韓国ドラマ「トンイ」第37話|脚本・演出から読み解く見どころと“動かぬ証拠”の作り方(10月27日放送)

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10月27日(火)12時29分から、BS-TBSで韓国ドラマ「トンイ」第37話が放送されます。

第37話は、トンイが仕掛けた方法によって、これまで隠されていた罪が“見える証拠”へ変わる回です。さらに、その証拠をきっかけに南人の内部で保身が始まり、チャン禧嬪を中心にまとまっていた権力関係が崩れ始めます。

脚本はキム・イヨンさん、演出はイ・ビョンフンさんとキム・サンヒョプさん。今回は、証拠を見つけるだけで終わらせず、証拠が人物の選択を変え、政治関係まで動かしていく構成に注目すると、脚本づくりのヒントが多く見えてきます。

トンイ第37話の放送日時とキャスト

項目内容
放送日時2026年10月27日(火)12:29〜13:25
放送局BS-TBS
話数第37話
全話数全60話
放送形態日本語字幕版
トンイハン・ヒョジュ
粛宗チ・ジニ
チャン・オクチョン/チャン禧嬪イ・ソヨン
チャ・チョンスペ・スビン
脚本キム・イヨン
演出イ・ビョンフン、キム・サンヒョプ

10月27日の放送時刻は、Gガイドの放送局公式情報で12時29分から13時25分と案内されています。BS-TBS公式の作品ページでは、「トンイ」が全60話の日本語字幕版であること、主要キャストと脚本・演出スタッフを確認できます。

BS-TBS公式は、本作を朝鮮王朝第19代王・粛宗の側室となり、後の第21代王・英祖の母となったトンイの一代記として紹介しています。宮廷の派閥争い、粛宗を巡る人間関係、陰謀への対抗が長い物語の大きな柱です。

第37話のあらすじ|証拠が権力関係を崩し始める

BS-TBS公式の第37話あらすじでは、トンイの作戦がついに結果を見せます。ショウガ汁が塗られていた謄録類抄(トゥンノンユチョ)に触れたチャン禧嬪たちの罪が、酢を使うことで暴かれる展開です。

重要なのは、トンイが「怪しい」と主張するだけではなく、誰が問題の文書に触れたのかを目に見える形へ変える点です。宮廷では立場や発言力が強い人物ほど、疑いだけでは追い詰めにくいため、物的な証拠が物語を動かす決定打になります。

その証拠が出ると、オ・テソクら南人はチャン禧嬪を守り続けるのではなく、自分たちが生き残るために切り捨てる判断をします。さらに、オ・テソクから命じられたユ尚宮は、チャン禧嬪の指示だったと自白します。

ここで第37話は、単なる“真相解明”から“勢力の崩壊”へ段階を進めます。証拠によって事実が明らかになった後、誰が誰を守り、誰が誰を見捨てるのかが次のドラマになります。

チャン禧嬪は粛宗に罪を認めながらも、自分が持つ力をすべて使って王妃の座を守る意思を示します。罪が明らかになればその場で終わるのではなく、追い詰められた人物がなお抵抗することで、第37話の緊張は最後まで残る構成です。

前回・第36話から何がつながっている?

BS-TBS公式の第36話では、宴会場に人々が集められる中、トンイが不審を感じて部屋へ戻ろうとしますが、チャン禧嬪に引き止められます。その一方で、ソ・ヨンギは義禁府の兵が宴会場に配置されていることに気づき、親衛隊の兵を集めます。

第36話は、表では華やかな宴が進み、裏では別の策略が動く回でした。登場人物が同じ場所に集められているからこそ、誰が何を企んでいるのかを見抜くことが難しくなっています。

第37話は、その“裏で進んでいたもの”を証拠によって表へ引きずり出す回だと整理できます。第36話が疑いと警戒を積み上げる段階なら、第37話はその疑いを事実へ変換する段階です。

前話から続けて見ると、危機を察知する場面と、その危機に対して用意していた策が機能する場面が一続きになります。長編ドラマでは、前話で仕込み、次話で回収することで、1話ごとの山場を保ちながら連続性も作れます。

脚本・演出のスタッフ

「トンイ」の脚本はキム・イヨンさん、演出はイ・ビョンフンさん、キム・サンヒョプさんです。BS-TBS公式とテレ東公式のキャスト・スタッフページで同じ組み合わせが確認できます。

BS-TBS公式は、イ・ビョンフン監督を「宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」を手がけた時代劇の名匠として紹介しています。作品全体でも、宮廷内の制度や身分差、政治的な対立と、主人公の個人的な成長を並行させる構成が大きな特徴になっています。

第37話も、トンイが証拠を示して事件を解決するだけでは終わりません。証拠が出たことで南人が動き、ユ尚宮が自白し、チャン禧嬪が王妃の座を守ろうとするまで、複数の人物の選択が連鎖していきます。

このような回では、演出も「証拠が出た瞬間」だけを大きく見せるのではなく、その証拠を見た人物たちの反応を積み重ねることが重要になります。公式あらすじだけでは具体的なカット割りまでは確認できませんが、誰の表情をどの順番で見せるかによって、勢力図が変わる感覚を強められると考えられます。

脚本づくりの視点:証拠を“見えるもの”にしてドラマを動かす

第37話から学びやすいのは、目に見えない疑惑を、観客にも理解できる証拠へ変える方法です。

トンイたちが相手を疑っていても、疑いだけでは宮廷の権力者を追い詰められません。そこで、ショウガ汁と酢を使う仕掛けによって、文書に触れた人物を特定できる状態を作ります。

