韓国ドラマ「薯童謠 ソドンヨ」第43話「王になるべき者」|脚本・演出から読み解く見どころ【11月6日放送】

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11月6日(金)13時4分からTOKYO MX1で放送される韓国ドラマ「薯童謠 ソドンヨ」第43話は、「王になるべき者」。チャンの出生と王位をめぐる物語が、大きく動く回です。

これまでチャンは、自分が百済の王子であることを知りながらも、権力そのものを求めてきた人物ではありません。第43話では、そんなチャンに「王になるべき者」という意味が突きつけられます。

公式情報と全74話版のあらすじをもとに、今回の展開、前回からのつながり、キャスト、脚本・演出を整理しながら、なぜこの回が物語の転換点になるのかを見ていきます。

第43話「王になるべき者」の放送情報

項目内容
放送日時2026年11月6日(金)13:04〜14:00
放送局TOKYO MX1
番組韓国ドラマ「薯童謠 ソドンヨ」
話数第43話
サブタイトル王になるべき者
制作2005年
TOKYO MX版全74話
脚本キム・ヨンヒョン
演出イ・ビョンフン

TOKYO MX公式では、同作を全74話として編成しています。放送時間は13時4分から14時までで、字幕スーパー付きの放送です。

「薯童謠 ソドンヨ」は、百済・新羅・高句麗が対立する三国時代を舞台に、百済の王子として生まれながら平民として育ったチャンの人生を描く歴史ロマンです。

第43話のあらすじ:チャンが第四王子だと明かされる

第43話では、モンナスが、チャンこそ王になるべき者だという神託の意味を理解します。そして威徳王に、チャンが第四王子であることを告白します。

ここまでチャンの出生は、物語の大きな秘密であり続けてきました。チャン自身はすでに自分の出自を知っていますが、それが王の前で明確に言葉にされることで、個人の秘密から国家の問題へ変わります。

しかしチャンは、王になる天命をすぐには受け入れません。威徳王が父と呼んでほしいと願っても、その望みさえ拒みます。

さらにチャンは、ソンファとともに百済を去ろうとします。生まれながらの身分や王位より、自分が選んだ生き方を優先しようとする姿が描かれるため、「王になるべき者」という題名とチャン自身の意思が正面からぶつかる回です。

なぜチャンは王になることを拒むのか

チャンは、最初から王になるために育てられた人物ではありません。平民として暮らし、技術を学び、モンナスのもとで人々の生活に触れてきました。

そのため、王子であることが分かったからといって、すぐに王位へ向かえる人物ではありません。むしろ、自分が何者として生きるのかを自分で決めたいという思いが強くあります。

前回までに阿佐太子を失い、百済の政治は大きく揺れています。王位を継ぐことは単なる名誉ではなく、争いと責任を引き受けることでもあります。

チャンが拒む姿は、弱さだけではなく、王位の重さを軽く扱わない人物だからこその反応だと考えられます。簡単に「王になります」と言わせないことで、その後に決断する時の意味が大きくなる構成です。

威徳王とチャンの父子関係が動く回

第43話では、政治的な王位継承だけでなく、威徳王とチャンの父子関係も重要です。威徳王は、チャンに父と呼んでほしいと望みます。

しかしチャンは、その言葉を受け入れません。血のつながりが分かっただけで、失われていた時間まで埋まるわけではないからです。

チャンにとって威徳王は、長い間「父」として一緒に生きてきた人物ではありません。出生の事実が明らかになることと、親子の感情が成立することは別だと描かれています。

このずれがあるからこそ、王位継承の話が家族の物語にもなります。国家の後継者を決める場面でありながら、一人の息子が父を受け入れられるかどうかという個人的な痛みが同時に置かれています。

モンナスが見抜いた「王になるべき者」の意味

モンナスは、チャンが平民として育ち、人々の暮らしを知っていることに大きな意味を見いだします。王族として宮中だけで育った人物とは違い、民の生活を自分の目で見てきた経験があるからです。

第43話の題名「王になるべき者」は、血筋だけを指しているわけではありません。王子だから王になるのではなく、国と民をどう見るかという資質が問われています。

モンナスがチャンの出生を威徳王へ明かす場面は、秘密を暴露するためだけではありません。これまで積み重ねてきたチャンの経験を、王位と結びつける役割を持っています。

物語の初期から続いてきた「技術を学ぶ若者」「民とともに暮らす青年」という設定が、ここで「王として必要な経験」へ意味を変えていくのが重要です。

キャストと主要人物

主人公チャンを演じるのはチョ・ヒョンジェさんです。チャンは百済の王子として生まれながら出生を知らず、平民として育った人物で、ソドンという名でも呼ばれます。

ソンファ姫役はイ・ボヨンさん。新羅の姫でありながらチャンと愛し合い、国や身分の違いを越えて彼を支える存在です。第43話でも、百済を去ろうとするチャンと行動をともにしようとします。

モンナス博士役はイ・チャンフンさんです。チャンを育て、技術を教えてきた師であり、チャンの出生の秘密にも深く関わっています。

ほかに、サテッキル役のリュ・ジンさん、プヨソン役のキム・ヨンホさん、ウヨン姫役のホ・ヨンランさんらが出演します。王位をめぐる対立が進む中、それぞれの立場がチャンの選択に影響していきます。

