2026年11月7日(土)9時から、WOWOWプライムで「連続ドラマW マイ・スイート・ホーム」第1話「Episode1」が放送されます。
第1話では、大学時代からの親友である春花、夏希、秋絵と、それぞれの夫たちの関係が紹介されます。そこへ疎遠になっていたもう一人の親友・冬美の訃報が届き、春花が皆に思いがけない提案をするところから物語が大きく動き始めます。
脚本は岡田惠和さん、監督は萩原健太郎さんです。第1話は、奇抜な「パートナーをシャッフルする」という設定そのものよりも、なぜ真面目に生きてきた大人たちがその提案を受け入れる地点まで進むのか、その気持ちを作る導入に注目したい回です。
第1話の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月7日(土)9:00〜 |
| 放送局 | WOWOWプライム |
| 話数 | 第1話「Episode1」 |
| 全体 | 全6話 |
| 主演 | 石田ゆり子 |
| 脚本 | 岡田惠和 |
| 監督 | 萩原健太郎 |
| 音楽 | 山田勝也、橋本和昌 |
| 主題歌 | 竹内まりや「あなたでなければ」 |
WOWOW公式では、本作を全6話のヒューマンドラマとして案内しています。第1話は2026年10月31日(土)22時に放送・配信が始まり、11月7日(土)9時にもWOWOWプライムで放送予定です。
作品の中心にいるのは、上原春花を演じる石田ゆり子さんです。ただし公式の作品紹介や出演者コメントを見ると、一人だけの物語としてではなく、春花たち3人の女性とそれぞれのパートナーを含む大人たち全体を描く群像劇として作られています。
「マイ・スイート・ホーム」第1話のあらすじ
WOWOW公式の第1話あらすじによると、春花、夏希、秋絵は大学時代からの親友同士です。それぞれの夫である修平、潤一郎、佳彦とも家族ぐるみの親しい付き合いが続いています。
春花たちには、もう一人の親友・冬美がいました。学生時代には春花、夏希、秋絵、冬美の4人で「春夏秋冬」と呼べるほど一緒に過ごしていましたが、現在の冬美とは疎遠になっています。
その冬美の訃報が突然届きます。長年の友人を失った春花たちは、冬美を思いながら、これまで自分たちがどんな人生を歩んできたのか、これからをどう生きたいのかを改めて考えることになります。
公式ストーリーでは、冬美が生前に「一度でいいから自分じゃない人になりたい」と願っていたことが示されています。その言葉を思い出したことが、春花の思いがけない提案につながります。
その提案は、お互いのパートナーをシャッフルして2週間だけ別の相手と暮らしてみるというものです。第1話は、普通なら冗談で終わりそうな発想が、冬美の死と残された3人の気持ちを通して、実行を考えるほど切実なものへ変わっていく入口を描く回です。
春花・夏希・秋絵と3人の夫の関係
上原春花は、夫の修平と都内で豊かで穏やかな生活を送る専業主婦です。WOWOW公式の人物紹介では、子どもたちはすでに独立しており、春花は家を守りながら夫と暮らしています。
石田ゆり子さんの公式コメントでは、春花はきちんと家事をこなし、夫の身の回りを整える「スーパー主婦」とされる一方、社会で働く親友たちへの密かな複雑さも持つ人物として説明されています。安定した暮らしの中に、自分自身を見直す余地が最初から用意されている人物です。
夏希は、父親から継いだ家具メーカーを取り仕切る女性社長で、はっきりした性格の人物です。春花とは生活の形が違うため、同じ年代の親友でも人生の選び方が同じではないことが分かります。
秋絵も含めた3人は、東京・葉山・軽井沢と暮らす場所も仕事も異なります。それでも夫たちを交えて定期的に集まっており、長く続いた友情がそれぞれの家庭まで結びつけているのがこの作品の出発点です。
夫たちは、春花の夫・修平を仲村トオルさん、夏希の夫・潤一郎を椎名桔平さん、秋絵の夫・佳彦を三宅健さんが演じます。第1話ではこの「元の組み合わせ」を先に見せることで、第2話以降にパートナーを入れ替えたときの違いが分かる土台が作られます。
冬美の訃報が物語を動かす理由
第1話の中心となる出来事は、冬美の訃報です。冬美は現在の3人と疎遠になっていますが、学生時代を一緒に過ごした大切な友人として、春花たちの過去と現在をつなぐ存在になっています。
