韓国ドラマ「トンイ」第36話「逆転の罠」|脚本・演出から読み解く見どころ【10月26日放送】

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10月26日(月)12時29分から、BS-TBSで韓国時代劇「トンイ」第36話が放送されます。第36話には「逆転の罠」というサブタイトルが付けられており、華やかな宴会の裏で別の策略が進んでいく、緊張感の高い回です。

今回の中心は、宴会場に人が集められていることへ疑問を持つトンイと、義禁府の兵の配置に異変を感じるソ・ヨンギです。二人が別々の場所で違和感を察知することで、視聴者には「何かが起きる」と分かっているのに全体像はまだ見えない状態が作られています。

脚本はキム・イヨンさん、演出はイ・ビョンフンさん、キム・サンヒョプさん。第35話で深まったトンイの出生をめぐる緊張を受けつつ、第36話では宮廷内の権力争いと策略が前面に出る流れを、脚本と演出の両面から見ていきます。

第36話の放送日時と作品情報

項目内容
放送日時2026年10月26日(月)12:29〜13:25
放送局BS-TBS
話数第36話
サブタイトル逆転の罠
全話数全60話
放送形態日本語字幕版
制作2010年・韓国MBC
脚本キム・イヨン
演出イ・ビョンフン、キム・サンヒョプ

BS-TBSの公式作品ページでは「トンイ」は全60話の日本語字幕版として紹介され、イ・ビョンフン監督作品であることが明記されています。現行の2026年10月26日放送については、放送局公式情報を使用するGガイドで12時29分開始と案内されています。

BS-TBS公式の過去ページには午後1時開始と残っていますが、これは以前の放送編成の情報です。今回の記事では2026年10月26日の現行番組表を優先し、12時29分開始として整理しています。

トンイ第36話「逆転の罠」のあらすじ

第36話では、宮廷で開かれる宴会が大きな舞台になります。人々が次々と宴会場へ集められていることを不審に感じたトンイは、その場を離れるために仮病を装います。

ところが、チャン禧嬪はトンイを引き止めます。トンイが「ここに居続けるのは危険かもしれない」と感じて動こうとした瞬間に、その行動を封じる人物が置かれるため、場面の緊張が一段上がります。

一方、ソ・ヨンギは義禁府の兵が宴会場に配置されていることに気付きます。そこで彼は親衛隊の兵を宴会場へ集めます。

同じ宴会場をめぐり、トンイは人の集まり方から異変を察し、ソ・ヨンギは兵の配置から異変を察知します。公式あらすじは、華やかな宴会の裏側で「ある策略」が進んでいるところまでを明かしており、具体的な決着は伏せています。

第36話の見どころは、宴会そのものの華やかさではなく、その華やかさが「危険を隠す表面」として使われている点です。祝宴の雰囲気と緊迫した動きが同時に進むことで、表と裏の落差が強いサスペンスを生みます。

前回第35話「禁じられた告白」からどう続く?

前回の第35話では、ソ・ヨンギがトンイの正体へ迫りました。BS-TBS公式あらすじによると、トンイは自分が剣契のかしらの娘チェ・ドンイであることをソ・ヨンギに認めます。

トンイは粛宗には自分の口から真実を話したいと願いますが、ソ・ヨンギはそれを許そうとしません。さらにチャン禧嬪側も、トンイの記録が見つからないことから周辺を探らせ、ソ・ヨンギが剣契の記録を調べていた事実へ近づいていました。

つまり第36話に入る時点で、トンイは一つの問題だけを抱えているわけではありません。自分の出生と父の過去をめぐる秘密、ソ・ヨンギとの信頼関係、粛宗へいつ真実を告げるのかという個人的な問題に加え、チャン禧嬪側の政治的な動きにもさらされています。

その状態で宴会場に閉じ込められるような状況が作られるため、第36話の危機は単なる「罠から逃げられるか」ではなく、すでに弱点を抱えた主人公がさらに追い込まれる形になっています。

出演者と人物関係

BS-TBS公式で紹介されている主要キャストは、トンイ役のハン・ヒョジュさん、粛宗役のチ・ジニさん、チャン・オクチョン役のイ・ソヨンさん、チャ・チョンス役のペ・スビンさんです。

トンイは最下層の身分から宮廷へ入り、のちに朝鮮王朝第19代王・粛宗の側室となり、第21代王・英祖の生母となる人物として描かれます。作品全体は、その波乱の人生を宮廷の派閥争いとロマンスを交えて描く歴史ドラマです。

第36話では特に、トンイとチャン禧嬪の対立だけでなく、ソ・ヨンギの判断が重要になります。ソ・ヨンギはトンイの出生に関する真実を知った直後であり、前回までなら単純にトンイを守る人物として見られた立場が揺れています。

その一方で、宴会場に義禁府の兵が配置されるのを見て親衛隊を集めるため、人物の感情と職務上の判断が別々に動いていることが分かります。個人的に傷ついていても、危機を察知すれば行動するという二面性が、ソ・ヨンギの人物像を厚くしていると考えられます。

脚本・演出スタッフ

役割担当
脚本キム・イヨン
演出イ・ビョンフン、キム・サンヒョプ
音楽イム・セヒョン

BS-TBS公式では、脚本をキム・イヨンさん、演出をイ・ビョンフンさんとキム・サンヒョプさん、音楽をイム・セヒョンさんが担当していると案内しています。

作品紹介では、イ・ビョンフンさんは「宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」を手がけた時代劇の名匠として紹介されています。「トンイ」でも、主人公の個人的な成長と王宮内の政治的な動きを並行して描く構成が大きな特徴です。

