10月27日(火)22時からNHK総合で放送されるドラマ10「会社員」第3回は、英理子とるりが山岸のスマートフォンから決定的なデータを見つけ、これまで保留されてきた問題が大きく動き出す回です。
英理子は寺田の訴えを軽く扱った自分の判断を悔い、山岸をプロジェクトから外すと安西に宣言します。一方で、休暇明けに戻るはずの寺田が会社に現れず、るりは寺田のマンションへ向かいます。
第3回は、「証拠が見つかったから解決する」という単純な展開ではありません。英理子の判断ミス、会社のプロジェクト、寺田の不在が同時に進むため、問題を正そうとするほど別の危機が広がる構造に注目です。
ドラマ10「会社員」第3回の放送日時とキャスト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月27日(火)22:00〜22:45 |
| 放送局 | NHK総合 |
| 主演 | 吉田羊(宮木英理子役) |
| 主な出演 | 南沙良、加藤清史郎、小久保寿人、前川泰之、田中直樹、尾美としのり ほか |
| 第3回脚本 | あさか友恵 |
「会社員」は、大手企業で取締役昇進を目前にした宮木英理子を主人公に、組織で働くことの意味と良心の在りかを描くオフィス・サスペンスです。
英理子は努力と実力で男性優位の組織を勝ち抜いてきた人物です。そのため、仕事を成功させること、自分の判断が正しいと証明すること、部下や会社を守ることが複雑に結びついています。
るりは英理子が勤務する会社のメールセンターで働く派遣社員で、組織の論理より「見て見ぬふりをしないこと」を重視する人物として描かれています。第3回では、この二人が同じ証拠を前にしながら、同じ結論へ一直線に進めるのかが見どころになります。
第3回のあらすじ|山岸のスマホから「決定的なデータ」
第3回では、英理子とるりが山岸のスマートフォンから、ある決定的なデータを発見します。放送前に公開されているあらすじでは、そのデータの具体的な内容までは明かされていません。
重要なのは、その証拠によって英理子の姿勢が変わることです。英理子は、寺田が訴えていた問題を軽く扱った自分の判断を悔い、山岸をプロジェクトから外すと常務の安西に宣言します。
英理子にとって、これは単なる人事判断ではありません。彼女が進めているプロジェクトは、取締役昇進にも関わる重要な仕事です。山岸を外せば、プロジェクトそのものの進行に大きな穴が空きます。
それでも山岸を外すという決断は、「仕事の成功を守る」ことよりも「見つかった問題を正す」ことへ軸足を移した行動だと考えられます。ただし、その選択をした瞬間から、英理子は山岸抜きでプロジェクトを成立させる責任も背負います。
放送情報では、英理子が後任探しに奔走するとされています。つまり第3回は、問題社員を外せば終わる話ではなく、その後の現実的な負担まで描く回です。職場の問題を正すことと、現場を止めないことを同時に求められる難しさが、英理子の立場をさらに追い込みます。
寺田はなぜ会社に来ない?るりがマンションへ向かう理由
もう一つの大きな動きが、寺田の不在です。寺田は休暇明けに復帰するはずでしたが、会社に姿を見せません。
寺田はこれまで、山岸の言動に耐えられないと英理子へ訴えてきた人物です。英理子がその訴えを十分に受け止めなかったことが、第3回で明確な後悔として返ってきます。
るりは寺田の身を案じ、寺田のマンションを訪れます。放送前に公開された情報では、その先で何が起きるのかは明かされていません。
ここで第3回は、会社の中で起きている問題と、会社の外にいる寺田の状態を並行して描きます。英理子は社内で山岸を外し、後任を探す。一方のるりは、出社してこない寺田本人を確かめに行く。二人が別々の場所で同じ問題の後始末をしている形です。
この分担によって、職場の問題は人事やプロジェクト管理だけでは終わらず、一人の社員の生活や心身にも影響していることが浮かび上がると考えられます。
宮木英理子と斉藤るりの関係が変わる回
「会社員」の中心には、英理子とるりの緊張関係があります。英理子は組織の中で結果を積み重ねてきた側、るりは組織の外側に近い立場から、見過ごされている問題へ目を向ける側です。
第1回から第2回にかけて、この二人は同じ出来事を見ても判断が一致しませんでした。英理子には責任ある立場として守らなければならないプロジェクトや部下があり、るりには組織の都合より優先したい正しさがあります。
第3回で決定的なデータが見つかると、英理子はるりが問題視していた方向へ大きく動きます。しかし、ここで二人が完全な味方になるとは限りません。
英理子は会社の中で決断し、るりは寺田本人を心配して動くため、同じ問題に向き合っていても立場は違います。この立場の違いが残ることで、二人の対話には単純な和解ではない緊張感が続くと考えられます。
脚本・演出のスタッフ|第3回脚本はあさか友恵
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| 作 | 名嘉友美、松井周、あさか友恵、縦谷宗(WDRプロジェクト) |
| 第3回脚本 | あさか友恵 |
| 音楽 | yuma yamaguchi |
| 制作統括 | 上田明子、石村将太 |
| 演出 | 保坂慶太、大嶋慧介、西尾友希 |
番組情報では、「会社員」はNHKが進めるWDR(Writers’ Development Room)プロジェクトから生まれた作品と紹介されています。第1弾「3000万」に続くプロジェクト第2弾で、複数の書き手が脚本開発に参加しています。
