10月28日(水)1時15分から、フジテレビで「あなたを殺す旅」第5話「跡目と遺言状」が再放送されます。
和田雅成さん演じる片岡錦司と、髙橋大翔さん演じる小田島漣の旅が終盤へ入り、小田島が「殺すために同行してきた相手」を反射的に守ってしまう、物語の転換点となる回です。
番組説明には10月8日から配信が始まったSeason2の告知もありますが、10月28日1時15分の地上波枠で放送されるのは前作Season1のEpisode5です。脚本は高橋ナツコさん、監督は上條大輔さんが担当しています。
10月28日放送の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月28日(水)1:15〜1:45 |
| 放送局 | フジテレビ(関東ローカル) |
| 放送回 | Episode5「跡目と遺言状」 |
| 主演 | 和田雅成、髙橋大翔 |
| 原作 | 浅井西「あなたを殺す旅」 |
| 脚本 | 高橋ナツコ |
| 監督 | 上條大輔 |
| 主題歌 | 山本大斗「徒然 – Tsurezure」 |
2026年9月のフジテレビ公式発表では、Season2の配信開始に合わせ、Season1を9月29日から地上波で再放送すると案内されています。今回の第5話はその再放送枠の一話で、Season2の物語を理解するうえでも重要な過去の決断が描かれます。
第5話「跡目と遺言状」のあらすじ
フジテレビ公式によると、第5話は三代目組長・桐井清三の葬儀から始まります。片岡と小田島が葬儀に姿を見せ、清三の妻・京華が遺言状を読み上げようとしたところで、以前港で片岡を襲った刺客が再び現れます。
刺客は片岡へ向けて拳銃を発砲しますが、弾は逸れ、会場は騒然となります。乱闘の末、再び銃口を向けられた片岡を前に、小田島は考えるより先に身を投げ出し、片岡をかばいます。
小田島はもともと、片岡を殺す密命を背負って旅をしてきた人物です。それなのに、命を奪うはずだった自分の手が、無意識には片岡を守る行動を選んでしまいます。この矛盾が、第5話の中心です。
さらに小田島は、7年前に親友の朝日がなぜ命を懸けて片岡を守ったのか、その答えに近づきます。過去の出来事と現在の行動が重なることで、これまで抱えてきた憎しみと、旅の中で変化した感情が一気にぶつかる回になっています。
片岡と小田島はどんな関係?
片岡錦司は、義理人情に厚く周囲から慕われる桐井組の若頭として描かれてきました。演じる和田雅成さんは、危険な立場にいながらも人を惹きつける片岡の強さと柔らかさを担います。
一方の小田島漣は、寡黙で淡々とした組員です。演じる髙橋大翔さんは、片岡を殺す命令と、7年前の事件に対する復讐心を抱えながら旅に出た人物の揺れを演じています。
二人の出発点は「守る相手」と「殺す相手」という関係ではありませんでした。小田島には片岡を殺す目的があり、旅の中で行動を共にするうちに、片岡の人間性に触れ、感情が変化していきます。
第5話では、その変化が台詞より先に行動として表れます。片岡をかばうという一瞬の選択によって、小田島自身も自分の本心から逃げられなくなると考えられます。
出演者と第5話の人物配置
W主演は和田雅成さんと髙橋大翔さんです。物語の軸となる片岡と小田島に加え、桐井役の遊屋慎太郎さん、朝日役の堀海登さん、熊倉役の寺中敬輔さんらが出演します。
第5話では、三代目組長・桐井清三を工藤俊作さん、その妻・京華を小沢真珠さんが演じます。葬儀と遺言状という、組織の次の体制を決める場に主要人物が集まるため、個人的な感情だけでなく、組織の緊張も同じ場面に重なります。
小田島の親友だった朝日は、現在の場にいる人物ではなくても、第5話の意味を支える重要な存在です。7年前に朝日が取った行動と、現在の小田島の行動が呼応することで、過去が現在の決断を照らす仕組みになっています。
脚本・監督・原作のスタッフ
第5話の脚本は高橋ナツコさん、監督は上條大輔さんです。Season1は全6話で、公式作品ページでも監督・上條大輔さん、脚本・高橋ナツコさんと記載されています。
原作は浅井西さんの同名コミック「あなたを殺す旅」。実写版では、片岡を殺す命令を受けた小田島が、二人きりの旅の中で片岡に惹かれていく過程を、任侠の緊張感とラブストーリーの感情の揺れを重ねて描いています。
音楽は鷹尾まさきさん、主題歌は山本大斗さんの「徒然 – Tsurezure」。作品全体が「旅」を軸にしているため、場所の移動だけでなく、二人の関係がどこまで変わったかが各話の進行として機能しています。
脚本づくりの視点:感情を「反射的な行動」で証明する
第5話で最も学びやすいのは、小田島の心変わりを説明台詞ではなく行動で示している点です。小田島には「片岡を殺す」という目的がありますが、片岡に銃口が向けられた瞬間、頭で考える前に体が動きます。
物語では、人物が自分の本心を認められないことがあります。その場合、「本当は大切に思っている」と本人に言わせるより、危機の瞬間に何を選ぶかを見せるほうが、感情の変化を強く伝えられると考えられます。