第36話の公式あらすじだけを見ても、トンイの行動、チャン禧嬪の制止、ソ・ヨンギの軍事的な判断という三つの動きが短い時間の中で同時進行します。脚本上は一つの場所へ複数の思惑を集め、演出では華やかな宴会と周辺の緊張を対比させる回になると考えられます。

脚本づくりの視点:同じ場所に複数の目的を集める

第36話で脚本づくりの参考にしたいのは、一つの宴会場に、立場の違う人物の目的を重ねていることです。

トンイは宴会場から離れたい。チャン禧嬪はトンイをそこへ留めたい。ソ・ヨンギは兵の配置に危険を感じ、別の兵を集めようとする。それぞれの人物が同じ場所を見ているのに、目的は全く異なります。

同じ場所に複数の目的を集めると、場面を大きく移動させなくても対立を増やせます。しかも視聴者は「トンイは何に気付いたのか」「チャン禧嬪は何を狙っているのか」「ソ・ヨンギの対応は間に合うのか」と複数の問いを同時に追うことになります。

視聴者だけが危険を広く知る構成

トンイは宴会場に人が集められている違和感を知っています。ソ・ヨンギは兵の配置を知っています。しかし、二人が同じ情報を完全に共有しているわけではありません。

視聴者は場面が切り替わることで、トンイ側の違和感とソ・ヨンギ側の軍事的な異変の両方を見られます。登場人物一人より視聴者の方が少し多く情報を持つため、「早く気付いてほしい」という緊張が生まれる仕組みだと考えられます。

サスペンスでは、犯人や策略の全てを先に見せなくても、別々の人物が持つ断片情報を視聴者だけに組み合わせて見せることで、危機が近づいている感覚を作れます。第36話の宴会場は、その方法が分かりやすく表れる場面です。

華やかな宴会を危険の舞台に変える

宴会は本来、祝い事や交流の場です。しかし第36話では、華やかな宴会の裏で策略が進みます。

明るく華やかな空間に危険を置くと、画面上の印象と物語上の意味が逆になります。視覚的には祝宴でも、視聴者はその場を安全だと思えません。

この反転は、場所そのものを説明しなくても緊張を生む方法です。「危険そうな場所で危険が起きる」より、「安全で華やかに見える場所が実は罠だった」とした方が、人物が逃げにくい理由も作りやすくなります。

「トンイ」はどんな作品?

BS-TBS公式によると、「トンイ」は全60話の歴史ドラマで、後に英祖の母となるトンイの生涯を描きます。最下層の身分から宮廷へ入り、粛宗の側室となるまでの歩みが、激しい派閥争いの時代を背景に描かれています。

作品の軸には、トンイと粛宗の関係、チャン禧嬪との対立、宮廷内の権力争いがあります。ただし主人公は政治の中心に最初からいる人物ではなく、低い身分から一つずつ経験を積んでいきます。

そのため、宮廷の大きな政治事件も「主人公が何を見て、どう判断するか」という個人の視点から入りやすい構造です。第36話も、宴会に参加するトンイが小さな違和感を抱くところから大きな策略へ接続していくため、作品全体の語り方がよく表れている回と考えられます。

第36話で注目したい三つのポイント

第一は、トンイが宴会場の異変にどう気付くかです。危険そのものが見えているのではなく、「なぜ全員がここに集められているのか」という配置の不自然さから疑います。

第二は、ソ・ヨンギが兵の動きから何を判断するかです。人物の言葉ではなく、警備の配置が状況説明の役割を持つため、画面上の動きがそのまま伏線になります。

第三は、チャン禧嬪がトンイを引き止める場面です。表面上は宴会に留めるだけの行為でも、視聴者はその背後に策略があると知らされているため、普通の会話が圧力を持ちます。

この三つを意識すると、第36話は単なる宮廷の権力争いではなく、「人物が持つ情報量の差」と「同じ場所に異なる目的を持つ人を集める構成」で緊張を作っていることが見えやすくなります。

参考にした情報

よくある質問

「トンイ」第36話はいつ放送されますか?

2026年10月26日(月)12時29分から13時25分まで、BS-TBSで放送されます。

第36話のサブタイトルは何ですか?

第36話のサブタイトルは「逆転の罠」です。テレビ東京やKBS京都の公式番組情報でも同じタイトルが確認できます。

「トンイ」の脚本と演出は誰ですか?

脚本はキム・イヨンさん、演出はイ・ビョンフンさんとキム・サンヒョプさんです。BS-TBS公式の番組紹介で確認できます。

第36話はどんな内容ですか?

宴会場に人々が集められていることを不審に思うトンイと、義禁府の兵の配置に異変を感じるソ・ヨンギが、それぞれ危険を察知します。華やかな宴会の裏で策略が進む回です。

まとめ

10月26日12時29分放送の「トンイ」第36話「逆転の罠」は、宮廷の宴会を舞台に、トンイとソ・ヨンギが別々の手掛かりから異変を察知する回です。前回第35話でトンイの出生をめぐる秘密がソ・ヨンギに知られた直後だけに、個人的な葛藤と政治的な危機が重なるタイミングでもあります。

脚本の視点では、一つの宴会場に複数の人物の目的を集め、視聴者だけが断片情報をつなぎ合わせられる構成が見どころです。華やかな宴会を危険の舞台へ反転させる演出にも注目すると、サスペンスの緊張をどう組み立てるかが見えやすくなります。

トンイが違和感をどう行動へ変えるのか、ソ・ヨンギの判断がどこで交わるのかを追いながら見ると、第36話の「逆転の罠」という題名が持つ意味をより深く楽しめます。

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