11月3日(火・祝)21時から、WOWOWシネマで映画「アウトローズ(字幕版)」が放送されます。
本作は、ジェラルド・バトラー主演のクライムアクション「ザ・アウトロー」の続編です。前作で刑事ニックに追われたドニーが、今度はヨーロッパの巨大なダイヤ強盗計画に関わり、追う側だったニックまでその計画の内側へ入っていきます。
単なる「刑事対強盗」の続きではなく、前作で対立していた2人を同じ側へ置くのが今回の大きな変化です。ここでは放送情報、あらすじ、キャストとスタッフ、そして脚本・演出から見た面白さを、放送前に確認できる事実の範囲で整理します。
アウトローズの放送日時と作品データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月3日(火・祝)21:00〜 |
| 放送局 | WOWOWシネマ |
| 作品名 | アウトローズ |
| 原題 | Den of Thieves: Pantera |
| 制作年 | 2025年 |
| 制作国 | アメリカ/カナダ/スペイン |
| 内容時間 | 131分(字幕版) |
| ジャンル | アクション/冒険 |
| 主演 | ジェラルド・バトラー |
| 脚本・監督 | クリスチャン・グーデガスト |
WOWOW公式では、11月3日21時から字幕版を放送予定と案内しています。内容時間は131分で、前作「ザ・アウトロー」から続く犯罪アクションです。
映画の英語公式サイトでは「Den of Thieves 2: Pantera」として紹介されており、ジェラルド・バトラーとオシェア・ジャクソン・ジュニアが前作から続投します。脚本と監督はいずれもクリスチャン・グーデガストです。
アウトローズはどんな映画?前作「ザ・アウトロー」とのつながり
前作「ザ・アウトロー」は、ロサンゼルスを舞台に、重犯罪特捜班を率いるニックと、銀行強盗を計画する犯罪者集団との攻防を描いた作品です。WOWOW公式の前作ページでは、ドニーが犯罪者集団と警察の双方に関わる重要人物として登場していたことが確認できます。
続編の「アウトローズ」では、舞台がアメリカからヨーロッパへ移ります。ニックは休職処分中でありながら、前作で取り逃がしたドニーを追ってフランスへ向かいます。
ところが、ドニーはすでに新たな犯罪組織と行動をともにしており、その先にあるのは世界最大のダイヤモンド取引所を狙う大規模な強盗計画です。追跡するために接近したニックが、結果としてその計画の内側へ巻き込まれていくのが今回の基本構造です。
この設定だけでも、前作との違いがはっきりしています。前作では「警察」と「強盗」という二つの陣営がぶつかりましたが、今回はニックとドニーの立場が単純な敵味方では割り切れません。
WOWOW公式は、ニックがドニーと「意外かつ皮肉にも」共闘する事態になると紹介しています。前作を見ている人ほど、なぜ刑事のニックがそこまで踏み込むのか、そしてドニーはニックをどこまで信用しているのかという関係の変化が大きな見どころになります。
今回のあらすじと見どころ
ロサンゼルス郡保安局の重犯罪特捜班を率いていたニックは、休職処分中です。それでも前作で取り逃がしたドニーを追い、単身でフランスへ渡ります。
ドニーは窃盗を繰り返す犯罪組織と関わっており、彼らは世界最大のダイヤモンド取引所を狙う計画を進めています。ニックは捜査する側として近づいたはずが、やがて強盗計画そのものに深く関わることになります。
ここで注目したいのは、強盗そのものの成否だけではありません。WOWOW公式のあらすじには、犯罪者たちが「本心を隠し続ける」とあります。誰が何を知っているのか、誰が誰を利用しているのかが、サスペンスを作る重要な要素になっていると考えられます。
映画公式サイトも、ドニーがダイヤ泥棒とパンサー・マフィアの危険な世界に入り込み、巨大な強盗を計画すると説明しています。犯罪計画の規模を大きくするだけでなく、ニックとドニーの関係を物語の中心に置いている点が続編らしい変化です。
