2026年11月2日(月)15時50分から、テレビ朝日で「相棒6」第18話「白い声」が再放送されます。
この回は、杉下右京と亀山薫が「存在しない殺人事件」の情報提供を求めるビラに引っかかるところから始まります。事件記録がないのに、遺族は娘が殺されたと訴えている。その食い違いが、物語を前へ押し出す大きな仕掛けです。
脚本は岩下悠子さん、監督は長谷部安春さん。派手な事件の発生から始めず、遺族の訴えと警察側の判断のズレから謎を立ち上げる構成に注目すると、再放送でも見応えがあります。
相棒6 第18話「白い声」の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月2日(月)15:50〜16:48 |
| 放送局 | テレビ朝日 |
| シーズン | season6 |
| 話数 | 第18話 |
| サブタイトル | 白い声 |
| 主演 | 水谷豊、寺脇康文 |
| 主なゲスト | 山本亘、上杉祥三 ほか |
| 脚本 | 岩下悠子 |
| 監督 | 長谷部安春 |
テレビ朝日のシリーズ一覧では、season6第18話のサブタイトルが「白い声」、ゲストが山本亘さん、上杉祥三さんほかと案内されています。初回放送は2008年3月12日で、TELASAでもseason6第18話として配信ページが用意されています。
今回の再放送は、関東地区の番組表では15時50分から16時48分まで。連続ドラマの再放送枠として見る場合は、前後の編成によって開始時刻が変わる可能性があるため、当日の番組表も合わせて確認しておくと安心です。
「白い声」はどんな回?事件がないのに殺人を訴える父から始まる
「白い声」の入口は、右京と薫が手にした一枚のビラです。そこには、調布のマンションで起きたという殺人事件への情報提供を求める内容が書かれていました。
ところが、警視庁側の記録と照合しても、該当する殺人事件が見つかりません。事件が起きたという訴えと、公的な記録に事件が存在しないという事実が、最初から正面衝突します。
ビラを配っていたのは中津留健吾。山本亘さんが演じます。健吾は、娘の順子が自宅マンションでストーカーに殺されたと訴えています。一方、所轄署の熊沢刑事は、順子の死を急性心不全による病死と判断していました。
この時点で、視聴者には二つの可能性が示されます。父親が悲しみのあまり事件だと思い込んでいるのか。それとも、警察が事件の兆候を見落としたのか。右京と薫は、そのどちらかを先に決めつけるのではなく、順子の部屋や周辺事情を確かめていきます。
事件もののドラマでは、最初に遺体や犯行現場を示して「犯人は誰か」を追う形が多くあります。「白い声」は逆に、そもそも事件だったのかどうかを問い直すところから始まります。そのため、謎の中心は犯人探しだけではなく、見過ごされた違和感を誰が拾うのかという点にも置かれています。
再放送前に結末まで知りたくない方は、父・健吾の訴えと熊沢刑事の判断がなぜ食い違うのか、その一点に注目して見るだけでも十分に楽しめます。右京が小さな違和感を積み重ねる場面と、薫が遺族の気持ちに近い位置で動く場面の役割分担も、この回の見どころです。
第18話の出演者とゲストの役どころ
中心となるのは、杉下右京役の水谷豊さんと、亀山薫役の寺脇康文さんです。season6は、冷静に事実を組み立てる右京と、人の感情や現場の空気に反応する薫の組み合わせが強く出る時期の一つです。
第18話のゲストとしてテレビ朝日のシリーズ一覧に掲載されているのが、山本亘さんと上杉祥三さんです。山本さんは、亡くなった中津留順子の父・中津留健吾を演じます。娘の死を病死ではなく殺人だと信じ、ひとりでビラを配り続ける人物です。
上杉さんが演じるのは、所轄署の熊沢刑事。順子の死に事件性はないと判断した側にいる人物で、健吾の訴えと対立する立場になります。この二人の立場の差が、そのまま物語の緊張感につながっています。
資料で確認できる出演者には、城南大学理工学部の助手・三田村真司役の西川忠志さん、中津留順子役の直林真里奈さん、監察医役の石山雄大さんらもいます。誰が何を知っているのかを整理しながら見ると、右京がどの情報に反応しているのかが追いやすくなります。
レギュラー陣では、鈴木砂羽さん、岸部一徳さん、川原和久さん、山中崇史さん、山西惇さん、六角精児さんらがseason6の主要キャストとして紹介されています。特命係だけで完結せず、警察組織の内側の判断や鑑識の情報がどう噛み合うかも「相棒」らしい部分です。
脚本・演出・音楽のスタッフ
「白い声」の脚本は岩下悠子さん、監督は長谷部安春さんです。CDJournalのBlu-ray BOX収録情報では、第18話「白い声」の脚本・監督がこの組み合わせで記載されています。
テレ朝チャンネルのseason6紹介では、シリーズの脚本陣として輿水泰弘さん、古沢良太さん、岩下悠子さん、戸田山雅司さん、西村康昭さん、櫻井武晴さん、入江信吾さん、吉本昌弘さんが掲載されています。監督陣には和泉聖治さん、森本浩史さん、近藤俊明さん、長谷部安春さんが名を連ねています。
音楽はseason6を通して池頼広さんが担当しています。事件の不穏さを前に出すだけでなく、右京の思考が進む場面や、薫が感情を受け止める場面で音の置き方が変わるため、台詞だけでなく場面の温度にも注意して見ると印象が変わります。
脚本と演出を分けて考えると、脚本は「何をいつ明かすか」を設計し、演出は「どの違和感を画面上で強く見せるか」を担います。「白い声」は、最初から大きな証拠を見せるのではなく、小さな食い違いを順番に積み上げるため、この二つの役割が見えやすい回です。
脚本づくりの視点:最初に「事件の有無」を疑わせる構成
