2026年11月6日(金)12時から、BS朝日の「昼の特選」で韓国ドラマ「王になった男」第2話・第3話が13時55分まで連続放送されます。
今回の2話で大きく動くのは、道化師ハソンが自分と瓜二つの王イ・ホンと出会い、多額の報酬と引き換えに王の影武者を引き受けることです。しかし王宮の決定は一言で人の生死を変えます。ハソンは意味を理解しないまま出した許可によって、王妃の父・府院君ユ・ホジュンを死へ追い込む危険な立場に入ります。
第3話では、王妃との約束を守ろうとするハソンの判断と、毒入りの可能性がある夜食によって「自分は王の身代わりとして死ぬ役目なのか」と悟る場面が重要です。ここでは公式あらすじをもとに、第2話・第3話の流れと脚本・演出の見どころを整理します。
第2話・第3話の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月6日(金)12:00〜13:55 |
| 放送局 | BS朝日 |
| 放送枠 | 昼の特選ドラマ劇場 |
| 放送回 | 第2話/第3話 |
| 放送形態 | 字幕 |
| BS朝日での話数表記 | 全24話 |
BS朝日公式では「王になった男」を毎週金曜の昼に放送しています。10月30日は第1話を放送し、11月6日からは第2話と第3話の2話連続放送になります。
注意したいのは、放送局によって話数の区切り方が異なることです。TBSチャンネルでは全16話、BSフジでは全23話として案内されていますが、BS朝日の今回の放送は全24話版の第2話・第3話です。本記事では、今回視聴するBS朝日の話数表記に合わせて内容を整理します。
「王になった男」はどんなドラマ?
「王になった男」は、朝鮮王朝時代を舞台に、道化師ハソンが自分と瓜二つの王イ・ホンの影武者となるところから始まる史劇です。BS朝日公式は「大切な人を守るため、私は王になる」と作品を紹介し、王の影武者となった男の禁断の愛と数奇な運命を描く作品としています。
主演のヨ・ジングが、道化師ハソンと王イ・ホンを一人二役で演じます。外見が同じであることが物語を動かす設定ですが、二人の性格と置かれた立場は大きく違います。
イ・ホンは王として命を狙われ、政治的な疑心暗鬼に苦しんでいます。一方のハソンは旅回りの一座で生きてきた庶民です。第2話・第3話では、この二人の立場が入れ替わることで、王の一言が持つ重さをハソンが初めて体験します。
第2話のあらすじ:王と同じ顔の道化が王宮へ
BS朝日公式によると、第2話では王妃の父で忠臣でもある府院君ユ・ホジュンが策略によって謀反の罪を着せられます。都承旨イ・ギュはその状況に意気消沈しながらも、妓楼で王イ・ホンと同じ顔を持つ道化師ハソンを見つけます。
王と道化が対面すると、二人は顔だけでなく、その存在自体が互いの運命を変えることになります。王イ・ホンは王宮を抜け出し、ハソンは多額の財を受け取ることを条件に、王の代わりを務めることになります。
ハソンはイ・ギュとチョ内官から、王として振る舞うための手ほどきを受けます。しかし王宮の人間関係や政治の力学を知っているわけではありません。外見を似せることはできても、誰が敵で誰が味方なのか、どの発言が命令として扱われるのかまではすぐに理解できません。
その危うさが表れるのが、左議政シン・チスをめぐる場面です。ハソンはシン・チスがどのような人物なのか知らないまま、府院君を斬首に処す許可を与えてしまいます。
BSテレ東の第2話公式あらすじでも、府院君ユ・ホジュンが謀反の罪を着せられ、イ・ギュが王と同じ姿のハソンを王宮へ連れて来る流れが確認できます。影武者という設定の面白さが、ここで「似ていれば代われる」という単純な話ではなくなります。
第3話のあらすじ:王妃との約束と「身代わり」の本当の意味
第3話では、ハソンが王として発した言葉の責任がさらに重くなります。イ・ギュは王イ・ホンから府院君斬首の命を受け、勅書を作成します。
