10月29日(木)15時50分からテレビ朝日で、「相棒 season18」第12話「青木年男の受難」が再放送されます。サイバーセキュリティ対策本部の青木年男が何者かに拉致され、警察内部の情報を引き出すよう脅されている可能性が浮上するエピソードです。
見どころは、特命係が「青木を捜している」と犯人に悟られないまま、限られた手掛かりから目的を逆算していくところです。脚本の児玉頼子さんと監督の杉山泰一さんが、青木本人をすぐ自由に動かせない状況の中で、本、電話、警察手帳、データベースへのアクセス履歴といった断片をどう物語の推進力に変えているのかに注目すると、頭脳戦の設計が見えやすくなります。
相棒18 #12「青木年男の受難」の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 再放送 | 2026年10月29日(木)15:50〜16:48 |
| 放送局 | テレビ朝日 |
| サブタイトル | 第12話「青木年男の受難」 |
| 主演 | 水谷豊(杉下右京役)、反町隆史(冠城亘役) |
| 主な出演 | 川原和久、山中崇史、山西惇、浅利陽介、小野了、片桐竜次 ほか |
| ゲスト | 中村優一、津村知与支 |
| 脚本 | 児玉頼子 |
| 監督 | 杉山泰一 |
| 初回放送 | 2020年1月15日(水)21:00〜21:54 |
今回のテレビ朝日再放送は15時50分から16時48分までです。テレビ朝日の公式第12話ページでは、初回放送が2020年1月15日21時から21時54分だったこと、脚本が児玉頼子さん、監督が杉山泰一さんであることが確認できます。
season18では、水谷豊さん演じる杉下右京と反町隆史さん演じる冠城亘が特命係として行動します。青木年男役は浅利陽介さんで、公式のシリーズ紹介ではサイバーセキュリティ対策本部に戻り、特命係の二人とも独特の距離感を持つ人物として描かれています。
第12話「青木年男の受難」のあらすじ
物語は、サイバーセキュリティ対策本部の土師太が、青木に頼まれたとして右京へ一冊の本を返しに来るところから始まります。ところが右京には、その本を青木へ貸した覚えがありません。
テレ朝POSTの公式記事では、青木から土師へ「緊急手術のためしばらく休む」という連絡があったことも紹介されています。しかし、亘が青木へ電話してもつながらず、右京と亘はこの不自然さを見逃しません。
調べを進めると、青木は無断欠勤しており、自宅近くにはカバンや警察手帳が落ちています。さらに、外部から警視庁のデータベースへアクセスし、神田北署の捜査資料を調べようとしていることが分かります。
この状況から、青木は自分の意思で情報を集めているのではなく、何者かに拘束され、警察内部の情報を引き出すよう強要されている可能性が高まります。右京と亘は刑事部長の内村に報告し、伊丹、芹沢も加わって、青木の捜索を内密に進めます。
特命係が神田北署へ向かうと、青木がアクセスしようとしている資料が、前年に起きた暴力団幹部の刺傷事件だと判明します。神田北署では刑事課係長の後藤嗣昌と、赴任したばかりの若手刑事・木村信士が登場し、特命係の動きを警戒します。
ここからの焦点は、青木を拘束している人物が誰なのかだけではありません。なぜ犯人は神田北署の過去の捜査資料を欲しがるのか、なぜ青木を選んだのか、そして特命係は犯人に気づかれずにどこまで接近できるのかが同時に進んでいきます。
青木年男が狙われることで生まれる緊張感
第12話では、青木年男が事件の中心に置かれます。青木はサイバーセキュリティ対策本部に所属し、コンピューターや警察内部の情報へ接続できる立場にいるため、犯人側から見れば「警察の情報を取らせるための人質」として利用価値があります。
一方で、青木は特命係と単純な仲間関係ではありません。右京や亘に対して複雑な感情を抱き、距離を取る場面も多い人物です。その青木が危機に陥ることで、普段の皮肉や対立とは別の関係性が表に出てきます。
右京は、青木が直接助けを求めたわけではない段階から、本の違和感や無断欠勤、アクセス履歴を組み合わせて危険を察知します。ここでは「本人からの明確なSOS」ではなく、通常と違う行動そのものがSOSとして機能しています。