J:COMのNHK番組情報では、第3回の脚本はあさか友恵さんと記載されています。一方で、今回確認できた資料からは第3回単独の演出担当者までは特定できませんでした。
シリーズの演出スタッフとしては、保坂慶太さん、大嶋慧介さん、西尾友希さんが紹介されています。放送前の記事では、個別回の担当を推測せず、確認できたシリーズスタッフとして扱います。
脚本づくりの視点|「証拠が見つかった後」をドラマにする
第3回の脚本で注目したいのは、決定的な証拠をゴールではなく、新しい問題の始まりにしている点です。
サスペンスでは、証拠を見つけることが大きな目的になりがちです。しかし「会社員」第3回では、山岸のスマホから証拠を見つけたあとに、英理子がより難しい判断を迫られます。
山岸を外すと決めれば、次はプロジェクトの後任を探さなければなりません。寺田の訴えを軽く扱ったことを認めれば、自分の過去の判断ミスにも向き合わなければなりません。証拠の発見によって謎が一つ解けても、人物の責任はむしろ重くなっています。
この構成は、「出来事の解決」と「人物の問題の解決」を分けていると考えられます。スマホのデータは事実関係を動かしますが、英理子の後悔や寺田の状態、会社のプロジェクトはそれだけでは戻りません。
物語を書くとき、重要な証拠や秘密を明かした直後に何が起きるかまで考えると、展開を途切れさせずに済みます。第3回は、真実が分かった瞬間から、別の責任が始まる作りになっています。
もう一つは、「不在の人物」を使った緊張の作り方です。寺田は出社してこないため、第3回の序盤では画面にいなくても存在感があります。
人物がその場にいないからこそ、周囲がその理由を考え、心配し、行動します。るりがマンションへ向かう動機も、寺田が来ないという一つの事実から生まれています。
不在は情報不足を作ります。視聴者も英理子やるりと同じように「寺田はどうしたのか」を知らない状態になるため、マンションを訪れる場面そのものが次の緊張につながります。
さらに、英理子とるりを別々の場所へ動かすことで、第3回は二つの問題を同時進行させています。英理子は「組織をどう立て直すか」、るりは「寺田本人をどう守るか」に向き合うため、同じ事件でも焦点が分かれます。
脚本上では、登場人物に違う役割を与えることで、同じテーマを複数の角度から描けます。第3回は、会社の都合と個人の痛みを二人の行動に分けて見せる構成として読むことができます。
前回(第2回・10月20日放送)の流れ
第2回では、プロジェクトのリリースパーティーを前に、英理子が仕事に追われる中で事態が大きく動きました。
るりは山岸のパワハラの証拠をつかむため、山岸のパソコンとスマートフォンを持ってくるよう英理子に求めます。英理子はコンプライアンス室に所属する夫・正則も巻き込み、状況を収めようとします。
英理子にとっては、自分が主導するプロジェクトの成功と、部下から持ち込まれた問題の処理を同時に進めなければならない状況でした。第2回の段階では、るりが求める「証拠」と、英理子が守ろうとする「仕事」が衝突しています。
第3回は、その証拠が実際に見つかった後の話です。だからこそ、前回までの「本当に問題があるのか」という段階から、「問題があると分かったときに誰が責任を取るのか」という段階へ物語が進みます。
再放送と見逃し配信
番組紹介では、「会社員」はNHK総合で毎週火曜22時から22時45分まで放送され、金曜午前0時35分から再放送が予定されています。第3回の再放送は10月30日(金)0時35分からの番組情報が掲載されています。
また、NHK ONEで同時・見逃し配信予定と案内されています。見逃した場合は、放送後にNHK ONEの番組ページで配信状況を確認するのが確実です。
参考にした情報
- MANTANWEB「会社員」第3回あらすじ&場面カット
- TVガイドWeb ドラマ10「会社員」番組情報
- タレントデータバンク「会社員」出演者・スタッフ発表
- ステラnet「会社員」新キャスト発表・作品紹介
- J:COMテレビ番組表「会社員」第3回
よくある質問
ドラマ10「会社員」第3回はいつ放送されますか?
2026年10月27日(火)22時から22時45分まで、NHK総合で放送予定です。
第3回で英理子とるりが見つけるものは何ですか?
山岸のスマートフォンから、ある決定的なデータを発見します。放送前の公式提供あらすじでは、そのデータの具体的な内容までは明かされていません。
「会社員」第3回の脚本は誰ですか?
J:COMのNHK番組情報では、第3回の脚本はあさか友恵さんと記載されています。シリーズ全体では名嘉友美さん、松井周さん、あさか友恵さん、縦谷宗さんが作として紹介されています。
寺田は第3回で会社に戻りますか?
休暇明けに復帰する予定ですが、放送前に公開されたあらすじでは会社に現れません。るりが寺田の身を案じてマンションを訪れるところまでが明かされています。
まとめ
ドラマ10「会社員」第3回は、英理子とるりが山岸のスマホから決定的なデータを見つけ、英理子が山岸をプロジェクトから外す決断をする回です。
同時に、復帰予定の寺田が出社せず、るりがマンションへ向かうため、問題は社内の人事だけでは終わりません。証拠を見つけた後に、英理子がどこまで責任を引き受けるのかが大きな見どころです。
脚本づくりの視点では、証拠の発見を終点ではなく次の責任の始まりにする構成と、寺田の「不在」を使って緊張を作る方法に注目すると、第3回の作りがより見えやすくなります。

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