2026年11月7日(土)20時から、BSアニマックスでアニメ「SANDA」第3話「果物燃えれば甘くなる」が放送されます。
第3話では、サンタとして目覚めた三田一重が新たに「嘘」に反応する力を得たことで、冬村四織と一緒に行方不明の小野一会を探す流れが大きく動きます。ただし便利に見える能力には負担があり、誰を信じるかという問題が三田自身に返ってくるのがポイントです。
ここでは、アニマックス公式と作品公式、配信ページなどで確認できる内容をもとに、第3話のあらすじ、キャスト・スタッフ、前回第2話の流れ、そして脚本づくりの視点から注目したい場面を整理します。
SANDA第3話の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月7日(土)20:00〜20:30 |
| 放送局 | BSアニマックス |
| 話数 | 第3話 |
| サブタイトル | 果物燃えれば甘くなる |
| 原作 | 板垣巴留「SANDA」 |
| 監督 | 霜山朋久 |
| シリーズ構成・脚本 | うえのきみこ |
| アニメーション制作 | サイエンスSARU |
アニマックス公式では、11月7日(土)20時から第3話「果物燃えれば甘くなる」が放送されると案内されています。番組枠は20時30分までの30分です。
作品公式では、原作が板垣巴留さん、監督が霜山朋久さん、シリーズ構成・脚本がうえのきみこさん、アニメーション制作がサイエンスSARUと確認できます。第3話単独の演出担当については作品公式で確認できないため、ここではシリーズ全体の正式なスタッフ情報を基準に見ていきます。
「SANDA」はどんな物語?
「SANDA」は、超少子化が進んだ近未来の日本を舞台にした物語です。子どもたちは国の宝として大人から厳しく管理・保護される一方、子どもに夢や希望を与える存在であるサンタクロースは危険人物として排除の対象になっています。
主人公の三田一重は、全寮制の大黒愛護学園で暮らす中学生です。ある12月25日、同級生の冬村四織から突然命を狙われます。冬村は、三田がサンタクロースの末裔だと知っており、行方不明になった親友・小野一会を探してほしいという願いを抱えていました。
三田はその出来事をきっかけにサンタクロースとしての力を目覚めさせ、子どもを管理する社会の仕組みと向き合っていきます。明るいヒーローものの形を借りながら、「子どもを守るとは何か」「大人になるとは何か」という重い問いが物語の根底にある作品です。
第3話は、その大きなテーマを三田の新しい能力に落とし込みます。単純に強くなるのではなく、「他人の嘘が分かる」という力を得ることで、三田が人間関係そのものに振り回されていくところが重要です。
第3話「果物燃えれば甘くなる」のあらすじ
Disney+の第3話紹介では、サンタを信じる子どもが増えたことで、三田が「嘘に反応して物が落ちる」能力を得ることが示されています。冬村は、その力を使えば小野の行方を知る人物に近づけるのではないかと考えます。
ところが、嘘を見分けられる力は三田にとって都合のよい能力ではありません。クラスメイトの言葉を聞くたびに疑いが生まれ、誰の言葉を信じればいいのか分からなくなっていきます。第3話では、この能力そのものが三田の精神的な負担として描かれます。
TVガイドWebの第3話紹介では、疑心暗鬼になった三田が気絶し、自分の能力のつらさを冬村に打ち明ける流れが紹介されています。そこで冬村は、丸型フラスコを持ち出し、自分が傷つくような嘘を意図的につく行動に出ます。
この場面は、単に能力の仕組みを説明するためだけではありません。冬村が小野を探したい一心で、三田の苦しさを理解しながらも危険な手段を選ぶことで、二人の関係が一段深くなります。
三田は相手の嘘を見抜けても、相手がなぜ嘘をついたのかまでは自動的に理解できません。第3話は、能力で情報を得ることと、人の気持ちを理解することは別だと見せる回になりそうです。
三田一重と冬村四織の関係が見どころ
三田一重を演じるのは村瀬歩さん、サンタクロースの姿を東地宏樹さん、冬村四織を庄司宇芽香さんが演じます。行方不明の小野一会は永瀬アンナさん、三田の周囲にいる甘矢一詩は新祐樹さんが担当します。
第1話では、冬村が三田を襲うという強烈な出会いから物語が始まりました。しかし冬村の本当の目的は、親友の小野を見つけ出すことです。三田と冬村は友達として穏やかに協力する関係ではなく、互いに相手の行動に振り回されながら目的を共有している組み合わせです。
第3話では、嘘を見抜く力によって三田が不安定になる一方、冬村は小野に近づくためにその力を使おうとします。二人は同じ目的を持っていても、優先しているものが違います。
三田にとっては、能力の苦しさや人を疑う怖さが切実です。冬村にとっては、小野を見つけられる可能性があるなら危険を引き受けたいという思いが強い。この温度差がぶつかることで、ただの「仲間同士の作戦会議」ではない緊張感が生まれると考えられます。
脚本・監督・原作のスタッフ
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| 原作 | 板垣巴留 |
| 監督 | 霜山朋久 |
| シリーズ構成・脚本 | うえのきみこ |
| 音楽 | 田中知之(FPM) |
| キャラクターデザイン・総作画監督 | 石山正修 |
| アニメーション制作 | サイエンスSARU |
作品公式では、うえのきみこさんがシリーズ構成・脚本を担当しています。物語全体の流れを組み立てながら、各話で何を見せるかを整理する役割です。
