2026年11月7日(土)4時30分から、BSアニマックスで「僕のヒーローアカデミア」第20話「勝ち負け」と第21話「奮え!チャレンジャー」が続けて放送されます。
この2話は、雄英体育祭の本戦トーナメントが一気に動く区間です。第20話では緑谷出久と心操人使の対戦を通して「個性」の強さだけでは決まらない勝負が描かれ、第21話では複数の試合を重ねながら、それぞれの生徒が何を背負って戦っているのかが見えてきます。
公式あらすじをもとに、2話の流れとキャラクターの見どころ、さらに脚本づくりの視点から体育祭編の構成を整理します。
#20・#21の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月7日(土)4:30〜5:30 |
| 放送局 | BSアニマックス |
| 第20話 | 「勝ち負け」 |
| 第21話 | 「奮え!チャレンジャー」 |
| 原作 | 堀越耕平 |
| シリーズ構成 | 黒田洋介 |
| アニメーション制作 | ボンズ |
スカパー!のBSアニマックス番組表では、11月7日4時30分から5時30分まで「僕のヒーローアカデミア #20,21」が放送される予定です。
2話とも雄英体育祭の本戦トーナメントが中心で、第20話は出久対心操、第21話は複数の1回戦と次の対戦への布石が描かれます。1時間続けて見ることで、個人戦が単なる勝敗の連続ではなく、各キャラクターの価値観や目標を見せる舞台になっていることが分かりやすい構成です。
第20話「勝ち負け」のあらすじ
公式サイトによると、第20話では雄英体育祭本戦1回戦で、出久と普通科の心操人使が対戦します。
心操は相手に返答させることで成立する「洗脳」の個性を持ちます。出久は試合開始直後、心操が尾白を侮辱する言葉に反応してしまい、洗脳にかかります。
心操は出久に場外へ歩くよう命じます。身体の自由を奪われた出久はそのまま場外へ向かいますが、頭の中で何かが反応し、指にワン・フォー・オールを発動させた痛みで正気に戻ります。
この試合の面白さは、単純な火力勝負ではない点です。出久は力を出せるかどうか以前に、「相手の言葉に反応しない」という判断を求められます。
また、心操の言葉に反論した理由が尾白への侮辱だったことも、出久らしさを示しています。相手の狙いに乗ってしまった行動が、そのまま出久の弱さであると同時に、他人を放っておけない性格の表れにもなっています。
第20話で注目したい心操人使と出久の対比
心操は普通科から参加し、ヒーロー科の生徒たちと同じ舞台で結果を出そうとしています。
彼の個性「洗脳」は非常に強力ですが、正面から派手な攻撃をする能力ではありません。体育祭という見世物性の高い場で、観客から分かりやすく評価されやすい個性とは違う立場にあります。
一方の出久も、生まれつき無個性だった過去を持ち、今はワン・フォー・オールを受け継いでいます。境遇は違っても、「自分がこの舞台に立つ資格をどう証明するか」という点で、二人には重なる部分があります。
そのためこの対戦は、勝ち負けだけで終わらず、ヒーローを目指す資格とは何かを考えさせる場面になります。勝者と敗者を分ける試合の中で、敗れた側にも物語上の意味を残す作りになっていると考えられます。
第21話「奮え!チャレンジャー」のあらすじ
第21話では、父エンデヴァーへの憎悪を抱える轟焦凍が瀬呂範太と対戦し、圧倒的な力で勝利します。その結果、轟は2回戦で出久と対戦することになります。
続いて、上鳴電気と塩崎茨、飯田天哉と発目明、常闇踏陰と八百万百、青山優雅と芦戸三奈、切島鋭児郎と鉄哲徹鐵らの試合が描かれます。
飯田は、発目から「対等に戦いたい」と言われ、彼女の作ったサポートアイテムを身につけて試合に臨みます。しかし発目には別の狙いがあり、体育祭という大舞台そのものを自分の発明品をアピールする場として使っていきます。
そして、爆豪勝己と麗日お茶子の対戦が近づきます。出久は爆豪対策を伝えようとしますが、お茶子はそれを断り、自分自身の力で決勝を目指す意思を示します。
第21話は試合数が多い一方で、それぞれの試合に異なる目的があります。強さの比較だけでなく、将来へのアピール、プライド、自立、過去への反発といった別々の動機を短い場面で見せていく回です。
第21話はなぜ多くの試合を短く見せるのか
トーナメント形式の物語では、すべての試合を同じ長さで描くとテンポが落ちやすくなります。
第21話では、轟の圧倒的な勝利、塩崎の強さ、発目の目的、複数の生徒の勝敗をテンポよく並べています。その一方で、爆豪対お茶子の対戦は次の大きな見せ場として期待を高める位置に置かれます。
この緩急によって、体育祭全体が進んでいる感覚を保ちながら、重要な対戦へ視聴者の注意を集めることができます。
また、短い試合でも「誰が勝ったか」だけで終わらせず、キャラクターの特徴が一つ残るように作られています。発目なら発明品の宣伝、轟なら父への複雑な感情、お茶子なら出久の助言に頼らず戦う決意というように、勝敗とは別の情報が次の物語につながっています。
脚本・シリーズ構成から見る体育祭編
読売テレビの公式スタッフページでは、原作は堀越耕平さん、シリーズ構成は黒田洋介さん、アニメーション制作はボンズとされています。
