11月2日(月)23時からJ:COM BSで、韓国ドラマ「赤い袖先」第13話(全27話版)が放送されます。ジュノ(2PM)さん演じる王世孫イ・サンと、イ・セヨンさん演じる宮女ソン・ドギムの関係が深まる一方、王宮では英祖の変化と新たな事件が同時に進みます。
第13話は、幼い頃のサンとドギムを結んだ記憶が現在の2人につながる場面から始まり、英祖がサンに陵行を命じて虎符を託す展開へ進みます。さらに、宮女にすると偽って幼い少女を誘拐する事件が浮上し、恋愛だけではない宮廷ドラマの緊張が強まる回です。
ここではJ:COM BSで放送される全27話版の第13話に合わせ、公式あらすじ、キャスト・スタッフ、前回第12話からの流れ、脚本と演出の見どころを整理します。
「赤い袖先」第13話の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組 | 韓国◇赤い袖先 #13(全27話) |
| 放送日時 | 2026年11月2日(月)23:00〜00:00 |
| 放送局 | J:COM BS |
| 制作年 | 2021年 |
| 日本放送版 | 全27話 |
| イ・サン | ジュノ(2PM) |
| ソン・ドギム | イ・セヨン |
| ホン・ドンノ | カン・フン |
| 脚本 | チョン・ヘリ |
| 監督 | チョン・ジイン、ソン・ヨナ |
| 原作 | 小説「袖先赤いクットン」 |
J:COMの番組情報では、第13話は11月2日(月)11時30分と23時の2回が予定されており、今回の対象は23時からの放送です。作品は日本向けに全27話で編成された版で、放送時間は1時間です。
「赤い袖先」は放送媒体によって話数の区切り方が異なる場合があります。今回の記事は、BSフジやBSテレ東でも使われた全27話版の第13話と同じあらすじを基準にしています。
第13話のあらすじ|幼い日の記憶から陵行へ
第13話では、暎嬪の追悼の夜に出会った幼い男の子の正体がサンだったことを、ドギムが知る場面が描かれます。幼いサンが自分の名前を明かし、現在のサンとドギムは抱き合います。
2人にとって、子どもの頃の出会いは長いあいだ相手の正体を知らないまま心に残っていました。現在の2人がその記憶を共有できることで、ただ主人と宮女として出会った関係ではなく、互いの孤独な時期に接点があったことが改めて意味を持ちます。
一方、王宮では国王・英祖の認知機能の衰えがさらに進んでいきます。第12話では、英祖が過去の出来事を思い出せず、ドギムが語りによって記憶を呼び戻す展開がありました。第13話でも、英祖の状態はサンの立場と王位継承をめぐる緊張に直結します。
英祖は王妃の助けを借り、サンに陵行を命じます。さらに万一に備え、兵を動かす権限につながる虎符をサンに渡します。王世孫であるサンが自らの判断で危機に対応しなければならない状況が近づいていることを示す重要な道具です。
同じころ、王宮の外では「宮女にしてやる」と偽り、幼い少女を連れ去る事件が続発していることが分かります。サンはこの事件を知り、王族として人々を守る責任にも向き合うことになります。
公式あらすじは、陵行と誘拐事件がどのように結びつくのか、その先の結果までは明らかにしていません。第13話では、恋愛の進展と政治的な危機が別々に始まり、ひとつの回の中で緊張を高めていく流れに注目です。
サンとドギムの関係|「昔からつながっていた」と分かる意味
サンとドギムは、身分の差があるため、気持ちだけで関係を決められる2人ではありません。サンは王世孫であり、ドギムは宮女です。サンが強い思いを抱いていても、ドギムには自分の人生を自分で選びたいという意思があります。
第11話では、サンがドギムにミカンを贈ろうとして拒まれ、さらにドギムが男性と話している姿を見て嫉妬する場面がありました。第12話では恋愛よりも、ドギムが盗みの疑いをかけられ、英祖の記憶を取り戻すために自らの語りを使う展開が中心でした。
そこから第13話では、幼い頃の2人の記憶が現在につながります。偶然の再会が何度も重なった関係に、「幼い頃にも互いを支えた時間があった」という事実が加わることで、感情の土台がさらに深くなる構成です。