監督は霜山朋久さんです。原作は「BEASTARS」でも知られる板垣巴留さんの漫画「SANDA」で、アニメではサイエンスSARUが制作を担当しています。
第3話については、一般の番組データベースで個別スタッフが掲載されているページもありますが、作品公式で第3話単独の演出担当までは確認できませんでした。そのため、この記事では未確認の担当名を断定せず、公式に確認できるシリーズ全体のスタッフを基準にしています。
脚本づくりの視点:便利な能力を「悩み」に変える
第3話で注目したいのは、主人公が新しい能力を得た瞬間に強くなるのではなく、その能力によって追い詰められていく構成です。
「嘘に反応して物が落ちる」という能力は、小野を探すための手掛かりとして見ると便利です。誰かが事実を隠しているのかを見抜けるなら、行方不明者を探す物語では大きな武器になります。
しかし脚本上は、その便利さをそのまま使わせず、「人の言葉を疑い続ける苦しさ」に反転させています。能力が強いほど主人公の問題も大きくなるため、視聴者は能力の発動そのものより、三田がどう耐えるのかに関心を向けることになります。
この作り方では、特殊能力が単なる設定説明で終わりません。能力がキャラクターの内面に直接作用し、その人物の弱さや価値観を浮かび上がらせます。三田はサンタとして特別な力を持ちながらも、精神面では普通の中学生です。そのギャップが第3話のドラマを生み出していると考えられます。
冬村の行動が対立を生む
冬村は三田を苦しませたいわけではありません。それでも小野を探すために、三田の能力を使おうとします。この「目的は同じだが手段への考え方が違う」という配置は、会話だけでも対立を作れる形です。
さらに冬村が自分を傷つけるような嘘をつくことで、彼女自身の切迫感も見えてきます。小野を探すためなら自分を危険にさらすこともいとわない。その行動によって、冬村の説明台詞を増やさなくても「どれだけ小野を大切に思っているのか」が伝わると考えられます。
能力のルールをドラマに使う
特殊能力ものでは、能力の条件や限界を説明するだけで一場面を使ってしまいがちです。第3話は、「嘘に反応する」というルールを、人を信じられなくなる恐怖や冬村の覚悟と結び付けています。
設定説明と人間ドラマを同じ出来事で進めることで、物語が止まりません。能力の仕組みを知る場面が、そのまま三田と冬村の関係を見る場面にもなる点は、脚本を考えるうえで参考になるところです。
前回(第2話「飴と鞭とキスと刃と」)の流れ
Disney+では、第2話について、三田がルームメイトの甘矢一詩にサンタであることを知られ、拘束される展開が紹介されています。甘矢にはサンタを捕らえようとする理由があり、三田は自分の正体をめぐって新たな問題に巻き込まれました。
第1話では冬村の願いによってサンタとしての役割を背負わされた三田が、第2話では周囲の人間から「サンタであること」自体を問題視されます。三田の力は本人だけの秘密ではなく、他人の欲望や恐れを引き寄せる存在になっていきます。
その流れを受けて第3話では、サンタを信じる子どもが増えたことで新しい能力が生まれます。つまり周囲の人々が三田をどう見るかが、そのまま三田自身の力や苦しさに跳ね返ってくる構成です。
第2話で「正体を知られること」が問題になり、第3話では「人の言葉の真偽が分かること」が問題になる。この二つを続けて見ると、SANDAが能力の強さよりも、他人と関わることで生まれる負担を丁寧に描いていることが分かります。
配信で第3話を見る方法
作品公式では、Prime Video、dアニメストア、Disney+、DMM TV、FOD、Hulu、TELASA、Lemino、Netflix、U-NEXTなど複数の配信サービスで配信中と案内されています。
Disney+では第1話から各エピソードのページが用意されており、第3話「果物燃えれば甘くなる」も確認できます。Huluでも「SANDA」のエピソード一覧が公開され、第1話から複数話が並んでいます。
BSアニマックスの放送で初めて作品を見る場合は、第1話・第2話の流れを先に確認しておくと、三田と冬村がなぜ小野を探しているのか、三田のサンタとしての立場がなぜ危険なのかを理解しやすくなります。
参考にした情報
よくある質問
SANDA第3話はいつ放送されますか?
BSアニマックスでは、2026年11月7日(土)20時から20時30分まで、第3話「果物燃えれば甘くなる」が放送されます。
SANDA第3話はどんな話ですか?
三田が「嘘に反応して物が落ちる」新しい能力を得て、冬村とともに行方不明の小野を探す手掛かりにしようとする話です。能力の負担から三田が人を疑うようになる点も大きな見どころです。
SANDAの脚本と監督は誰ですか?
作品公式では、シリーズ構成・脚本をうえのきみこさん、監督を霜山朋久さんが担当しています。原作は板垣巴留さんです。
SANDAは配信でも見られますか?
作品公式では、Prime Video、Disney+、Hulu、Netflix、U-NEXTなど複数の配信サービスで配信中と案内されています。
まとめ
2026年11月7日20時からBSアニマックスで放送される「SANDA」第3話「果物燃えれば甘くなる」は、三田が得た「嘘に反応する力」が、小野を探す武器であると同時に三田自身を追い詰める回です。
脚本の視点では、便利な特殊能力に明確な負担を与え、その力を通して三田の弱さと冬村の切迫感を同時に見せる構成が注目点です。設定説明と人間関係の変化を一つの出来事に重ねているところを意識すると、第3話をより深く楽しめます。

コメント