体育祭編は、多数のキャラクターが参加する群像劇でもあります。出久だけを追うのではなく、轟、爆豪、お茶子、飯田、八百万、常闇、心操、発目らにそれぞれ見せ場を作る必要があります。
第20話と第21話を続けて見ると、その役割分担が分かりやすくなります。第20話は出久対心操に時間を使い、一つの対戦を掘り下げます。第21話は試合を次々に進め、全体のトーナメントを動かします。
一つの話数では深く、次の話数では広く見せることで、シリーズ全体の速度を調整していると考えられます。
脚本づくりの視点:勝敗の外側にドラマを置く
体育祭のようなトーナメントを脚本で描くとき、勝敗だけが目的になると、結果を知った瞬間に興味が薄れやすくなります。
第20話の出久対心操では、勝負の中に心操の立場と出久の性格が入っています。心操はヒーロー科ではない立場から自分を証明しようとし、出久は相手の挑発に反応してしまいます。
つまり、「どちらが勝つか」と同時に「二人が何を抱えてこの場に立っているか」が描かれています。
勝者だけでなく敗者にも次を残す
トーナメントでは、多くの人物が必ず敗退します。敗者が物語から消えるだけでは、その試合が単なる消化試合になってしまいます。
心操の試合は、結果だけでなく彼の個性やヒーロー科への思いを残します。発目の試合も、勝つことだけを目的にしていないため、敗北してもキャラクターの目的は達成され得ます。
このように、試合そのものの勝利条件と、キャラクター本人の目的をずらすことで、敗北にも意味を持たせられます。群像劇で多くの人物を扱うときに有効な考え方だといえます。
次の対戦への期待を話数の終盤に置く
第21話では、爆豪とお茶子の対戦が迫る中で、お茶子が出久からの助言を断ります。
この場面によって、次の試合は単なる強者対弱者ではなく、「お茶子が自分の考えで爆豪にどう挑むか」という問いに変わります。
次回への期待は、対戦カードを見せるだけでも作れますが、その人物が何を決意したのかを直前に示すと、視聴者は勝敗だけでなく行動の意味を見届けたくなります。
前回・第19話から続く轟焦凍の流れ
第20話と第21話の前には、第19話「全てを持って生まれた男の子」があります。
第19話では、雄英体育祭が1対1のトーナメントへ進む中、轟が出久を呼び止め、自分の家庭やオールマイトをめぐる事情を語ります。
その流れを受けて、第20話では轟がエンデヴァーに呼び止められ、第21話では父への憎悪を抱えたまま瀬呂との試合へ進みます。
そのため、轟の圧倒的な強さだけを見るのではなく、「なぜその力を使うのか」「何を拒絶しているのか」という感情も重要です。体育祭の勝敗が、轟自身の家族との問題や自己認識につながっていく構成になっています。
2話連続放送で見たいポイント
第20話では一つの試合をじっくり見せ、第21話では多くの試合をテンポよく進めます。この違いを意識すると、同じ体育祭でも話数ごとの役割が変わっていることが分かります。
出久対心操では、言葉と心理が勝負を左右します。第21話では、短い試合の中に各キャラクターの目的や個性を刻み、次の重要対戦へつないでいきます。
また、出久だけでなく、心操、轟、お茶子、飯田、発目らがそれぞれ「何のために戦っているのか」を確認すると、体育祭編が単なる大会ではなく、ヒーロー候補生たちの進路や価値観を見せる章であることが伝わってきます。
参考にした情報
- TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」公式 第20話「勝ち負け」
- TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」公式 第21話「奮え!チャレンジャー」
- 読売テレビ「僕のヒーローアカデミア」スタッフ
- スカパー! BSアニマックス番組表
よくある質問
「僕のヒーローアカデミア」#20・#21はいつ放送されますか?
2026年11月7日(土)4時30分から5時30分まで、BSアニマックスで2話続けて放送されます。
第20話「勝ち負け」はどんな話ですか?
雄英体育祭本戦1回戦で、緑谷出久が普通科の心操人使と対戦します。心操の「洗脳」にかかった出久が、どう試合を立て直すかが中心です。
第21話「奮え!チャレンジャー」はどんな話ですか?
轟対瀬呂をはじめ、上鳴対塩崎、飯田対発目、常闇対八百万など複数の試合が進み、爆豪対お茶子の対戦へ向けて物語が動きます。
「僕のヒーローアカデミア」のシリーズ構成は誰ですか?
読売テレビ公式では、シリーズ構成は黒田洋介さん、アニメーション制作はボンズと記載されています。
まとめ
2026年11月7日4時30分からBSアニマックスで放送される「僕のヒーローアカデミア」第20話「勝ち負け」と第21話「奮え!チャレンジャー」は、雄英体育祭の本戦トーナメントが大きく進む2話です。
第20話は出久と心操の一戦を深く描き、第21話は多くの試合を通してキャラクターそれぞれの目的を見せます。勝敗そのものだけでなく、戦う理由や敗れた後にも残る意味を描くことで、トーナメントにドラマを持たせている点が見どころです。
2話続けて見ると、個人の内面を掘り下げる回と、群像劇として全体を動かす回の違いがはっきり見えます。体育祭編の脚本構成を学びたい方にも、注目点の多い連続放送です。

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