この設定によって、視聴者は青木の現在地を十分に知らないまま、右京たちと同じように断片から状況を推理することになります。青木の安否が分からない時間が長いほど、情報一つ一つの重みが増していきます。
特命係と犯人の頭脳戦は何が面白いのか
公式第12話ページは、この回を「警察情報をめぐり特命係と犯人の頭脳戦が始まる」と紹介しています。頭脳戦の中心にあるのは、犯人より先に情報を得ることではなく、こちらが動いていることを犯人に悟らせないことです。
青木が拘束されているなら、犯人は青木の行動を監視している可能性があります。警察が大規模に動けば、その変化が青木へ跳ね返る危険があります。そのため右京たちは、通常の捜索よりも慎重に、犯人の目的を先に探らなければなりません。
この制約が物語を面白くしています。捜査一課の伊丹や芹沢まで加わりながら、派手に人員を展開するのではなく、限られた範囲で調査を進める必要があります。いつもの警察組織の力が、そのまま使えるとは限らない状況です。
さらに神田北署では、右京と亘が目的を明かさず過去の事件資料を探します。すると後藤は二人を不審に思い、木村に監視させます。特命係は犯人だけでなく、事情を知らない警察官からも警戒されるため、情報を隠すこと自体が別の摩擦を生みます。
脚本・演出スタッフから見る第12話
第12話の脚本は児玉頼子さん、監督は杉山泰一さんです。テレビ朝日の公式ストーリーページに明記されています。
この回の脚本で目立つのは、冒頭から青木本人を長く説明させず、周囲に残された異変を順番に積み上げていくことです。返された本、連絡の不自然さ、つながらない電話、路上に残されたカバンと警察手帳、外部からのアクセス記録という順に、状況の深刻さが上がっていきます。
監督の杉山泰一さんにとっても、これらの小さな情報をどのテンポで見せるかが重要になります。一つ一つは派手な出来事ではありませんが、連続させることで「青木に何か起きている」という確信へ変わります。
また、神田北署に移ってからは、右京と亘が何を知っていて何を伏せているか、後藤や木村が特命係をどう見ているかという視線の違いが生まれます。情報を持つ量が人物ごとに違うため、同じ会話でも受け取り方が変わる構造です。
脚本づくりの視点:小さな違和感を段階的に危機へ変える
第12話から学べるのは、最初から事件の全体像を見せず、小さな違和感を積み重ねて危機を立ち上げる構成です。最初の異変は「借りた覚えのない本」です。それだけなら単なる勘違いにも見えます。
しかし、青木が無断欠勤している、電話がつながらない、所持品が路上に落ちている、警察のデータベースへ外部から接続しているという事実が続きます。新しい情報が出るたびに、前の違和感が別の意味を持ち始めます。
この順番が大切です。いきなり「青木が拉致された」と見せれば状況説明は早いですが、右京と亘が異変を発見する過程は短くなります。第12話は、視聴者にも推理する余白を残しながら、危機の輪郭を少しずつ濃くしていると考えられます。
情報を持つ人物と持たない人物を分ける
神田北署の後藤や木村は、青木の拉致の可能性を知らないまま特命係の行動を見ます。そのため、右京と亘の慎重な調査が、彼らには不審な動きに見えます。
脚本では、全員が同じ情報を共有しているより、人物ごとに知っていることをずらすと会話に緊張が生まれます。右京たちは真相へ近づくために情報を隠しますが、その選択が味方側の警察官との摩擦を生むわけです。
この方法は、敵との対立だけに頼らず場面を動かせる点でも有効です。犯人が画面にいない場面でも、特命係が本当の目的を言えないことで緊張を保てます。
人質本人ではなく周囲の痕跡で存在を感じさせる
青木が自由に動けない状況では、本人の台詞だけで危機を伝えることが難しくなります。そこで第12話は、青木の行動履歴や持ち物を使い、画面にいない時間でも存在を感じさせます。
人物を直接登場させ続けなくても、その人物が残した物やデータを通じて物語を進めることはできます。とくにサスペンスでは、「本人がいないのに、その人の痕跡だけが増えていく」状態が不安を強めます。