ただし、過去に出会っていたからといって、現在の身分差や価値観の違いが消えるわけではありません。むしろ2人が近づくほど、「王が愛すること」と「宮女が自分の人生を選ぶこと」のずれがはっきりしていきます。
第13話では抱擁という感情的な近さが描かれる一方、すぐに英祖の問題や陵行へ話が移ります。恋愛の余韻だけに留まらず、サンが王世孫として背負う現実を重ねることで、2人の恋が宮廷政治から切り離せないことを示していると考えられます。
英祖の変化と虎符が物語にもたらす緊張
英祖は、サンにとって祖父であると同時に、王位を握る国王です。サンは祖父から愛情を受けたい気持ちを持ちながら、父・思悼世子をめぐる過去の傷と、王位継承をめぐる疑念にもさらされてきました。
第12話では、英祖が暎嬪の書をドギムに与えた過去を覚えていないことが、ドギムの命に関わる問題になりました。ドギムが当時の夜を語ることで英祖の記憶が戻ったため、彼女の「物語を語る力」が危機を救う形になっています。
第13話では、英祖の状態がさらに不安定になるなかで、サンに陵行が命じられます。陵行は王家にとって祖先や墓所に関わる重要な行為ですが、ここでは単なる儀礼ではなく、サンが宮廷の外へ出ることで新しい危険が生まれるきっかけにもなります。
そこで渡される虎符は、サンに兵を動かす権限を持たせる重要な小道具です。脚本上では、視聴者に「この先、兵が必要になるほどの事態が起きるかもしれない」と予感させる役割を持つと考えられます。
英祖が自らサンに虎符を渡すことにも意味があります。記憶や判断の揺らぎが見える王が、それでもサンに権限を託す。この行為は、祖父と孫の私的な関係と、国王と王世孫の公的な関係が交差する場面として見られます。
幼女誘拐事件が加えるもう一つの物語線
第13話の後半で浮上するのが、宮女にすると偽って幼い少女を誘拐する事件です。宮廷を舞台にした恋愛と王位継承の物語に、一般の人々を巻き込む犯罪が入り込むことで、サンの役割はさらに広がります。
サンはドギムへの思いを抱える若者であると同時に、将来国を治める立場です。個人的な感情だけではなく、弱い立場の人々を守る判断ができるかどうかが、王としての資質につながります。
また、「宮女にする」という言葉が誘拐の口実に使われる点も見逃せません。ドギム自身が宮女として生きている作品だからこそ、宮廷に入ることが少女たちにとってどのように見えるのか、宮女という身分が外の社会でどう利用されるのかという別の角度が生まれます。
公式あらすじでは、事件の黒幕や救出の結果は明かされていません。そのため、第13話では事件がどのようにサンの陵行と交差するのか、ドギムがどこまで関わるのかを放送で確かめるのが見どころです。
キャストとスタッフ|ジュノ×イ・セヨンを支える宮廷群像
イ・サン役はジュノ(2PM)さんです。朝鮮王朝第22代王・正祖となる人物の若き日を演じ、王世孫としての孤独、祖父・英祖への複雑な感情、ドギムへの強い思いを重ねています。
ソン・ドギム役はイ・セヨンさん。ドギムは好奇心が旺盛で物語の朗読を得意とし、自分の考えを持つ宮女として描かれます。王に愛されることだけを人生の目的にせず、自分の意思を持ち続けるところがこの作品の核です。
ホン・ドンノ役はカン・フンさん。サンの側近として近くに仕えますが、自身の野心や立場も抱えており、単純な忠臣だけではない人物として宮廷の緊張を作ります。
国王・英祖を演じるのはイ・ドクファさん。サンへの愛情と警戒、過去への罪悪感、国王としての威厳が同居する難しい人物を担います。第13話では、その英祖の変化が物語の政治面を大きく左右します。
脚本はチョン・ヘリさん。BSフジ公式では「仮面の王 イ・ソン」を代表作として紹介しています。監督はチョン・ジインさん、ソン・ヨナさんです。
原作はカン・ミガンによる小説「袖先赤いクットン」です。ドラマでは、歴史上の正祖と宜嬪成氏を題材にしながら、王に愛された女性を「自分の人生を選ぼうとする宮女」の側から描くことが大きな特徴です。
脚本づくりの視点:一つの回に「恋愛」と「危機」をどう並べるか
第13話の構成で注目したいのは、感情の回収と新しい危機を同じ回に置くことです。冒頭では、幼いサンとドギムの出会いが現在の2人につながるという、これまで積み上げてきた要素が回収されます。