監督のクリスチャン・グーデガストはインタビューで、本作の構想やニックとドニーの関係、ヨーロッパへ舞台を移した理由について語っています。製作のタッカー・トゥーリーも、前作より「バディ映画」の性格が強い作品になったという趣旨を述べており、2人の掛け合いが物語の推進力になっていることがうかがえます。
キャストと登場人物
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| ニコラス・“ニック”・オブライエン | ジェラルド・バトラー |
| ドニー・ウィルソン | オシェア・ジャクソン・ジュニア |
| クレオパトラ | エヴィン・アフマド |
| スラヴコ | サルヴァトーレ・エスポジート |
| ホリー | メドウ・ウィリアムズ |
ジェラルド・バトラー演じるニックは、前作では荒っぽい捜査で犯罪者を追い詰める刑事でした。本作では、その強引さを保ったまま、犯罪計画へ入り込む側に回ることになります。
オシェア・ジャクソン・ジュニア演じるドニーは、前作から続く重要人物です。正面から力で押すニックに対して、ドニーは状況を読み、相手の思い込みを利用するタイプとして描かれてきました。
この性格の違う2人が同じ目的に向かうことで、単純な協力関係ではない緊張感が生まれます。RogerEbert.comのレビューでも、2人のスターの相性とバディ映画的な関係が本作の魅力として取り上げられています。
脚本・演出・音楽のスタッフ
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| 脚本 | クリスチャン・グーデガスト |
| 監督 | クリスチャン・グーデガスト |
| 製作 | ジェラルド・バトラー、タッカー・トゥーリー、アラン・シーゲルほか |
| 撮影 | テリー・ステイシー |
| 音楽 | ケヴィン・マトリー |
脚本と監督をクリスチャン・グーデガストが兼任しています。前作でも脚本・監督を担当しているため、ニックとドニーの関係を前作から連続した人物像として設計しやすい体制です。
撮影はテリー・ステイシー。撮影監督へのインタビューでは、前作のロサンゼルス中心の映像から、本作ではヨーロッパの街並みやカーチェイスを含む画作りへ広げたことが語られています。
音楽はケヴィン・マトリーです。犯罪計画を進める静かな緊張と、アクション場面の速度感をどう切り替えるかは、画だけでなく音の設計も含めて見たいポイントです。
脚本づくりの視点:敵だった2人を「共闘」させる構成
脚本の視点で最も分かりやすい変化は、前作で追う者と追われる者だったニックとドニーを、続編では同じ計画の中に置いたことです。
続編を作るとき、前作とまったく同じ対立を繰り返すと、物語の驚きは弱くなりやすくなります。本作は「刑事が犯罪者を追う」という関係を残しながら、ニック自身を強盗側の行動へ近づけることで、前作とは違う緊張を作っていると考えられます。
目的は同じでも、信頼は同じではない
ニックとドニーが一時的に協力しても、互いの立場や過去が消えるわけではありません。だからこそ、同じ場所にいて同じ計画を進めていても、観客は「本当に味方なのか」と考え続けられます。
このように、登場人物の外側の目的をそろえながら、内側の思惑をずらすと、会話や視線だけでも緊張を維持できます。本作では「本心を隠す犯罪者たち」という公式の説明があるため、強盗の手順と人間関係の疑いを同時に進める構成になっていると考えられます。
強盗計画は「情報をいつ見せるか」が鍵になる
強盗映画では、計画を最初から全部説明すると、その後は予定どおり進むかどうかを見る物語になります。一方で情報を隠しすぎると、観客が何を心配すればよいのか分からなくなります。
本作は、ダイヤモンド取引所を狙うという大目的を早い段階で示しつつ、各人物の本心や計画の細部には余白を残します。観客に目的は理解させながら、誰を信じるべきかは簡単に決めさせない作りだと考えられます。
