楽園追放★送|前作の脚本・演出と「心のレゾナンス」冒頭60秒の見どころ【11月8日19:00】

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2026年11月8日(日)19時から、TOKYO MX1で「楽園追放★送 【初公開『心のレゾナンス』冒頭60秒】」が放送されます。2014年公開の劇場アニメ「楽園追放 -Expelled from Paradise-」を振り返りながら、11月13日公開の続編「楽園追放 心のレゾナンス」へつなぐ特別な放送です。

最新作公式の告知では、TOKYO MXの放送時間は19時から21時まで。番組の最後には「楽園追放 心のレゾナンス」の冒頭60秒が初公開予定と案内されています。前作の物語と脚本の仕掛けを押さえてから見ると、新作冒頭の情報量を受け取りやすくなります。

「楽園追放★送」の放送日時と内容

項目内容
放送日時2026年11月8日(日)19:00〜21:00
放送局TOKYO MX1
放送作品楽園追放 -Expelled from Paradise-
特別企画「楽園追放 心のレゾナンス」冒頭60秒を番組最後に初公開予定
前作公開2014年11月15日
最新作公開2026年11月13日(金)

今回の企画名は「楽園追放送」です。最新作公式によると、前作の再放送・再配信企画として全国16局と3つの配信先で展開され、TOKYO MXでは11月8日19時から21時まで放送されます。

同じ企画はBS11や各地の地上波でも行われますが、TOKYO MXの放送は最新作公開の5日前です。続編を見る前に前作を一度通して確認し、そのまま新作の冒頭60秒へ進めるため、物語上のつながりを意識しやすい編成になっています。

公式告知では、テレビ放送だけでなくABEMA、ニコニコ生放送、YouTubeの東映アニメーションミュージアムチャンネルでも前作の配信が組まれています。劇場公開直前に複数の視聴手段を用意し、前作を確認してから続編へ進める企画になっています。

前作「楽園追放」はどんな物語?

舞台は西暦2400年。地球はナノハザードによって荒廃し、大半の人類は肉体を捨て、知能だけの存在として電脳世界ディーヴァで暮らしています。

ディーヴァへ謎のハッキングが行われたことで、捜査官アンジェラ・バルザックは地上へ派遣されます。地上で彼女を支えるのが、現地調査員ディンゴです。アンジェラは機動外骨格スーツ「アーハン」を使いながら、ハッキングを行う存在の正体へ近づいていきます。

東映アニメーション公式では、アンジェラ、ディンゴ、フロンティアセッターの3人が主要人物として紹介されています。アンジェラ役は釘宮理恵さん、ディンゴ役は三木眞一郎さん、フロンティアセッター役は神谷浩史さんです。

この作品の面白さは、「電脳世界が楽園で、荒廃した地上が不自由な場所」という最初の印象が、物語が進むにつれて揺らいでいくところにあります。安全で効率的なディーヴァと、不便でも身体を持って生きる地上を並べ、どちらが本当に自由なのかを登場人物の選択から見せていきます。

キャストとスタッフ

役割・人物担当
アンジェラ・バルザック釘宮理恵
ディンゴ(ザリク・カジワラ)三木眞一郎
フロンティアセッター神谷浩史
原作ニトロプラス/東映アニメーション
脚本虚淵玄(ニトロプラス)
監督水島精二
演出京田知己
キャラクターデザイン齋藤将嗣
音楽NARASAKI
アニメーション制作グラフィニカ
企画・製作東映アニメーション

前作は、脚本を虚淵玄さん、監督を水島精二さんが担当したオリジナル劇場作品です。東映アニメーションの作品紹介でも、二人のコラボレーションを作品の大きな特徴として挙げています。

全編フルCGを用いたセルルックの映像も当時の注目点でした。東映アニメーションの受賞発表では、全国13館での公開から支持を広げ、日本映画批評家大賞アニメ部門作品賞を受賞したことが紹介されています。

脚本づくりの視点:対立を「正解と間違い」にしない

「楽園追放」の脚本で注目したいのは、対立する価値観のどちらか一方を、単純に悪として処理しないことです。ディーヴァは管理された社会ですが、そこには安全や効率という利点があります。一方、地上は自由に見えても、荒廃した環境で生きる厳しさがあります。

主人公アンジェラは、最初から地上の価値を理解している人物ではありません。ディーヴァの論理を身につけた捜査官として地上へ降り、ディンゴとの行動を通して、自分が当然だと思っていた価値観を見直していきます。

世界観の説明を人物同士の摩擦に変える

SFでは、設定説明が増えると物語が止まりやすくなります。本作では、電脳世界と地上の違いを長い説明だけで伝えるのではなく、アンジェラとディンゴの考え方や生活感覚の違いとして見せています。