この場面だけで一話を感情的にまとめることもできますが、物語はすぐに英祖の変化、陵行、虎符、幼女誘拐事件へ移ります。視聴者に満足感を与えた直後、新しい不安を提示することで次の展開への推進力を作っていると考えられます。
もう一つのポイントは、小道具に物語上の機能を持たせることです。第12話では暎嬪の書が、ドギムの過去と英祖の記憶をつなぐ証拠になりました。第13話では虎符が、サンの権限と今後の危機を視覚的に示す道具として置かれます。
脚本を書くとき、小道具を単なる飾りにせず、「誰が持っているか」「いつ渡されたか」「それが使われると何が変わるか」を設定すると、説明台詞を減らしながら状況を伝えられます。第13話の虎符は、その使い方を観察する価値があります。
また、幼い日の記憶と現在の危機を並べることで、サンという人物に「愛されたい若者」と「人を守らなければならない王位継承者」という二つの顔が同時に見えます。恋愛だけでも政治だけでもなく、両方を一人の主人公に背負わせることで、人物の選択に重みを出していると考えられます。
前回(第12話・10月30日放送)のあらすじ
第12話では、ドギムの部屋から亡くなった暎嬪が書いた書が見つかり、ドギムが盗んだのではないかという疑いをかけられました。その書は、幼いドギムが英祖から与えられたものでしたが、それを証明できる人がいません。
ドギムは王妃の許しを得て英祖に会います。しかし、老いた英祖はドギムに書を与えたことを覚えていませんでした。身の潔白を示せなければ危険な状況で、ドギムは当時の夜の出来事を語り始めます。
ドギムはもともと物語を朗読することが得意な人物です。その語りに引き込まれるように英祖は記憶を取り戻し、ドギムの過去が証明されました。
第13話では、この第12話で表面化した英祖の記憶の問題がさらに進みます。そのため、前回の出来事を覚えておくと、英祖がサンに陵行を命じ、虎符を渡す場面の不安定さがより分かりやすくなります。
作品全体の見どころ|王の愛と宮女の選択
「赤い袖先」の中心には、若きイ・サンと宮女ソン・ドギムの身分違いの恋があります。ただし、この作品は「王に愛されれば幸せ」という単純な物語ではありません。
サンにとって王位は逃げられない責任であり、ドギムにとって宮女という身分も人生の選択を狭める現実です。2人は互いを思いながらも、同じ未来を望めばすべて解決するわけではありません。
第13話では、過去の出会いが明らかになって感情的な距離が縮まる一方、サンには王世孫としての責任が重くのしかかります。この「近づくほど別の障害が大きくなる」構造が、ロマンスの切なさを強めています。
題名の「赤い袖先」は、宮廷で働く宮女たちの衣服の袖先を指します。王のそばにいながら王そのものには属さない宮女の立場を象徴する言葉として、ドギムの生き方と重なります。
参考にした情報
よくある質問
J:COM BS「赤い袖先」第13話はいつ放送されますか?
2026年11月2日(月)23時から24時までJ:COM BSで放送予定です。同日11時30分からも第13話の放送が予定されています。
第13話ではどんな出来事が描かれますか?
幼い頃に出会った男の子がサンだったとドギムが知り、現在の2人の記憶がつながります。同時に英祖の状態が悪化し、サンは陵行を命じられて虎符を託され、幼女誘拐事件にも直面します。
「赤い袖先」の脚本と監督は誰ですか?
脚本はチョン・ヘリさん、監督はチョン・ジインさんとソン・ヨナさんです。原作は小説「袖先赤いクットン」です。
第12話から続く重要なポイントは何ですか?
第12話で英祖が過去の記憶をすぐに思い出せず、ドギムの語りによって記憶を取り戻したことです。第13話では英祖の変化がさらに進むため、この流れがサンの立場を理解する鍵になります。
まとめ
11月2日23時放送の「赤い袖先」第13話は、幼い頃のサンとドギムの記憶が現在につながる一方、英祖の変化、陵行、虎符、幼女誘拐事件という新しい危機が重なる回です。
脚本づくりの視点では、過去の伏線を回収して感情を満たした直後に次の危機を置く構成と、暎嬪の書や虎符のような小道具に物語上の役割を持たせる方法が参考になります。サンとドギムの距離だけでなく、王世孫としてサンが何を背負い始めるのかに注目すると、第13話の厚みをより感じられます。

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