ありがとう 第4シリーズ第5話|京塚昌子と山岡久乃の喧嘩を脚本・演出から読む【11月7日16時】

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2026年11月7日(土)16時から、BS12トゥエルビで「ありがとう 第4シリーズ」第5話が放送されます。放送時間は16時から16時55分までです。

第5話では、京塚昌子さんが演じるカレーライス屋「春」の女主人・春木治香と、山岡久乃さんが演じる隣のパン屋の女主人・三友文の喧嘩が大きな軸になります。二人は幼なじみで本来は気心を知る間柄ですが、顔を合わせれば言い争いになり、周囲まで巻き込んでしまいます。

平岩弓枝さんの脚本は、日常の小さな出来事から人物同士の長い関係を浮かび上がらせるところが見どころです。第5話は、朝顔の鉢や祭りの寄附といった身近な話題を通して、治香と文の意地と心配が同時に見えてくる回です。

11月7日の放送日時と基本情報

項目内容
放送日時2026年11月7日(土)16:00〜16:55
放送局BS12トゥエルビ
番組ありがとう 第4シリーズ 第5話
主な出演京塚昌子、佐良直美、山岡久乃、大和田伸也ほか
脚本平岩弓枝
プロデューサー石井ふく子
ディレクター川俣公明
主題歌佐良直美「ありがとう」
製作著作テレパック

Gガイドでは、第5話を11月7日(土)16時から16時55分までBS12トゥエルビで放送すると案内しています。出演者には京塚昌子さん、佐良直美さん、金田龍之介さん、井上順さん、尾藤イサオさん、佐野浅夫さん、山岡久乃さん、大和田伸也さん、岡本信人さん、沢田雅美さん、研ナオコさん、石坂浩二さん、音無美紀子さん、藤岡琢也さん、長山藍子さんらが並びます。

制作会社テレパックの公式ページでは、第4シリーズは「カレー店篇」とされ、全52話であること、脚本を平岩弓枝さん、プロデューサーを石井ふく子さん、ディレクターを川俣公明さんが担当していることが確認できます。

第5話のあらすじ:治香と文の喧嘩が止まらない

第5話では、治香と文のいつもの喧嘩が、朝顔の鉢をきっかけに始まります。Gガイドによると、文は朝顔の鉢につまずいて足を痛めたと治香に文句を言いに来ますが、治香は「他人の鉢を割っておいて何が痛い」という調子で、逆に謝るべきだという態度を見せます。

このやり取りだけを見ると、二人は本当に仲が悪いように見えます。しかし番組紹介では、治香と文は幼なじみで、もともとは仲の良い者同士と説明されています。だからこそ、遠慮のない言葉が飛び交い、周囲の人たちは二人の喧嘩に振り回されることになります。

さらに、治香が祭りの寄附に三万円を出したことも火種になります。文は、カレーライス屋「春」の経営状態を心配して忠告しますが、治香にはその言葉がお節介に聞こえてしまいます。

ここで面白いのは、文の言葉が単なる意地悪ではなく「春」を心配しているからこそ出てくることです。一方、治香には治香の意地があり、人に心配されること自体を素直に受け入れられません。

表面では言い争っていても、その奥には長年のつき合いがあります。第5話は、喧嘩の言葉だけでなく「なぜそこまで相手の暮らしを気にするのか」を見ると、二人の関係がより立体的に見えてきます。

京塚昌子の治香と山岡久乃の文はなぜぶつかるのか

テレパック公式の作品紹介では、カレー屋の女主人と隣のパン屋の女主人は犬猿の仲とされています。放送ライブラリーの第1話紹介では、治香はカレーライス屋「春」の女主人、文は隣のパン屋の女主人として描かれ、過去の出来事を理由に二人が対立していることが示されています。

それでも、二人の子ども世代は親のいざこざとは別の関係を築いています。治香の娘・吉を佐良直美さん、文の長男・金太郎を大和田伸也さんが演じ、若い世代は大人たちの対立に縛られず交流します。

この世代の違いが、第4シリーズの人間関係を広げています。親同士が意地を張る一方で、子どもたちは自然につながっているため、家族同士の関係が「仲が良い」「仲が悪い」だけでは整理できません。

第5話で文が「春」の経営を心配するのも、完全に相手を嫌っている人物なら出にくい行動です。余計なお世話に見えても、相手の生活を気に掛ける気持ちがある。その矛盾が治香と文の関係の魅力だと考えられます。

京塚昌子さんと山岡久乃さんのように、強い存在感を持つ俳優同士が正面からぶつかることで、台詞の応酬そのものが見せ場になります。どちらか一方を悪者にせず、双方に言い分を持たせている点もホームドラマらしい味わいです。

脚本・演出・制作スタッフ

役割担当
脚本平岩弓枝
プロデューサー石井ふく子
ディレクター川俣公明
音楽小川寛興
主題歌佐良直美「ありがとう」
製作著作テレパック

テレパック公式では、脚本が平岩弓枝さん、プロデューサーが石井ふく子さん、ディレクターが川俣公明さんと記載されています。放送ライブラリーでも、作・平岩弓枝、音楽・小川寛興、プロデューサー・石井ふく子、演出・川俣公明と確認できます。

第4シリーズは1974年5月2日から1975年4月24日までTBSで放送された作品で、東京・神田を舞台にした人情ホームドラマです。現在のBS12放送では、昭和の生活感や人間関係をそのまま味わえることも大きな魅力です。

脚本づくりの視点:喧嘩の中に「心配」を隠す

第5話で脚本の見どころとして注目したいのは、人物の本音と表面の言葉をずらしていることです。文は治香に厳しい言い方をしますが、祭りへの三万円の寄附を問題にする理由は、カレーライス屋「春」の経営を心配しているからです。

