2026年11月4日(水)19時から、BS12 トゥエルビで映画「里見八犬伝」4Kデジタル修復版が放送されます。薬師丸ひろ子、真田広之、千葉真一らが出演する、深作欣二監督の冒険活劇です。
物語の中心は、里見家の滅亡から逃れた静姫と、彼女を守るために集まる八犬士です。仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字を刻んだ八つの霊玉を手掛かりに、仲間が集い、妖怪軍団との戦いへ向かいます。
今回は、放送日時とあらすじ、八犬士の役どころ、深作欣二監督と鎌田敏夫による脚本・原作の情報を整理します。4Kデジタル修復版で楽しみたい映像や、脚本づくりの視点から注目できる人物配置も紹介します。
映画「里見八犬伝」4Kデジタル修復版の放送日時・作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月4日(水)19:00〜21:30 |
| 放送局 | BS12 トゥエルビ(222ch) |
| 番組企画 | 薬師丸ひろ子&原田知世セレクション |
| 作品名 | 里見八犬伝 4Kデジタル修復版 |
| 公開年 | 1983年 |
| 本編時間 | 136分 |
| 監督 | 深作欣二 |
| 原作 | 鎌田敏夫『新・里見八犬伝』 |
| 脚本 | 鎌田敏夫、深作欣二 |
| 主な出演 | 薬師丸ひろ子、真田広之、千葉真一、志穂美悦子、京本政樹、夏木マリ、松坂慶子ほか |
今回の放送は、BS12の特集「薬師丸ひろ子&原田知世セレクション」の初回です。BS12を運営するワールド・ハイビジョン・チャンネル株式会社のプレスリリースでは、1980年代の角川映画を支えた二人の出演作を、11月4日から11月25日まで毎週水曜19時に全4作品放送すると案内されています。
番組表では19時から21時30分までの2時間半枠です。一方、KADOKAWAと日本映画データベースJFDBが掲載する映画本編の時間は136分です。
テレビの放送枠と本編時間は異なるため、録画する場合は番組表に表示された終了時刻も確認してください。
「里見八犬伝」はどんな映画?八犬士が集う冒険活劇
「里見八犬伝」は、1983年に公開された深作欣二監督の映画です。南総里見八犬伝の世界をもとにした伝奇冒険活劇で、静姫を守る八犬士の旅と、妖怪軍団との戦いを描きます。
作品の原作としてクレジットされているのは、鎌田敏夫です。JFDBは、鎌田敏夫の「新・里見八犬伝」を映画化した作品として紹介しています。
滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』をそのまま映像化したものではなく、鎌田による翻案をもとに映画として構成された作品です。
物語には、歴史を背景にした里見家の物語と、霊玉や妖怪が登場する幻想的な要素が組み合わされています。城を追われた姫を守るために剣士たちが集まり、仲間を増やしながら敵の本拠地へ向かうという、冒険映画らしい道筋が作品を支えています。
KADOKAWAの作品紹介では、JACによるアクション、豪華な衣裳や美術も作品の魅力として挙げられています。時代劇の装いをまといながら、SFファンタジーの要素やロマンスも重ねている点が、本作ならではの個性です。
あらすじ|静姫を救う八犬士と八つの霊玉
安房国の里見家に、黒装束の騎馬侍たちが襲いかかります。館山城主の里見成義らが命を落とし、ただ一人逃れた静姫にも、里見家を恨む玉梓と、その息子・蟇田素藤の魔の手が迫ります。
玉梓は、かつて里見家に討たれた恨みを抱き、悪霊に仕える妖怪となって蘇った存在です。静姫は、里見家を滅ぼした敵から逃れながら、八犬士と出会っていきます。
静姫の前に現れるのは、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字を刻んだ霊玉を持つ剣士たちです。犬山道節と犬村大角は、残る同志を集め、素藤と戦うよう静姫に告げます。
八犬士を探す旅の途中、静姫は野望を抱く新兵衛(犬江親兵衛)にさらわれます。しかし、静姫が彼を信頼することで、心に変化が生まれます。
その手の中に「仁」の霊玉が輝く場面は、人物の変化と物語の主題が結びつく重要な部分です。
やがて八犬士は、玉梓と素藤が率いる妖怪軍団との戦いへ向かいます。KADOKAWAの作品紹介でも、親兵衛と静姫が玉梓に挑む冒険活劇として紹介されています。
物語の決着に至る過程は、八犬士が集まるまでの出会いや、静姫と親兵衛の関係の変化を追いながら楽しみたいところです。
八犬士と主要キャスト・登場人物
| 人物 | 霊玉・役割 | 俳優 |
|---|---|---|
| 静姫 | 里見家の姫 | 薬師丸ひろ子 |
| 犬江親兵衛 | 仁 | 真田広之 |