しかしハソンには、王妃との間に交わした約束があります。王妃の父を助けたいという思いから、ハソンはイ・ギュの意向にそのまま従わず、府院君を流罪にする決定を下します。
BSフジの第3話公式あらすじでも、ハソンが王妃との約束を守るために、都承旨の指示とは異なる王命を下すことが紹介されています。王の「ふり」をしている人物が、自分の意思で王の権力を使い始める重要な転換点です。
一方、王宮の外ではハソンの妹ダルレにも危険が迫ります。ダルレは妓楼でシン・チスの息子に目をつけられ、使用人にだまされてシン・チス邸へ連れて行かれます。
王宮では、王に夜食を運んできた女官がその食事を口にして死亡します。ハソンは、自分が王を守るための替え玉であり、場合によっては王の代わりに死ぬ役目なのだと悟ります。
恐怖を感じたハソンは王宮から逃げ出します。そして妓楼へ戻ったところで妹の身に起きたことを知り、シン・チス邸へ乗り込みます。しかしそこで叩きのめされてしまいます。
第3話は、ハソンが王宮で初めて権力を使う話であると同時に、その権力が自分や家族を守る力になっていないことを思い知らされる回です。王の衣を着ても、妹を救う場面では道化師ハソンとして体を張るしかありません。
主なキャストと人物関係
ヨ・ジングは、道化師ハソンと王イ・ホンの二役を演じます。第2話・第3話では、同じ顔でありながら、身のこなしや判断の仕方が違う二人の差が物語の中心になります。
イ・セヨンは王妃ユ・ソウン役です。王妃にとって、目の前にいる王は夫であるイ・ホンのはずですが、実際にはハソンがその座にいます。ハソンが王妃との約束を守ろうとすることが、第3話の政治判断を変えるきっかけになります。
キム・サンギョンは都承旨イ・ギュ役です。王を守り、政局を支える立場として、ハソンを影武者に仕立てる中心人物です。しかしハソンが自分の意志で王命を変えると、単なる操り人形として扱えないことが見えてきます。
左議政シン・チスは、王宮の権力争いで大きな影響を持つ人物です。府院君の処分だけでなく、ハソンの妹ダルレにまで危険が及ぶことで、宮廷政治と庶民の生活が一つの敵によって結びつきます。
脚本・演出スタッフ
TBSチャンネル公式の番組データでは、監督はキム・ヒウォン、脚本はキム・ソンドク、シン・ハウンと案内されています。
第2話・第3話では、影武者ものの設定を説明だけで終わらせず、「何を知らないと王として失敗するのか」を具体的な出来事で示しています。人物の名前や派閥を知らないハソンが、処刑の許可という取り返しのつかない判断をしてしまうことで、設定の危険性が一気に伝わります。
また、ハソンが王妃との約束を守るために命令を変える場面では、道化師だった人物の人間性が政治へ入り込みます。ここから「本物の王より、偽物の王のほうが人を救おうとするのではないか」という物語上の問いが生まれると考えられます。
脚本づくりの視点:一人二役を「選択の違い」で見せる
一人二役の作品では、衣装や話し方だけで人物を分けることもできます。しかし「王になった男」の第2話・第3話では、同じ状況で何を選ぶかによってハソンとイ・ホンの違いが見えるように作られていると考えられます。
王イ・ホンは、自分の命を守るためにハソンを影武者として王宮へ置きます。それに対しハソンは、王妃と交わした約束を守るため、府院君を救う方向へ王命を変えます。同じ「王の権力」を使っていても、その目的が違います。
失敗を通して設定のルールを教える
ハソンは王の姿をまねる訓練を受けますが、シン・チスが何者か分からず、府院君の斬首を許可してしまいます。この失敗は、視聴者に王宮のルールを説明する役割も持っています。
説明役が長々と政治勢力を語るより、主人公が間違った返事をして重大な結果を招くほうが、「王の一言は命令になる」という世界のルールが強く伝わります。脚本では、設定説明を失敗や代償に置き換えると、人物のドラマと情報整理を同時に進められると考えられます。
約束が主人公の行動原理になる