つまり、言葉だけを拾えば「文が治香に文句を言っている」場面ですが、行動の動機まで見ると「文が治香を気に掛けている」場面でもあります。この二重性があるため、喧嘩が続いても二人の関係が冷たく見えすぎません。

脚本で人間関係を描くとき、登場人物が本音をそのまま口にすると分かりやすい反面、関係の奥行きは出にくくなります。第5話では、心配しているのに「心配している」と素直に言わず、忠告や小言として出すことで、長い付き合いのある二人らしさが表れていると考えられます。

朝顔の鉢という小さな出来事から始める

もう一つ注目したいのは、喧嘩の入口が朝顔の鉢という非常に小さな出来事であることです。大事件ではなく、生活の中の些細なトラブルをきっかけに人物関係を見せています。

朝顔の鉢につまずいた文は被害を訴えますが、治香から見れば「自分の鉢を割られた」という被害があります。同じ出来事を見ても、それぞれが自分を被害者だと考えているため、会話がすぐ平行線になります。

このように、一つの出来事に対して二人が違う解釈を持つと、無理に大きな事件を作らなくてもドラマが生まれます。どちらの言い分にも一理ある状態にすることで、視聴者も一方だけに簡単には肩入れできません。

金額を具体的にすることで生活感が出る

祭りの寄附が「三万円」と具体的に示されている点も、生活ドラマとして効いています。金額が出ることで、「春」の家計にとって軽い支出なのか、それとも無理をしているのかを登場人物が気にする理由が生まれます。

文は店の状況を心配して忠告し、治香はそれをお節介だと受け取ります。お金の話は価値観や自尊心に触れやすいため、日常会話の中でも人物の性格を強く出せる題材です。

平岩弓枝さんの脚本を見るときは、喧嘩の内容そのものよりも「なぜその言葉を今ここで言わせたのか」に注目すると、人物の気持ちが読み取りやすくなります。何気ない朝顔や寄附の話が、長い人間関係を映す装置になっています。

「ありがとう 第4シリーズ」はどんな作品?

テレパック公式では、第4シリーズを「カレー店篇」と紹介しています。舞台は東京・神田で、カレーライス屋、パン屋、下宿を営む三軒の家庭を中心に物語が進みます。

放送ライブラリーは、神田のカレー屋の母娘を中心に、神田周辺の人情や風物、地域の人々のつながりを細やかに描く作品と説明しています。また「ありがとう」は設定を変えながら第4シリーズまで制作された人気ドラマシリーズです。

京塚昌子さん演じる治香は、学生たちに親しまれるカレーライス屋の女主人です。佐良直美さん演じる娘の吉、金田龍之介さん演じる弟の秋生らとともに店を支えます。

隣には山岡久乃さん演じる文のパン屋があり、その周辺に下宿や学生たちの生活が重なります。家族だけで閉じず、近所の人や若者まで物語に入ってくるため、ひとつの町全体が大きな家族のように見えてくる作品です。

前回(第4話・11月1日放送)のあらすじ

Gガイドによると、第4話では、吉が欲しがっていた三味線をめぐって金太郎が動きました。吉の夢をかなえようとした金太郎は、家庭教師で貯金している弟・金次郎に協力を頼みますが、金次郎には断られてしまいます。

金太郎は自分の月給で分割して三味線を買おうとしますが、その三味線はすでに下宿屋「山下」にいる留学生のビッグストーンに買われていました。

第4話では若い世代の思いやりと行動が中心でしたが、第5話では治香と文という大人世代の関係が前面に出ます。第4シリーズが、親世代と子世代の双方を行き来しながら人間関係を描いていることが分かります。

第5話を見るときに注目したいポイント

第一は、治香と文の喧嘩が本当に憎しみだけから出ているのかを見ることです。表面の言葉と、その言葉を言う理由を分けて考えると、二人の長い関係が見えやすくなります。

第二は、朝顔の鉢や祭りの寄附といった小さな出来事が、どのように人間関係の問題へ広がるかです。ホームドラマでは、生活の細部がそのまま人物を語る材料になります。

第三は、周囲の家族や近所の人たちの反応です。二人の喧嘩は当人だけで完結せず、周囲を困らせます。その反応を見ることで、治香と文が町の中でどのような存在なのかも伝わってきます。

参考にした情報

よくある質問

「ありがとう 第4シリーズ」第5話はいつ放送されますか?

2026年11月7日(土)16時から16時55分まで、BS12トゥエルビで放送されます。

第5話では何が描かれますか?

春木治香と三友文が、朝顔の鉢や祭りの寄附をめぐって言い争います。文はカレーライス屋「春」を心配して忠告しますが、治香はお節介だと受け取ります。

「ありがとう 第4シリーズ」の脚本は誰ですか?

脚本は平岩弓枝さんです。テレパック公式では、プロデューサーは石井ふく子さん、ディレクターは川俣公明さんとされています。

第4シリーズは全何話ですか?

テレパック公式では、第4シリーズは全52話と案内されています。

まとめ

11月7日16時からBS12トゥエルビで放送される「ありがとう 第4シリーズ」第5話は、京塚昌子さん演じる治香と山岡久乃さん演じる文の喧嘩を中心に、長年の付き合いだからこその意地と心配が描かれる回です。

脚本の視点では、朝顔の鉢という小さな出来事を争いの入口にすること、文の「心配」を小言の形で表すこと、三万円という具体的な金額で生活感を出すことが見どころです。表面の喧嘩だけでなく、相手を気に掛けているからこそ言葉が強くなる二人の関係に注目すると、ホームドラマの会話設計をより深く楽しめます。

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