| 犬山道節 | 忠 | 千葉真一 |
| 犬村大角 | 義 | 寺田農 |
| 犬坂毛野 | 礼 | 志穂美悦子 |
| 犬塚信乃 | 孝 | 京本政樹 |
| 犬飼現八 | 信 | 大葉健二 |
| 犬川荘助 | 智 | 福原時浩 |
| 犬田小文吾 | 悌 | 苅谷俊介 |
| 玉梓 | 里見家を恨む妖怪 | 夏木マリ |
| 蟇田素藤 | 玉梓の息子 | 目黒祐樹 |
八犬士の名前には、それぞれ仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌という徳目が結びついています。八人の剣士が同じ目的に向かう一方で、人物ごとに異なる文字と役割を持っているため、仲間が集まる過程そのものが物語の骨格になります。
静姫を演じる薬師丸ひろ子は、里見家の滅亡から逃れ、八犬士とともに戦いへ向かう姫を演じます。真田広之の犬江親兵衛は、八犬士の「仁」を担う人物です。
千葉真一の犬山道節、寺田農の犬村大角らが、それぞれの霊玉を持つ剣士として加わります。
敵側では、夏木マリが玉梓、目黒祐樹が蟇田素藤を演じます。玉梓は物語の対立を生み出す存在であり、静姫と八犬士が立ち向かう大きな脅威です。
そのほか、浜路役の岡田奈々、伏姫役の松坂慶子、幻人役の汐路章、妖之介役の萩原流行、悪四郎役の浜田晃、船虫役のヨネヤマママコらも出演しています。多数の人物が登場するため、八犬士の名前と霊玉の文字を押さえておくと、仲間が集まる場面を追いやすくなります。
深作欣二監督と鎌田敏夫の原作・脚本
監督は深作欣二です。KADOKAWAの作品情報では、深作欣二が監督と脚本を担当し、鎌田敏夫も脚本に参加したことが記載されています。
原作も鎌田敏夫で、映画は「新・里見八犬伝」をもとにしています。
深作欣二は、アクションや集団劇を含む作品を数多く手がけた映画監督です。本作では、静姫を守る八犬士の物語を軸に、妖怪軍団との戦い、人物同士の信頼、恋愛や運命といった要素を組み合わせています。
KADOKAWAの公式作品紹介は、本作をJACの鮮やかなアクションと豪華な衣裳・美術が特徴のSFファンタジー時代劇として説明しています。剣士たちの戦いを見せるだけでなく、八犬士それぞれの徳目を物語の中でどう表現するかが、脚本と演出の重要な課題になります。
原作の鎌田敏夫と監督の深作欣二がともに脚本に関わっているため、物語の翻案と映画的な見せ場の両方に注目できます。小説の要素を映画の時間に収めるには、登場人物や出来事を整理し、観客が追いやすい順番に配置する必要があります。
脚本づくりの視点|八つの徳目を人物の行動に結びつける
本作から学べる脚本上の視点は、人物に与えた象徴を、行動や選択と結びつけて見せることです。八犬士は仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌という八つの文字を持ちますが、文字を紹介するだけでは人物の違いは伝わりません。
それぞれの剣士がどのような場面で仲間を助け、何を守り、どんな選択をするのか。その行動を通して徳目を表すことで、観客は人物の役割を理解できると考えられます。
八人の仲間を登場させる物語では、名前や設定の違いを行動の違いとして見せることが重要です。
もう一つ注目したいのは、静姫と親兵衛の関係です。番組紹介では、静姫の信頼によって親兵衛(新兵衛)の心が変化し、「仁」の霊玉が輝くと説明されています。
人物の変化を台詞だけで説明するのではなく、信頼を受けた人物の内面が変わり、霊玉という視覚的な象徴に表れる構成です。
脚本を書く際、人物の成長を表すときは、変化のきっかけとなる出来事と、変化が目に見える形で表れる場面を結びつける方法があります。本作では、静姫の信頼と親兵衛の変化、そして霊玉の輝きが連動していると考えられます。
また、八犬士が一人ずつ集まる構成は、物語の進行に合わせて仲間を増やしていく仕組みです。登場人物を一度に説明するのではなく、旅の途中で出会い、役割を知り、共通の目的へ向かう順番で見せることで、観客も人物関係を整理しながら物語に参加できます。
4Kデジタル修復版で注目したい映像・アクション
今回放送されるのは、1983年公開作の4Kデジタル修復版です。KADOKAWAの公式映画祭ページでも「里見八犬伝」は4Kデジタル修復版として紹介され、作品の公開年、監督、原作、脚本、主な出演者が掲載されています。
KADOKAWAが挙げる見どころの一つは、JACによるアクションです。八犬士が剣を手にして妖怪軍団へ挑む場面では、人物の動きや集団での戦い方に注目できます。
衣裳や美術も、作品世界を作る大切な要素です。里見家の姫、八犬士、玉梓の率いる闇の軍団では、それぞれ異なる立場や世界観が衣裳・造形に反映されています。