小田島が片岡をかばう行動は、それまで積み重ねてきた旅の結果でもあります。過去の回で二人の距離が近づいてきたからこそ、第5話の一瞬の選択に説得力が生まれます。大きな転換点ほど、その直前だけで理由を作らず、前の話数から小さな変化を蓄積する重要性が見えてきます。
過去の出来事を現在の選択で回収する
もう一つのポイントは、7年前の朝日の行動と現在の小田島の行動を重ねていることです。小田島は、なぜ朝日が片岡を守ったのか理解できずにいましたが、自分自身が同じように片岡をかばったことで、その理由へ近づきます。
これは、過去の謎を説明だけで解くのではなく、主人公に似た状況を体験させて答えを実感させる構成だと考えられます。情報として理解するより、自分の選択によって過去の人物の気持ちを理解するため、感情の回収が物語の転換と一体化します。
演出の見どころ:葬儀という静けさから銃撃へ
第5話は、葬儀と遺言状という静かな緊張から、刺客の登場と銃撃へ一気に空気が変わります。上條大輔監督の演出を見るうえでは、この落差がどのように作られているかが注目点です。
葬儀の場は、人物が自由に感情を出しにくい空間です。その抑えた空気の中で遺言状が読まれようとし、組の今後に関わる緊張が高まったところへ外部から暴力が入り込みます。静と動を大きく切り替えることで、危機の瞬間が強く見える構造です。
そして重要なのは、銃撃そのものより、小田島が片岡をかばう瞬間です。アクションの見せ場でありながら、同時に人物の内面が決定的に変わったことを示す場面になっています。
前回Episode4「三代目の訃報」までの流れ
第4話では、片岡が港で刺客に襲われ、負傷した後の緊張が続きます。小田島は片岡を殺す使命を抱えながらも、実際には片岡を前にして決断できず、二人の関係はますます単純な敵味方では説明できなくなっていきます。
その中で三代目組長・桐井清三の訃報が届き、片岡は組へ戻る準備を始めます。小田島は片岡に「行けば、死にます」と告げ、危険を避けようとします。
この前回の流れがあるため、第5話の葬儀は単なる舞台設定ではありません。小田島が止めたかった場所へ片岡が戻り、そこで本当に命を狙われるため、小田島の恐れが現実になる形で物語が進みます。
Season2との関係は?
2026年10月8日からFODで配信が始まった「あなたを殺す旅 Season2」は、Season1の続編です。Season1の地上波再放送は、その新章に合わせて9月29日から始まりました。
Season2では、組を抜けた片岡と小田島が沖縄で暮らすところから新しい物語が始まります。だからこそ、Season1第5話で小田島が片岡を守る選択に至った過程を知っておくと、二人がその後どのような関係を選んだのかを理解しやすくなります。
今回の再放送記事ではSeason2の先の展開を詳しく追うのではなく、第5話が「殺すための旅」からどのように関係を変える回なのかに注目するのがポイントです。Season1はFODで全6話が配信されており、公式作品ページでは第1話無料の案内も確認できます。地上波再放送と配信を使い分けて前後の流れを追えます。
参考にした情報
- フジテレビ「あなたを殺す旅」公式サイト
- フジテレビ「あなたを殺す旅」地上波再放送ページ
- フジテレビ「あなたを殺す旅 Season2」発表・Season1再放送情報
- カルチュア・パブリッシャーズ「あなたを殺す旅」作品ページ
- フジテレビ「あなたを殺す旅」実写ドラマ化発表
よくある質問
あなたを殺す旅第5話はいつ放送されますか?
2026年10月28日(水)1時15分から1時45分まで、フジテレビで再放送されます。関東ローカルの放送です。
第5話「跡目と遺言状」の脚本と監督は誰ですか?
脚本は高橋ナツコさん、監督は上條大輔さんです。原作は浅井西さんの同名コミックです。
第5話で小田島は何をするのですか?
公式あらすじでは、刺客に銃口を向けられた片岡を、小田島が咄嗟に身を投げ出してかばいます。片岡を殺す使命を背負っていた小田島の感情が大きく変わったことを示す場面です。
10月28日の放送はSeason2ですか?
いいえ。10月28日1時15分の地上波放送はSeason1のEpisode5「跡目と遺言状」です。Season2は2026年10月8日からFODで配信されています。
まとめ
10月28日1時15分放送の「あなたを殺す旅」第5話「跡目と遺言状」は、片岡を殺すために旅をしてきた小田島が、危機の瞬間に片岡を守る行動を選ぶ転換点です。
脚本は高橋ナツコさん、監督は上條大輔さん。人物の心変わりを説明台詞ではなく反射的な行動で示し、7年前の朝日の選択と現在の小田島を重ねて過去の意味を回収する構成に注目すると、終盤へ向けたドラマの作り方が具体的に見えてきます。

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