瓔珞<エイラク>第60話「二人を救った嘘」あらすじ|順嬪の演技と明玉の縁談を脚本から読む

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2026年11月3日(火)12時から、BS日テレで中国時代劇「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」第60話「二人を救った嘘」が放送されます。

第60話では、順嬪をめぐる皇太后の疑念と、明玉と海蘭察の縁談という二つの筋が並行します。どちらにも共通するのは、登場人物が本心をそのまま口にせず、相手を守るため、あるいは自分の立場を守るために「見せる顔」を選ぶことです。

ここでは、公式あらすじを軸に、第60話の人物関係と脚本・演出の見どころを整理します。

瓔珞<エイラク>第60話の放送日時と基本情報

項目内容
放送日時2026年11月3日(火)12:00〜13:00
放送局BS日テレ
話数第60話
サブタイトル二人を救った嘘
主人公魏瓔珞(ウー・ジンイェン)
主な出演ニエ・ユエン、カーメイン・シェー、シュー・カイほか
脚本ジョウ・モー(周末)
監督フイ・カイドン(惠楷棟)/ウン・ダーグァン(温徳光)

BS日テレは本作を2026年8月12日から月曜〜金曜の12時枠で放送しており、11月3日は第60話に当たります。番組公式の作品紹介では、女官として後宮に入った魏瓔珞が、姉の死の真相を追いながら数々の権力争いをくぐり抜け、やがて大きく立場を変えていく物語として紹介されています。

全70話の長編ですが、第60話は終盤へ向かう重要な位置です。順嬪の存在が皇后、皇太后、乾隆帝、瓔珞の関係を揺らし、同時に明玉の身に起きている問題が表面化していきます。

「瓔珞<エイラク>」はどんな作品?

「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」は、清の乾隆帝の時代を舞台にした中国宮廷ドラマです。主人公の魏瓔珞は、宮中で命を落とした姉の真相を探るために後宮へ入り、その才知と行動力で危機を切り抜けていきます。

NBCユニバーサルの日本版公式サイトでは、瓔珞のモデルがのちの孝儀純皇后となる実在の女性であることや、女官から高い地位へ上り詰めていく過程が作品の大きな軸として紹介されています。権力争いだけでなく、乾隆帝、傅恒、富察皇后、皇后、妃嬪、女官らの関係が幾重にも重なっている点が特徴です。

第60話まで来ると、序盤の「姉の死の真相を探す女官」という立場からは大きく状況が変わっています。それでも瓔珞の強みである観察力と、相手の言葉の裏を読む姿勢は変わりません。新たに現れた順嬪に対しても、表面的な親しさだけでは判断しないところが、終盤の緊張につながっています。

第60話「二人を救った嘘」のあらすじ

公式あらすじによると、順嬪を失脚させようとした皇后の企てはうまくいきません。そこで皇后は万寿寺の住職を使い、順嬪を亡き和安公主の生まれ変わりだと思い込んでいる皇太后に警告を与えます。

皇太后は瓔珞と順嬪を呼び出し、順嬪の正体について追及します。ここで順嬪は、乾隆帝から教えられたとおりに和安公主を演じ、皇太后を納得させます。その結果、順嬪だけでなく、その場にいる瓔珞も処罰を逃れることになります。

サブタイトルの「二人を救った嘘」は、この場面を指していると考えられます。順嬪の嘘は単に自分だけを守るものではなく、同じ場にいる瓔珞の身も救う働きをするからです。ただし、瓔珞は前回から順嬪の真意を測りかねています。助けられた事実と、相手を信じ切れない感覚が同時に残るところが、この回の不穏さです。

もう一つの軸は、明玉と海蘭察の縁談です。瓔珞は年季明けを控えた明玉の将来を考え、海蘭察との縁談を進めます。ところが明玉は突然の激痛に襲われ、自分の命が長くないことを知ったうえで、頑なに縁談を拒みます。

視聴者から見れば、結婚を拒む理由は愛情がないからではなく、むしろ相手を悲しませたくない気持ちにつながっていると読めます。順嬪の「演じる嘘」と、明玉の「本心を隠す拒絶」が同じ回に置かれていることで、言葉と本心のずれが強く意識される構成です。

順嬪・皇太后・瓔珞の駆け引きが見どころ

第59話では、皇后と妃嬪たちが順嬪を排除しようと動きます。一方、瓔珞は順嬪の親しげな態度をそのまま信用せず、彼女の目的を見極めようとしていました。順嬪は乾隆帝の寵愛を得ており、皇后側にとっては放置できない存在です。