物語の始まりで誰かの死を置くと、残された人物たちはその人との思い出だけでなく、自分自身の時間も意識することになります。本作では冬美の死が、春花たちに「これまでどう生きてきたか」「これからどう生きたいか」を考えさせるきっかけとして働いていると考えられます。
冬美は不在ですが、生前の言葉が現在の3人を動かします。つまり、画面にいる人物だけで物語を進めるのではなく、そこにいない冬美の存在が春花たちの選択に影響を与える構造です。
萩原監督も公式コメントで、本作を大人たちが小さな冒険に挑み、忘れていた感情に出会い、「不在の温かさ」を知る物語だと説明しています。冬美は亡くなったことで消えるのではなく、むしろ皆の会話や選択の中に残り続ける人物として配置されていることが分かります。
脚本・演出から見る第1話の見どころ
脚本の岡田惠和さんは、公式コメントで「大人たちの、妻たちの、夫たちの青春物語」を書きたいと思ったと語っています。登場人物たちは年齢を重ねても人生への迷いが消えるわけではなく、自分はこのままでよいのかという思いを抱えている人物として描かれます。
岡田さんは春花について、常識人としてきちんと生きてきた女性が少し「誤作動」して大胆な方向へ進む人物として紹介しています。第1話では、この春花が突然別人になるのではなく、冬美の死や友人との時間を通して、普段ならしない提案へ進む過程が見どころです。
監督の萩原健太郎さんは、岡田さんの脚本で描かれる59歳前後の人物たちに映像として命を吹き込むことへの思いを公式コメントで語っています。東京・葉山・軽井沢という異なる場所の空気も含め、人物の生活そのものが見える演出が作品の雰囲気を支えます。
プロデューサーの植田春菜さんは、岡田さんの脚本について、一つ一つの台詞同士に関係がある巧みな会話劇だと現場で話していたことを明かしています。第1話は人物紹介が多い回ですが、説明だけでなく会話の積み重ねから関係性を読み取る楽しみがある回だと考えられます。
脚本づくりの視点:大胆な設定に入る前に「理由」を作る
「夫婦のパートナーを交換して2週間暮らす」という設定だけを聞くと、かなり突飛な物語に見えます。第1話の脚本で重要なのは、その大胆な設定をすぐに始めず、まず春花たちのこれまでの人生と冬美の存在を置いていることです。
視聴者が人物の行動を受け入れるには、「なぜその人がそんなことをするのか」が分かる必要があります。第1話では、長い友情、人生の折り返しを意識する年代、冬美の死、生前の言葉という複数の要素が積み重なり、春花の提案へつながります。
先に「普通の日常」を見せる
春花たちは、最初から大きな問題を抱えて崩壊している夫婦として紹介されるわけではありません。むしろ家族ぐるみで付き合い、穏やかな生活を続けてきた大人たちです。
だからこそ、その人たちがパートナー交換という行動を選ぶことに意外性が生まれます。物語では、異常な出来事を強く見せたいときほど、その前の「普通」を丁寧に置くことで変化が大きく感じられると考えられます。
冬美の言葉を物語のスイッチにする
冬美の「自分じゃない人になりたい」という願いは、春花たちが自分の人生を見直すためのスイッチになります。亡くなった人物の言葉を残された人物が引き継ぐことで、過去の出来事が現在の行動へつながっています。
この作りなら、冬美を説明のための人物で終わらせず、物語の発端として存在感を持たせられます。第1話を見るときは、冬美について何が語られるかだけでなく、その言葉を受け取った3人の反応がどう違うかにも注目したいところです。
群像劇は「全員を同じ量で説明する」ことではない
公式コメントで石田ゆり子さんは、この作品を長い交響曲のようで、それぞれにソロパートがあり、全員が聞き役にも語り手にもなる作品だと表現しています。群像劇では、全員を一度に詳しく説明するより、場面ごとに中心を移しながら関係を見せるほうが人物を立体的に見せられます。
第1話は春花の提案が大きな軸になりますが、夏希や秋絵、3人の夫、そして不在の冬美にもそれぞれ役割があります。誰が話している場面でも、別の人物の人生が背後に感じられる構成になっているかを見ると、群像劇の組み立てを学ぶ材料になります。
第2話へどうつながる?