この回で脚本志望者がまず注目したいのは、物語の問いの置き方です。通常の刑事ドラマなら「誰が殺したのか」が中心の問いになりますが、「白い声」ではその一段手前に「そもそも殺人事件だったのか」が置かれています。
この問いを最初に置くと、視聴者は警察の記録を信じるべきか、父親の訴えを信じるべきか迷います。つまり、犯人を隠すだけではなく、事件そのものの輪郭まで不確かにすることで、序盤から強い引力を作っていると考えられます。
さらに巧いのは、父・健吾を単なる情報提供者にしていない点です。健吾は「娘は殺された」と強く訴える人物であり、その感情の強さが、視聴者にとっては証言の信頼性を判断しにくくする要素にもなります。悲しみが深いからこそ正しいのか、悲しみが深いからこそ思い込みが生まれているのか、簡単には決められません。
一方の熊沢刑事は、病死と判断した側です。こちらも最初から悪意のある人物として置くのではなく、「警察はそう判断した」という制度側の現実を背負わせています。個人対個人ではなく、遺族の感覚と組織の判断をぶつけることで、ドラマの対立が一段深くなっています。
右京と薫に別々の役割を持たせる
右京は、記録にない事件という論理的な不自然さに引かれます。薫は、娘を失った父親の必死さに近い位置で動きます。同じ事件を追っていても、二人が反応する入口は同じではありません。
バディものを書くとき、二人の登場人物が常に同じことを考えていると、会話が説明の繰り返しになりやすくなります。「白い声」のように、片方は事実の矛盾、もう片方は人の感情に敏感という違いを持たせると、同じ場面でも異なる意味を持たせやすくなります。
この回では、右京が違和感を言語化し、薫が現場で人と向き合うことで、捜査の速度と感情の深さが両立していると考えられます。二人の性格差が、そのまま物語を進める機能になっているわけです。
「小さな違和感」を次の場面へつなぐ
もう一つの注目点は、一つの証拠で一気に真相へ飛ばないことです。ビラ、事件記録の不在、遺族の訴え、所轄署の判断、現場に残る不自然さというように、次の確認へ進む理由が段階的に置かれています。
脚本を書くときは、主人公が次の場所へ行く理由が弱いと、展開が作者都合に見えます。この回では「これが変だから次を確かめる」という因果が連続しているため、右京たちの移動や聞き込みに納得感が生まれています。
また、タイトルの「白い声」は、単に事件名のように置かれているわけではありません。声を上げても届かない人、記録に残らなかった死、見落とされた違和感というモチーフと響き合う題名として受け取れます。題名を物語の主題と結びつける方法としても参考になる回です。
前回・第17話「新・Wの悲喜劇」はどんな内容?
前回にあたるseason6第17話は「新・Wの悲喜劇」です。TELASA公式では、美和子がスキーで足を負傷し、右京とたまきが料理を持って亀山家を訪れるところから始まる回として紹介されています。
マンションの前で薫と合流した二人は、亀山家の一つ上の階に住む主婦・白鳥寿々美と出会います。第17話は身近な生活空間から事件へ入るタイプの回で、第18話「白い声」のように遺族の訴えから謎へ入る構成とは入口の雰囲気がかなり違います。
連続して見ると、同じ右京・薫のコンビでも、毎回どこに最初の違和感を置くかで作品の手触りが変わることが分かります。エピソードごとに導入の型を変えることも、長期シリーズを飽きさせない工夫の一つと考えられます。
「白い声」はどこで配信されている?
TELASAには「相棒 season6 第18話」の個別ページがあり、初回放送日と本編の概要が掲載されています。再放送を見逃した場合や、season6を順番に確認したい場合は、TELASA側の最新の配信状況を確認してください。
配信作品は契約状況や提供期間が変わることがあります。この記事では2026年10月30日の調査時点で確認できたページをもとにしています。
参考にした情報
- テレビ朝日「相棒 season12」プレミアム一覧・過去シリーズ
- テレ朝チャンネル「相棒 season6」
- TELASA「相棒 season6 第18話」
- CDJournal「相棒 season6 Blu-ray BOX」
- Gガイド「2026年11月2日のテレビ番組表[東京]」
- TELASA「相棒 season6 第17話」
よくある質問
相棒6第18話「白い声」はいつ再放送されますか?
2026年11月2日(月)15時50分から16時48分まで、テレビ朝日で再放送予定です。放送時刻は関東地区の番組表で確認したものです。
「白い声」の脚本と監督は誰ですか?
脚本は岩下悠子さん、監督は長谷部安春さんです。Blu-ray BOXの収録情報でも第18話の担当として確認できます。
第18話の主なゲストは誰ですか?
テレビ朝日のシリーズ一覧では、山本亘さん、上杉祥三さんほかが第18話「白い声」のゲストとして掲載されています。
「白い声」はどんな事件から始まりますか?
右京と薫が、調布のマンションで起きたという殺人事件への情報提供を求めるビラを手にするところから始まります。しかし警察側には該当する殺人事件の記録がなく、その食い違いが捜査の入口になります。
まとめ
2026年11月2日に再放送される「相棒6」第18話「白い声」は、事件として記録されていない死を、遺族の訴えから右京と薫が見直していく回です。山本亘さん演じる父・中津留健吾と、上杉祥三さん演じる熊沢刑事の立場の違いが、序盤から強い緊張感を生みます。
脚本の岩下悠子さんは「誰が犯人か」の前に「本当に事件だったのか」という問いを置き、長谷部安春監督の演出はその違和感を少しずつ拾っていきます。再放送では、右京と薫が同じ情報にどう違う角度から反応するか、そして小さな違和感が次の場面へどうつながるかに注目してみてください。

コメント