第60話では、その争いに皇太后が強く関わります。皇太后にとって和安公主は特別な存在であり、順嬪がその生まれ変わりなのかどうかは、単なる後宮の噂では済みません。皇后はそこを利用して順嬪を追い込もうとします。

しかし、順嬪は乾隆帝から教えられた情報を使って、その追及をかわします。ここで重要なのは、乾隆帝の存在がその場にいなくても、事前に与えた情報によって場面を動かしていることです。皇后の策、皇太后の感情、順嬪の演技、乾隆帝の準備が一つの場面でぶつかり合うため、会話の一つ一つに誰の思惑が乗っているのかを見る楽しさがあります。

瓔珞は結果として順嬪に救われますが、助けられたから信頼関係ができるとは限りません。これまでの瓔珞は、恩義と警戒を同時に抱えながら相手を見る場面を何度も経験してきました。第60話でも、順嬪に対する距離感がすぐに縮まるのか、それとも違和感が残るのかが注目点です。

明玉と海蘭察の縁談はなぜ苦しいのか

明玉は、瓔珞にとって長く行動を共にしてきた大切な人物です。かつては対立することもありましたが、物語が進むにつれて強い信頼で結ばれる存在になりました。その明玉に、海蘭察との新しい人生が見え始めます。

ところが公式あらすじでは、明玉は激痛に襲われ、自分の命が長くないことを知って縁談を拒むとされています。ここでの苦しさは、「幸せになりたくない」のではなく、「幸せを望むほど相手を傷つけるかもしれない」と考えてしまう点にあります。

瓔珞から見れば、明玉の拒絶は理解しにくいはずです。事情を知らなければ、せっかくまとまりかけた縁談をなぜ拒むのかと感じます。明玉の側には明確な理由があるのに、それを語らないことで二人の認識に差が生まれます。

こうした「観客だけが事情を知り、周囲の人物は知らない」状態は、次の行動を待つ緊張を生みます。明玉がどこまで真相を隠すのか、瓔珞が異変に気づくのかという点が、第60話から次の展開へつながる焦点になります。

脚本・演出・原作のスタッフ

日本版公式サイトで確認できる作品全体のスタッフは、脚本がジョウ・モー(周末)、監督がフイ・カイドン(惠楷棟)とウン・ダーグァン(温徳光)です。プロデューサーはユー・ジョン(于正)が担当しています。

第60話単独でどちらの監督が担当したかは、今回確認した公式ページでは特定できませんでした。そのため、ここでは作品全体の監督として記載しています。

本作は、誰か一人の行動だけで話を動かすのではなく、複数人物の思惑を重ねて展開を作る場面が多い作品です。第60話も、皇后の策と順嬪の対応、皇太后の感情、乾隆帝の準備、瓔珞の警戒が同時に作用します。さらに別の場所では、明玉の病と縁談が進みます。

脚本づくりの視点:同じ「嘘」を別の意味で並べる

第60話で脚本の学びとして注目したいのは、本心を隠す行為を二つの筋で並べていることです。

順嬪は皇太后の前で和安公主を演じます。これは追及をかわし、自分と瓔珞を守るための積極的な演技です。嘘をつく人物自身が場面を支配し、相手が信じる材料を選びながら話す構造になっています。

一方、明玉は自分の病状を抱えたまま、海蘭察との縁談を拒みます。こちらは相手を操るためというより、自分の事情を隠して相手を遠ざける行動です。同じ「本当のことを言わない」でも、順嬪と明玉では目的がまったく違います。

この二つを同じ回に置くことで、視聴者は「嘘そのものが善か悪か」ではなく、「誰のために、何を守るために本心を隠すのか」を比べて見ることになります。人物の価値観を説明台詞で語らせなくても、似た行動を対照的に配置すれば性格の違いを見せられる、という作りだと考えられます。

会話の場面に複数の力関係を重ねる

皇太后が順嬪と瓔珞を追及する場面には、少なくとも四つの力が重なっています。皇太后は娘への思いから真偽を確かめたい。皇后は順嬪を排除したい。順嬪は処罰を逃れたい。乾隆帝は順嬪を守れるよう事前に情報を与えています。