第3話のハソンは、王妃との約束を守るために府院君の処分を変えます。王宮の事情を完全には理解していないハソンでも、「約束を守る」という分かりやすい原則は持っています。
主人公の行動原理が明確だと、難しい政治劇でも次の行動が理解しやすくなります。ハソンは権力を得たいから動くのではなく、目の前の人との約束や妹を守るために動きます。その一貫性が、道化師から王の代役へ立場が変わっても人物像をつないでいると考えられます。
前回・第1話から続く流れ
BS朝日では第1話が2026年10月30日(金)13時から放送されました。第1話では、旅回りの一座で道化を演じるハソンと、王宮で精神的に追い詰められている王イ・ホンという二人の存在が描かれます。
ハソンは仲間たちと漢陽を訪れ、王を風刺する芸を披露します。一方、王イ・ホンは自分の命を狙う者への恐怖を強めています。二人はまだ別々の場所にいますが、「同じ顔をした二人」が出会えば何が起きるのかという前提が第1話で準備されます。
第2話は、その前提が実際の入れ替わりへ進む回です。第1話が二人の対照を見せる導入だとすれば、第2話・第3話はハソンが王宮へ入り、その違いが政治判断に影響し始める段階だと考えられます。
第2話・第3話で注目したい見どころ
まず注目したいのは、ヨ・ジングの一人二役です。王イ・ホンとハソンは同じ顔でも、置かれた状況への反応が異なります。特にハソンが王のふりを始めたあと、どこまで似せ、どこで道化師としての素が出るのかが見どころです。
次に、王妃との関係です。王妃は目の前の人物を夫だと思っていますが、その中身はハソンです。ハソンが王妃との約束を本気で守ろうとすることで、偽りから始まった関係に本物の感情や責任が入り込んできます。
そして第3話の毒入り夜食をめぐる場面は、影武者という設定の怖さを端的に示します。王に似ていることは報酬を得る好機であると同時に、王の代わりに毒や刃を受ける危険でもあります。ハソンが逃げ出す判断には、役目の真相を知った人間としての切実さがあります。
見逃し配信
BS朝日公式では、「王になった男」は放送終了後に期間限定で無料配信すると案内されています。ただし、都合により視聴できない放送回があるとも明記されています。
第2話・第3話を見逃した場合は、放送後にBS朝日の番組公式ページで配信対象になっているかを確認するのが確実です。配信の有無を事前に断定せず、公式の最新表示を基準にしてください。
参考にした情報
よくある質問
「王になった男」第2話・第3話はいつ放送されますか?
2026年11月6日(金)12時から13時55分まで、BS朝日で第2話と第3話が連続放送されます。
ハソンとイ・ホンは同じ俳優が演じていますか?
はい。道化師ハソンと王イ・ホンは、ヨ・ジングが一人二役で演じています。
「王になった男」の脚本と監督は誰ですか?
TBSチャンネル公式では、監督はキム・ヒウォン、脚本はキム・ソンドクとシン・ハウンと案内されています。
BS朝日版は全何話ですか?
BS朝日の今回の放送は全24話として案内されています。放送局によって編集・話数の区切りが異なるため、本記事ではBS朝日版の第2話・第3話として整理しています。
まとめ
11月6日放送の「王になった男」第2話・第3話は、道化師ハソンが王イ・ホンの影武者となり、王の言葉が人の生死を左右する世界へ入っていく重要な2話です。
第2話では、知識不足のまま府院君の斬首を許可してしまい、第3話では王妃との約束を守るためにその処分を変えます。さらに毒入りの危険を目の当たりにし、自分が王の代わりに死ぬ存在かもしれないと知ることで、影武者の華やかさよりも代償がはっきり見えてきます。
脚本づくりの視点では、一人二役の違いを外見ではなく「同じ権力をどう使うか」で見せる構成と、主人公の失敗を通して王宮のルールを伝える方法に注目すると、物語の作り方まで味わえる2話です。

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