前回で作られた「王が動けない」という条件が、今回はサンと反対勢力を真正面からぶつける状況へ変わっています。
第18話の見どころはサンの立場の変化
これまでのサンは、暗殺や陰謀を警戒しながら、自分の身を守り、周囲の信頼を得る場面が多く描かれてきました。第18話では、守られるだけでなく、宮中全体の判断を任される側へ一歩進みます。
そのため今回の見どころは、サンが何を命じるかだけではありません。命令を受ける側が、サンを「王の代理」と認めるのか、それとも「力を広げる王世孫」と見るのかという反応も重要です。
サンが強く出れば反発を招き、弱く出れば宮中をまとめられません。主人公にどちらを選んでも難しさが残る状況を与えることで、政治劇としての緊張が高まっていると考えられます。
作品全体で見る第18話の位置づけ
BS朝日公式の作品紹介では、サンは幼いころに父を失い、祖父の英祖から王としての哲学や手腕を学びながら、朝廷に残る敵対勢力の陰謀を乗り越えていく人物として紹介されています。第18話は、その「学ぶ王世孫」から「実際に判断を下す王世孫」へと役割が変わる節目として見ることができます。
第17話では英祖が疫病に倒れ、サンをめぐる危機が強まりました。第18話では、その危機が暗殺のような直接的な攻撃だけではなく、宮中の権限を誰が握るのかという政治的な争いへ移ります。主人公の成長が、敵対勢力の危機感をさらに強める形で次の事件を呼び込んでいます。
また、第19話では英祖が国政を取り仕切れない状況が続き、サンへさらに大きな権限を与えようとする動きが描かれます。第18話は、サンが王の代理として振る舞う姿を先に見せることで、その後の権限移譲が物語上の大きな争点になる準備をしていると考えられます。
見逃し配信について
BS朝日の公式ページでは、「イ・サン」は放送終了後に期間限定で無料配信を行うと案内されています。ただし、放送回によっては配信されない場合があるため、視聴時点で公式ページの案内を確認するのが確実です。
Gガイドの番組情報では、TVerでの無料見逃し配信についても案内されています。第18話を見逃した場合は、BS朝日の番組ページやTVerの配信状況を確認してください。
参考にした情報
よくある質問
イ・サン第18話はいつ放送されますか?
2026年10月28日(水)14時54分から15時56分まで、BS朝日1で放送予定です。
第18話「握りつぶされた王命」はどんな話ですか?
病で宮殿を離れている英祖に代わってサンが宮中を取り仕切り、その権限を警戒する貞純王妃や反対勢力との対立が強まる回です。
「イ・サン」の脚本と演出は誰ですか?
脚本はキム・イヨン、演出はイ・ビョンフンとキム・グノンです。BS朝日の公式ページでスタッフとして案内されています。
イ・サンは全何話ですか?
BS朝日で放送中の「イ・サン」は全77話の日本語字幕版です。
まとめ
10月28日放送の「イ・サン」第18話「握りつぶされた王命」は、病で不在の英祖に代わって宮中を預かるサンと、その影響力を恐れる王妃側の対立が中心になります。
脚本の視点では、権力の中心人物を不在にすることで周囲の本音を表面化させ、主人公が責任を果たすほど別の対立が強まる構成が見どころです。サンの命令そのものと同時に、周囲がその命令をどう受け止めるかを見ると、第18話の政治劇をより深く楽しめます。

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