こうした場面では、同じ一言でも人物ごとに意味が変わります。皇太后にとっては確認の質問でも、順嬪にとっては試験であり、皇后にとっては罠が成功するかどうかの判定になります。脚本を書くとき、会話を単なる情報交換にせず、登場人物ごとの目的を重ねると緊張感が出ることが分かります。

さらに瓔珞は、その中心にいながら順嬪の真意をまだ判断し切れていません。主人公がすべてを理解している状態にせず、観察する立場に置くことで、視聴者も瓔珞と一緒に順嬪を見極めることになります。

二つの筋を「守るための選択」で結ぶ

第60話のA側を順嬪と皇太后の場面、B側を明玉と海蘭察の縁談と見ると、表面上は別の出来事です。しかし両方とも「誰かを守るために事実をそのまま言わない」という点でつながっています。

順嬪の嘘は処罰を避けるために使われ、結果として瓔珞も救います。明玉の拒絶は、自分の残された時間を考え、海蘭察を傷つけまいとする選択として置かれています。物語上の出来事が違っても、感情のテーマをそろえることで1話全体にまとまりが生まれていると考えられます。

脚本を組み立てる際、複数の人物群を扱う回では、それぞれの筋を完全に別々に進めるより、共通する問いを置く方法があります。第60話では「本当のことを言うことだけが相手を守る方法なのか」という問いが、二つの筋を結ぶ読み方の一つになります。

前回・第59話「妖魔か転生の公主か」の振り返り

2026年11月2日放送の第59話では、延禧宮に戻った瓔珞のもとへ乾隆帝が訪れます。しかし乾隆帝は順嬪・沈璧が待つ麗景軒へ向かい、順嬪への寵愛が強まっていることが示されました。

皇后と妃嬪たちは、順嬪を失脚させるため瓔珞も取り込もうとします。ただ、瓔珞は順嬪が親しげに近づいてくることを素直には受け取らず、真意を測りかねています。

その後、皇太后の愛娘・和安公主の法要で、皇后側は順嬪を始末しようと動きます。第60話はその失敗を受けて始まるため、前回から続く「順嬪は本当は何者なのか」という疑いが、そのまま皇太后の追及につながります。

第59話を踏まえて見ると、第60話で順嬪が瓔珞まで救うことの意味がより複雑になります。敵か味方かを一度で決めず、助ける行動と疑わせる行動を交互に置くことで、人物への評価を揺らし続ける構成になっていると考えられます。

視聴・配信情報

第60話は2026年11月3日12時からBS日テレで放送されます。BS11+にも本作第60話「二人を救った嘘」の作品ページがあり、エピソードのあらすじが掲載されています。

また、日本版公式サイトの商品・配信情報には、本作がU-NEXTで配信された案内も掲載されています。ただし、現在の配信条件や見放題・レンタルの区分は変更されることがあるため、視聴時点の各サービス表示で確認してください。

参考にした情報

よくある質問

瓔珞<エイラク>第60話はいつ放送されますか?

2026年11月3日(火)12時から13時まで、BS日テレで放送されます。サブタイトルは「二人を救った嘘」です。

第60話の「二人を救った嘘」とは何を指しますか?

公式あらすじでは、順嬪が乾隆帝から教えられた情報を使って和安公主を演じ、皇太后の追及をかわします。その結果、順嬪と瓔珞がともに処罰を逃れるため、この場面がサブタイトルにつながると考えられます。

第60話で明玉はなぜ海蘭察との縁談を拒むのですか?

公式あらすじでは、明玉は激痛に襲われ、自分の命が長くないことを知ります。その事情を抱えたまま、海蘭察との縁談を頑なに拒む展開です。

「瓔珞<エイラク>」の脚本と監督は誰ですか?

日本版公式サイトでは、脚本はジョウ・モー(周末)、監督はフイ・カイドン(惠楷棟)とウン・ダーグァン(温徳光)と記載されています。

まとめ

「瓔珞<エイラク>」第60話「二人を救った嘘」は、順嬪が皇太后の追及をかわして瓔珞とともに処罰を逃れる場面と、明玉が海蘭察との縁談を拒む場面が並行する回です。

脚本の視点では、順嬪の「演じる嘘」と、明玉の「本心を隠す拒絶」を同じ回に置き、人物ごとに異なる「守るための選択」を見せている点が注目です。

第59話から続く順嬪への疑念を持ったまま、誰が何を隠し、誰を守ろうとしているのかを見ると、第60話の人間関係をより立体的に楽しめます。

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