Moviefoneの監督インタビューでも、続編のアイデア、ヨーロッパへの舞台変更、アクション、2人の関係の変化が制作上の中心テーマとして語られています。脚本志望者なら、前作の人物関係を壊さずに配置だけを変える方法として見ると参考になります。
演出の見どころ:ヨーロッパへ移った空気とアクション
WOWOW公式は、前作より明るく陽気な印象へ変わった一方で、スタイリッシュな雰囲気は残っていると紹介しています。舞台がロサンゼルスからニースなどヨーロッパへ移ることで、同じ犯罪アクションでも画面の色や空間の使い方が変わります。
RogerEbert.comのレビューでは、本作が派手さだけを増す方向ではなく、古典的なヨーロッパ舞台の犯罪映画やカーチェイス映画を思わせる作りになっていると評されています。銃撃戦だけでなく、街路や車、建物の位置関係を見せながら緊張を高めるタイプの演出です。
強盗映画では、観客が「今どこにいて、次にどこへ動くのか」を理解できることが重要です。人物の位置関係が分かるほど、計画の失敗や追跡の危険も伝わりやすくなります。
そのため本作を見るときは、アクションの派手さだけでなく、建物の入口、道路、車の配置などが事前にどう見せられているかにも注目すると、演出の設計が見えやすくなります。
前作を見ていなくても楽しめる?
今回の強盗計画自体は本作から始まるため、初見でも大筋は追えます。ただし、ニックがなぜドニーを執拗に追っているのか、2人が互いをどう評価しているのかは、前作を知っているほうが理解しやすくなります。
WOWOW公式の前作「ザ・アウトロー」ページでは、ロサンゼルスでの銀行強盗事件と、ニック、ドニー、犯罪者集団の関係を確認できます。時間に余裕があるなら前作を先に見ると、「敵だった2人がなぜ同じ側にいるのか」という続編ならではの面白さがより伝わります。
一方で、本作の中心はヨーロッパで進む新しいダイヤ強盗です。登場人物の過去をすべて覚えていなくても、ニックが刑事、ドニーが前作から続く犯罪側の重要人物という関係を押さえておけば入りやすいでしょう。
参考にした情報
- WOWOW公式「アウトローズ」
- DEN OF THIEVES: PANTERA 公式サイト
- Moviefone「Den of Thieves 2: Pantera」監督・製作インタビュー
- RogerEbert.com「Den of Thieves 2: Pantera」レビュー
- WOWOW公式「ザ・アウトロー」
よくある質問
「アウトローズ」はいつWOWOWで放送されますか?
2026年11月3日(火・祝)21時から、WOWOWシネマで字幕版が放送予定です。WOWOW公式では同月9日にも放送予定が案内されています。
「アウトローズ」の脚本と監督は誰ですか?
脚本・監督はいずれもクリスチャン・グーデガストです。前作「ザ・アウトロー」でも脚本・監督を担当しています。
「アウトローズ」は「ザ・アウトロー」の続編ですか?
はい。2018年の「ザ・アウトロー」の続編で、ジェラルド・バトラー演じるニックと、オシェア・ジャクソン・ジュニア演じるドニーが再登場します。
前作を見ていなくても「アウトローズ」を楽しめますか?
本作のダイヤ強盗計画は新しい物語なので初見でも追えますが、ニックとドニーが前作で敵対していた経緯を知っていると、2人が共闘する面白さをより深く理解できます。
まとめ
11月3日21時からWOWOWシネマで放送される「アウトローズ」は、「ザ・アウトロー」の続編として、舞台をヨーロッパへ移し、ニックとドニーの関係を大きく変えたクライムアクションです。
脚本・監督は前作に続いてクリスチャン・グーデガスト。追う刑事と逃げる犯罪者だった2人を同じ強盗計画の中に置くことで、続編ならではの新しい緊張を作っています。
見るときはダイヤ強盗の手順だけでなく、ニックとドニーがどこまで互いを信用しているのか、そして各人物がどの情報を隠しているのかに注目すると、脚本と演出の仕掛けをより楽しめます。

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