脚本・演出のスタッフ

役割担当
脚本キム・ヨンヒョン
演出イ・ビョンフン

TOKYO MX公式で、脚本はキム・ヨンヒョンさん、演出はイ・ビョンフンさんと確認できます。二人は「宮廷女官 チャングムの誓い」でも組んだスタッフです。

「薯童謠 ソドンヨ」では、王宮の権力争いだけでなく、技術者たちの世界、民の暮らし、恋愛、師弟関係を重ねながら主人公の成長を描いています。

第43話では、それまで別々に見えていた「出生の秘密」「民としての経験」「父子関係」「王位継承」が一つの場面へ集まります。長期ドラマならではの積み重ねが、題名の意味に結びつく回です。

脚本づくりの視点:主人公の目的をあえて拒ませる

第43話で面白いのは、物語上は「王になる」方向へ進んでいるのに、主人公本人がそれを拒むことです。普通なら出生の秘密が明らかになった時点で、王位への道が開けたと描けます。

しかし脚本は、チャンにすぐ受け入れさせません。これによって「王になれるか」ではなく、「王になることを自分で選べるか」という問いに変わります。

主人公が最終的に到達する場所を、すぐには欲しがらない構成にすると、成長の過程を描きやすくなります。チャンの場合、王位を拒むからこそ、後に国や民のために受け入れる決断が生まれた時、その変化が人物の成長として見えると考えられます。

外側の身分と内側の気持ちをずらす

チャンは外から見れば第四王子です。しかし内面では、王子として育ってきた自覚がありません。

この「事実」と「感情」のずれが、ドラマを生みます。出生が判明しただけで問題を解決させず、本人がその事実をどう受け止めるかを次の課題にしているわけです。

脚本で秘密を明かす場面は、答えを出す場面にもできますが、新しい葛藤を生む場面にもできます。第43話は、長く引っ張ってきた秘密を公開しながら、同時により大きな選択を主人公へ渡していると考えられます。

前回(第42話「退位宣言」)からのつながり

前回第42話では、阿佐太子を失ったチャンが失意の中にあり、威徳王は王位から退いて仏門に入ると宣言します。王の退位によって、百済の後継者問題が一気に現実味を帯びました。

威徳王の弟プヨゲやプヨソン側は次の権力を見据え、太学舎の人事まで動かそうとします。一方でモンナスは、チャンこそ王になるべき人物ではないかという考えを強めていきます。

その流れを受けた第43話で、モンナスがチャンの出生を威徳王に明かします。前回の「王が退く」という動きと、今回の「新たな王になるべき者を示す」という動きが対になっています。

第42話を踏まえると、第43話は単なる出生告白の回ではなく、空こうとしている王座を誰が継ぐのかという政治的な局面として見えてきます。

放送版によって話数が違う点に注意

「薯童謠 ソドンヨ」は、日本での放送局や編集版によって全体の話数表記が異なることがあります。TOKYO MXは全74話版で、第43話が「王になるべき者」です。

一方、別の放送版では全66話や全55話として編成された例もあります。そのため、配信サービスや過去の放送情報を探すと、同じ内容でも話数がずれている場合があります。

今回の記事は、2026年11月6日にTOKYO MX1で放送される全74話版の第43話を基準にしています。

見逃し配信

TOKYO MXの配信対応番組一覧では、「薯童謠 ソドンヨ」はTVerで見逃し配信の対象として案内されています。

配信期間や対象話は変更される場合があるため、視聴時にはTOKYO MXまたはTVerの最新表示を確認してください。テレビ放送は平日13時4分からのため、昼間に見られない場合は見逃し配信を確認しやすい作品です。

参考にした情報

よくある質問

薯童謠 ソドンヨ第43話「王になるべき者」はいつ放送されますか?

2026年11月6日(金)13時4分から14時まで、TOKYO MX1で放送されます。

第43話でチャンは王になりますか?

第43話では、モンナスがチャンを第四王子だと威徳王に明かしますが、チャン自身は王になる天命を受け入れず、百済を去ろうとします。

薯童謠 ソドンヨの脚本と演出は誰ですか?

脚本はキム・ヨンヒョンさん、演出はイ・ビョンフンさんです。TOKYO MX公式のキャスト・スタッフページで確認できます。

TOKYO MX版は全何話ですか?

TOKYO MXで放送されている版は全74話です。ほかの放送局や配信版では編集によって話数表記が異なる場合があります。

まとめ

「薯童謠 ソドンヨ」第43話「王になるべき者」は、チャンが第四王子であることが威徳王へ明かされ、王位継承の問題が本人の前に突きつけられる重要な回です。

ところがチャンは、血筋だけを理由に王になる道を選びません。父と呼んでほしいという威徳王の願いも拒み、ソンファとともに百済を去ろうとします。

脚本の視点では、主人公が到達するはずの場所をいったん拒ませることで、その後の決断をより大きなものにする構成が見どころです。11月6日の放送では、王位そのものよりも、チャンが「自分は誰として生きるのか」をどう受け止めるかに注目すると、物語の転換点が見えやすくなります。

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