第1話の終着点は、春花が持ちかける大胆な提案です。WOWOW公式の第2話あらすじでは、その提案を受けて春花と潤一郎、夏希と佳彦、秋絵と修平という新しい3組で2週間のお試し生活が始まります。
第1話で元の夫婦と友人関係を見せておくからこそ、第2話で組み合わせが変わったときに、会話のテンポや距離感の違いが分かります。第1話は設定説明の回というだけでなく、第2話以降の変化を比較するための「基準」を作る回です。
また、冬美の死をきっかけに始まった冒険なので、パートナー交換そのものが目的ではありません。別の生活を試した結果、それぞれが自分の人生や元のパートナーをどう見直すのかが、全6話を通しての大きな問いになります。
放送・配信で見る方法
WOWOW公式では、第1話を2026年11月7日(土)9時からWOWOWプライムで放送予定としています。11月20日(金)22時30分にも第1話の放送予定が案内されています。
WOWOWオンデマンドには第1話「Episode1」のページがあり、55分のエピソードとして配信されています。第2話以降の配信開始予定も同じエピソード一覧で確認できます。
第1話は、春花たち6人の元の関係と冬美の存在を知るための重要な回です。第2話以降の「お試し生活」をより深く見るなら、最初に誰と誰がどんな暮らしをしていたのかを押さえておくと、人物の変化が追いやすくなります。
参考にした情報
- WOWOW公式「連続ドラマW マイ・スイート・ホーム」
- WOWOWオンデマンド「マイ・スイート・ホーム #1 Episode1」
- WOWOW公式note「石田ゆり子×岡田惠和が語る『マイ・スイート・ホーム』」
- U.F.O.カンパニー「連続ドラマW マイ・スイート・ホーム」
よくある質問
「マイ・スイート・ホーム」第1話はいつ放送されますか?
今回の放送は2026年11月7日(土)9時からWOWOWプライムです。第1話は10月31日に初回放送・配信が始まっています。
第1話で亡くなった冬美とはどんな人物ですか?
冬美は、春花、夏希、秋絵と学生時代から親しかった友人です。現在は疎遠になっていましたが、その訃報と生前の言葉が物語を動かすきっかけになります。
春花が提案する「お試し生活」とは何ですか?
春花たち3組がお互いのパートナーを入れ替え、2週間だけ別の相手と生活してみる試みです。第1話で提案され、第2話から新しい組み合わせでの生活が始まります。
「マイ・スイート・ホーム」の脚本と監督は誰ですか?
脚本は岡田惠和さん、監督は萩原健太郎さんです。岡田さんのオリジナルストーリーを全6話で描きます。
まとめ
「連続ドラマW マイ・スイート・ホーム」第1話は、春花、夏希、秋絵と3人の夫の関係を示し、冬美の訃報と生前の言葉から春花の大胆な提案へ進む物語の出発点です。
脚本づくりの視点では、突飛に見える設定へすぐ飛び込まず、長い友情、安定した日常、冬美の不在、人生を見直す気持ちを先に積み重ねている点が重要です。第1話では、春花が何を提案するかだけでなく、「なぜこの6人ならその提案を受け止められるのか」という理由の作り方に注目すると、群像劇の導入をより深く味わえます。

コメント