4Kデジタル修復版では、画面に映る衣裳の色や装飾、背景の美術、アクション場面の構図にも目を向けたいところです。
ただし、今回確認した公式資料には、修復工程の詳細や、どの部分をどのように補正したかという技術仕様までは記載されていません。修復による変化を具体的に断定するのではなく、作品の衣裳・美術・アクションを改めて楽しめる放送として紹介します。
薬師丸ひろ子&原田知世セレクションの放送予定
「里見八犬伝」は、BS12の「薬師丸ひろ子&原田知世セレクション」の初回作品です。BS12を運営するワールド・ハイビジョン・チャンネル株式会社のプレスリリースでは、1980年代の角川映画を支えた二人の出演作を4週にわたって放送すると案内されています。
| 放送日 | 作品 |
|---|---|
| 11月4日(水) | 里見八犬伝 4Kデジタル修復版 |
| 11月11日(水) | Wの悲劇 4Kデジタル修復版 |
| 11月18日(水) | 時をかける少女 4Kデジタル修復版 |
| 11月25日(水) | 天国にいちばん近い島 |
「里見八犬伝」「Wの悲劇」「時をかける少女」の3作品は4Kデジタル修復版として放送されます。薬師丸ひろ子と原田知世の出演作を通じて、1980年代の角川映画の幅広さに触れられる特集です。
前回の放送内容は?11月4日がセレクション初回
今回の「薬師丸ひろ子&原田知世セレクション」は、2026年11月4日(水)から始まる特集です。BS12の運営会社によるプレスリリースでは、11月4日から11月25日まで毎週水曜19時に全4作品を放送すると案内されており、11月4日の「里見八犬伝」が初回にあたります。
そのため、同じ特集の前回放送を振り返るのではなく、初回作品として「里見八犬伝」が選ばれている点を押さえておくとよいでしょう。次週以降は「Wの悲劇」「時をかける少女」「天国にいちばん近い島」が続きます。
視聴方法と見逃し配信について
BS12 トゥエルビは、BS放送の222チャンネルで視聴できる無料放送局です。BS12のプレスリリースでは、BSボタンのあとに12ボタンを押す方法、または3桁番号222で視聴する方法が案内されています。
今回の放送は11月4日(水)19時からです。視聴環境によってチャンネルの登録方法が異なる場合があるため、テレビやレコーダーの番組表でBS12を選び、放送枠を確認してください。
見逃し配信については、今回確認したBS12の特集案内や作品情報に、配信先・配信期間の記載はありません。配信で視聴できると断定せず、放送局の公式案内で最新情報を確認するのが確実です。
参考にした情報
- BS12「薬師丸ひろ子&原田知世セレクション」公式番組ページ
- ワールド・ハイビジョン・チャンネル株式会社「薬師丸ひろ子&原田知世セレクション」プレスリリース(@Press)
- KADOKAWA「里見八犬伝 角川映画 THE BEST」作品情報
- JFDB「里見八犬伝 4Kデジタル修復版」
- KADOKAWA「角川映画祭」作品紹介
- KADOKAWA「里見八犬伝 4K Ultra HD Blu-ray」作品情報
- 番組表.Gガイド「映画『里見八犬伝』4Kデジタル修復版」
- J:COMテレビ番組表「里見八犬伝」
よくある質問
映画「里見八犬伝」4Kデジタル修復版はいつ放送されますか?
2026年11月4日(水)19時から21時30分まで、BS12 トゥエルビで放送されます。
「里見八犬伝」の監督と脚本は誰ですか?
監督は深作欣二です。脚本は深作欣二と鎌田敏夫が担当し、原作も鎌田敏夫です。
「里見八犬伝」の本編時間は何分ですか?
KADOKAWAとJFDBの作品情報では、本編136分とされています。
八犬士を演じる主な俳優は誰ですか?
犬江親兵衛を真田広之、犬山道節を千葉真一、犬村大角を寺田農、犬坂毛野を志穂美悦子、犬塚信乃を京本政樹、犬飼現八を大葉健二、犬川荘助を福原時浩、犬田小文吾を苅谷俊介が演じています。
まとめ
映画「里見八犬伝」4Kデジタル修復版は、2026年11月4日(水)19時からBS12 トゥエルビで放送されます。1983年公開、深作欣二監督、鎌田敏夫原作・脚本の冒険活劇です。
静姫を守る八犬士と八つの霊玉、玉梓が率いる妖怪軍団との戦いが物語の中心です。薬師丸ひろ子、真田広之、千葉真一、志穂美悦子らの出演に加え、JACのアクションや衣裳・美術も見どころになります。
脚本づくりの視点では、八つの徳目を人物の役割や行動に結びつける構成、静姫の信頼によって親兵衛の心が変化する描写に注目できます。4Kデジタル修復版で、1980年代の角川映画が描いた壮大な冒険世界をお楽しみください。

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