アンジェラにとって合理的なことが、ディンゴには不自然に見える。逆に、ディンゴが受け入れている地上の不便さが、アンジェラには理解しにくい。このずれが会話や行動の摩擦になり、観客は二人のやり取りを追ううちに世界の仕組みを理解できます。

脚本を書くとき、設定を説明する役と質問する役を機械的に分けるだけでは、会話が説明文になりがちです。本作のように、登場人物が異なる価値観を本気で持っていれば、情報の提示そのものがドラマになります。

「敵かもしれない存在」を先に謎として置く

物語の発端は、ディーヴァへのハッキングです。捜査側から見れば、ハッキングを行う存在は危険な相手として扱われます。しかし、物語はその存在の目的をすぐには断定せず、アンジェラと観客が一緒に調べる形で進みます。

この構成によって、「誰が犯人か」だけでなく「なぜそんな行動をしているのか」が重要になります。行動の意味が分かったとき、それまでの敵味方の見え方が変わるため、SF設定とキャラクターの選択が結びつきます。

主人公に最初の判断をさせ、それを後から揺さぶる情報を出す方法は、物語の中盤で価値観を反転させるときに有効です。「最初に信じていた世界」と「知ったあとの世界」の差が大きいほど、主人公が最後に何を選ぶかが強い結論になります。

「心のレゾナンス」は前作の何を引き継ぐ?

「楽園追放 心のレゾナンス」は、前作のその先を描く完全新作劇場アニメーションです。2026年11月13日(金)に公開され、監督は水島精二さん、脚本は虚淵玄さん、キャラクターデザインは齋藤将嗣さん、音楽はNARASAKIさんが担当します。

東映アニメーションの制作決定発表では、前作のメインスタッフが再集結し、新たな物語を描くことが明記されています。続編でも、世界観だけを借りた別作品ではなく、前作を作った中心スタッフが再び組んでいる点が重要です。

最新作の公式あらすじでは、アンジェラの叛逆後、彼女にハッキングされて地上へ脱走した保安局エージェントたちが「フォールン」と呼ばれ、ディーヴァへの脅威となっていることが示されています。新たなエージェントたちが、その正体を追う物語です。

前作でアンジェラが行った選択が、続編では世界側の新しい問題として残っていることになります。主人公の決断をその作品だけで完結させず、社会や制度にどんな影響を残したのかまで次の物語にする点は、続編の作り方として注目できます。

冒頭60秒を見るときの注目点

11月8日のTOKYO MX放送では、番組の最後に最新作の冒頭60秒が初公開予定です。放送前のため、その60秒に何が映るかは公式には明かされていません。

ただし、冒頭は作品が観客へ最初に渡す情報です。新主人公側から始まるのか、前作の出来事を踏まえた世界の現状から始まるのか、あるいは「フォールン」という存在を先に示すのかによって、続編が何を中心に据える作品なのかが見えてきます。

脚本の入り口としては、最初の60秒で「誰の視点か」「何が平常状態か」「最初にどんな違和感を置くか」を見ると参考になります。前作を見終えた直後に続編の冒頭を見る今回の編成では、同じ世界がどのように変化したのかを比較しやすいはずです。

参考にした情報

よくある質問

「楽園追放★送」はTOKYO MXでいつ放送されますか?

2026年11月8日(日)19時から21時までTOKYO MX1で放送されます。前作「楽園追放 -Expelled from Paradise-」の放送後、最新作「楽園追放 心のレゾナンス」の冒頭60秒が初公開予定です。

前作「楽園追放」の脚本と監督は誰ですか?

脚本は虚淵玄さん、監督は水島精二さんです。演出は京田知己さん、キャラクターデザインは齋藤将嗣さんが担当しています。

「楽園追放 心のレゾナンス」はいつ公開されますか?

2026年11月13日(金)公開です。監督・水島精二さん、脚本・虚淵玄さんなど、前作の中心スタッフが再び参加しています。

「心のレゾナンス」の冒頭60秒では何が見られますか?

具体的な映像内容は放送前の時点では公式に明かされていません。11月8日の「楽園追放★送」の番組最後に初公開予定です。

まとめ

2026年11月8日19時からTOKYO MX1で放送される「楽園追放★送」は、2014年の前作を振り返り、11月13日公開の「楽園追放 心のレゾナンス」へつなぐ特別企画です。番組最後には最新作の冒頭60秒が初公開予定となっています。

前作の脚本では、電脳世界と地上の対立を単純な善悪にせず、アンジェラとディンゴの価値観の違いから世界設定を見せる構成が大きな特徴です。放送では、アンジェラの選択がどのように結末へつながったかを確認し、その直後に続編の最初の60秒が何を提示するのかに注目すると、二作品のつながりをより深く味わえます。

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