出演者・ゲストと役どころ
杉下右京役は水谷豊さん、冠城亘役は反町隆史さんです。右京は特命係の係長として細かな違和感を拾い、亘はその推理に付き合いながら現場で行動します。
青木年男役は浅利陽介さんです。青木はサイバーセキュリティ対策本部に所属し、season18でも特命係と独特の関係を続けています。第12話では、その専門性と警察内部へのアクセス権限が事件の仕掛けに直結します。
ゲストは、神田北署の若手刑事・木村信士役の中村優一さん、刑事課係長・後藤嗣昌役の津村知与支さんです。二人は、青木を救うために秘密裏に動く特命係を外側から見る役割を持ち、捜査の目的を簡単に共有できない状況を強めます。
捜査一課からは伊丹憲一役の川原和久さん、芹沢慶二役の山中崇史さんも青木捜索に加わります。普段とは違い、青木の存在が複数部署をつなぎ、警察内部で静かに進む救出劇へ変わっていく点も見どころです。
再放送で注目したい場面
最初に注目したいのは、土師が持ってくる「本」です。右京にとっては自分の物ではないため、普通ならそこで話が終わってもおかしくありません。それでも違和感を捨てず、青木の状況確認へ進むことが事件発見の第一歩になります。
次に、青木のカバンや警察手帳が見つかる場面です。本人がいない一方で、職務上重要な所持品だけが残されているため、偶然の欠勤では説明しにくくなります。ここで物語は「何か変だ」から「事件の可能性が高い」へ一段階進みます。
さらに、青木が外部から捜査資料へアクセスしようとしている事実が出ることで、事件の目的が見え始めます。青木の専門性が、本人を助ける能力ではなく、犯人に利用される弱点へ反転している点が重要です。
神田北署へ移ってからは、特命係と後藤・木村の会話にも注目してください。右京と亘は青木救出のため真相を伏せていますが、その秘密主義が別の警戒を呼びます。誰が何を知っているかを整理しながら見ると、頭脳戦の面白さが分かりやすくなります。
参考にした情報
- テレビ朝日「相棒 season18」第12話 STORY
- テレ朝POST「特命係、無事救出できるか…青木年男(浅利陽介)、何者かに拉致される」
- テレビ朝日「相棒 season18」CAST
- Gガイド「相棒18 #12」2026年10月29日放送
よくある質問
相棒18 第12話「青木年男の受難」はいつ再放送されますか?
2026年10月29日(木)15時50分から16時48分まで、テレビ朝日で再放送されます。
第12話の脚本と監督は誰ですか?
脚本は児玉頼子さん、監督は杉山泰一さんです。テレビ朝日の公式第12話ページに記載されています。
「青木年男の受難」はどんな話ですか?
青木年男が何者かに拉致された可能性が浮上し、右京と亘が犯人に気づかれないよう内密に捜索を進める話です。犯人が求める警察情報と、神田北署で起きた過去の事件が鍵になります。
再放送で特に注目したいポイントは?
借りた覚えのない本から始まり、電話、所持品、アクセス履歴へと違和感が段階的に深刻化する流れに注目してください。脚本が小さな手掛かりを危機へ変えていく過程が見どころです。
まとめ
10月29日15時50分から再放送される「相棒 season18」第12話「青木年男の受難」は、青木の拉致を発端に、警察内部の情報をめぐって特命係と犯人が知恵を競うエピソードです。脚本は児玉頼子さん、監督は杉山泰一さんが担当しています。
脚本づくりの視点では、借りた覚えのない本という小さな違和感から始め、無断欠勤、所持品、データベースのアクセス履歴へと危機を段階的に大きくする構成が参考になります。また、人物ごとに持っている情報をずらすことで、犯人が登場しない場面にも緊張を作っています。
再放送を見るときは、右京がどの時点で何を疑い、次の一手をどう選ぶかを追ってみてください。青木本人が自由に動けない状況でも、残された痕跡によって存在感を保ち続けるサスペンスの作りが見えてきます。

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