この仕掛けの良いところは、複雑な政治関係を説明する前に、視聴者が「触れたことが証明された」と直感的に理解できる点です。長い台詞で推理を説明するより、変化そのものを見せれば、証拠の意味を映像で伝えられます。

脚本を書くとき、重要な事実が抽象的な情報のままだと、登場人物だけが理解して視聴者が置いていかれることがあります。第37話のように、証拠を小道具や目に見える変化に置き換えると、人物と視聴者が同じ瞬間に事実へ到達できる構造を作りやすくなります。

証拠が出た“後”に人物の本性を見せる

第37話で面白いのは、証拠を出す場面がゴールではないことです。証拠が出た直後から、オ・テソクら南人は自分たちが生き残るための行動へ切り替えます。

それまで同じ陣営にいた人物が、危機に直面した途端に仲間を切り離すことで、その人物の優先順位が分かります。誰かを守るのか、自分を守るのかという選択は、長い人物説明よりも性格を明確に示します。

ユ尚宮の自白も同じです。自白そのものが新しい情報であると同時に、周囲からどのような圧力がかかっているのか、権力関係がどう変わったのかを示す出来事になります。

脚本では、秘密が暴かれた後に「では次に誰がどう動くのか」を用意すると、一つの山場から次の山場へ自然につなげられます。第37話は、証拠→離反→自白→チャン禧嬪の抵抗という連鎖で、状況を止めずに進めていると考えられます。

敗北寸前の人物にも“次の目的”を持たせる

チャン禧嬪は、罪を認める状況になっても王妃の座を守ろうとします。ここで完全に諦めてしまえば、対立は一気に終わります。

しかし、追い詰められても「何を守るか」が残っている人物は、次の行動を起こせます。第37話では、チャン禧嬪が自分の地位を守るという目的を明確にすることで、証拠が出た後も物語の推進力を失わない構造になっています。

主人公側が勝ちに近づく回ほど、対立相手の目的を消さないことが重要です。相手が次に守るもの、取り戻したいものを示せば、「これで終わりではない」という緊張を残せると考えられます。

トンイとチャン禧嬪の対立は何が違う?

BS-TBS公式の人物紹介では、トンイは最下層の身分から宮廷へ入り、明るく賢い努力家として紹介されています。一方、チャン・オクチョンは聡明で粛宗の寵愛を受ける人物として位置づけられています。

第37話では、この二人の対立が“力の強さ”だけではなく、“証拠をどう扱うか”で現れます。トンイは仕掛けを用意し、証拠を表へ出す側です。チャン禧嬪はその証拠によって追い詰められながら、それでも地位を守ろうとする側です。

同じ場面で二人が長く対話しなくても、それぞれの行動目標が反対方向を向いていれば対立は成立します。主人公は隠された事実を明らかにしたい、対立人物は現在の地位を守りたい。この目的の衝突が第37話の中心にあると考えられます。

第37話を見るときに注目したい3つのポイント

ひとつ目は、ショウガ汁と酢の仕掛けがどのように画面で提示されるかです。証拠が目に見える瞬間は、第37話の大きな転換点になります。

ふたつ目は、証拠が出た後の南人側の反応です。危機の前後で誰が態度を変えるのかを見ると、宮廷内の力関係を整理しやすくなります。

みっつ目は、チャン禧嬪が追い詰められても何を守ろうとするかです。敗北が近づいた人物の次の目的が明確になると、その先の物語への引きになります。

「トンイ」は登場人物や政治勢力が多い作品ですが、第37話は“証拠が出たら誰がどう動いたか”という因果で追うと分かりやすくなります。脚本志望者なら、出来事の数よりも、ひとつの証拠が何人の行動を変えたかを見ると構成をつかみやすくなります。

参考にした情報

よくある質問

トンイ第37話はいつ放送されますか?

2026年10月27日(火)12時29分から13時25分まで、BS-TBSで放送されます。日本語字幕版です。

トンイ第37話はどんな内容ですか?

トンイの作戦によって、ショウガ汁が塗られた謄録類抄に触れた人物の罪が酢を使って暴かれます。その後、南人がチャン禧嬪を切り捨てようと動き、ユ尚宮の自白へつながります。

「トンイ」の脚本と演出は誰ですか?

脚本はキム・イヨンさん、演出はイ・ビョンフンさんとキム・サンヒョプさんです。BS-TBS公式とテレ東公式で確認できます。

第37話の脚本づくりの見どころは?

疑惑を目に見える証拠へ変え、その証拠によって複数の人物の選択を連鎖させる構成です。証拠を出して終わらず、離反、自白、抵抗へつなげている点が見どころです。

まとめ

「トンイ」第37話は、トンイの仕掛けによって罪が可視化され、証拠が宮廷内の人間関係と権力関係を一気に動かす回です。

第36話で積み重ねられた警戒と策略が、第37話では具体的な証拠として表に出ます。その結果、南人は保身へ動き、ユ尚宮の自白が生まれ、チャン禧嬪はなお王妃の座を守ろうとします。

脚本づくりの視点では、目に見える証拠を用意すること、証拠の後に人物の選択を連鎖させること、追い詰められた対立人物にも次の目的を残すことに注目すると、長編ドラマを止めずに動かす方法を学びやすい第37話です。

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