韓国ドラマ「イ・サン」第17話「決死の身代わり」|脚本・演出から読み解く見どころ

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。商品を紹介し、収益を得ることがあります。

10月27日(火)14時54分からBS朝日1で、韓国ドラマ「イ・サン」第17話「決死の身代わり」が放送されます。

第17話では、行幸先で国王・英祖が疫病に倒れたことで、王位継承をめぐる政治的な緊張が一気に高まります。さらに王妃は、英祖が回復しなければサンが王位に就く可能性を恐れ、重臣チェ・ソクチュへサンを生きて宮殿へ帰すなという趣旨の書状を送ります。

ここでは、各放送局の公式あらすじで確認できる第17話の内容を整理しながら、脚本のキム・イヨンさん、演出のイ・ビョンフンさんらが作る「外から迫る危機」と「宮中で進む陰謀」の重ね方に注目して見どころを読み解きます。

イ・サン第17話の放送日時と基本情報

項目内容
放送日時2026年10月27日(火)14:54〜15:56
放送局BS朝日1
話数第17話「決死の身代わり」
全体話数全77話
字幕日本語字幕版
脚本キム・イヨン
演出イ・ビョンフン、キム・グノン

BS朝日公式「イ・サン」では、平日午後2時54分からの放送枠、全77話であること、そして脚本をキム・イヨンさん、演出をイ・ビョンフンさんとキム・グノンさんが担当していることが案内されています。

「イ・サン」は、朝鮮王朝第22代王・正祖となるイ・サンの半生を描く韓国時代劇です。幼い頃に父・思悼世子を失ったサンが、祖父である第21代王・英祖から王としての考え方を学びながら、朝廷内の敵対勢力や暗殺の危機に立ち向かっていきます。

第17話「決死の身代わり」のあらすじ

テレビ愛知公式の第17話ページによると、国王・英祖は行幸先の村で疫病にかかり、倒れてしまいます。村の疫病患者を見舞った際に感染したとみられますが、現地には十分な薬もなく、高齢の英祖をすぐ都へ戻すことも難しい状況です。

そのため一行は、英祖の回復を待ちながら現地にとどまることになります。国の頂点にいる王が動けなくなるだけでも大きな事件ですが、この作品では病そのものだけでなく、「王が不在になることで誰が動くのか」が次の危機として描かれます。

英祖が倒れたという知らせは宮中にも届きます。王妃は、もし英祖が回復しなければ王位継承者であるサンが王位に就く可能性が高まることを恐れます。そして重臣チェ・ソクチュへ、サンを生きて宮殿へ帰してはならないという内容の書状を送ります。

BS日テレ公式の「イ・サン」紹介でも、第17話は英祖の病と王妃によるサン排除の動きが中心として紹介されています。第16話までの「サンをどう失脚させるか」という政治的な圧力が、第17話では「帰還させない」という、さらに直接的な危機へ進む回です。

英祖の病が物語の状況を一変させる

英祖はこれまで、サンを厳しく試しながらも王位継承者として育てる存在でした。その英祖が突然倒れることで、サンを守る大きな権威が一時的に弱まります。

王が健在であれば表立って動きにくい勢力も、王の回復が見通せない状況では判断を変えます。第17話は、英祖の病を単なる出来事として置くのではなく、登場人物それぞれの本心と立場を表面に押し出すきっかけにしていると考えられます。

王妃の恐れが具体的な命令へ変わる

王妃が恐れているのは、英祖の死そのものだけではありません。その先にあるサンの即位です。

サンが王位に就けば、これまで彼を失脚させようとしてきた勢力にとって立場は大きく変わります。そこで王妃は、英祖が戻れない状況を好機として利用し、チェ・ソクチュへ書状を送ります。政治的な不安が、サン個人の命を脅かす行動へ変わる点が、第17話の重要な転換です。

第17話で注目したい登場人物

主人公のイ・サンを演じるのはイ・ソジンさんです。BS朝日公式の出演者紹介では、サンは父の遺志を継いで王になることを決意し、祖父・英祖から多くを学ぶ一方、即位を阻もうとする老論派から命を狙われている人物として紹介されています。

英祖を演じるのはイ・スンジェさんです。英祖はサンの祖父であり、第21代王として民を大切にする一方、息子である思悼世子を死に至らせた過去を抱えています。第17話では、この英祖が病に倒れることで、物語の権力構造そのものが揺さぶられます。

ソン・ソンヨン役はハン・ジミンさん、パク・テス役はイ・ジョンスさんです。幼い頃にサンと友情で結ばれた二人は、政治的な陰謀が強まる中でもサンを支える重要な存在です。

前回第16話でテスは武官試験に合格し、サンの護衛官になりました。第17話でサン自身の身に危険が迫る流れを考えると、テスが護衛官となった直後にこの危機が置かれていることにも意味があると考えられます。

脚本・演出から見る第17話の見どころ

脚本はキム・イヨンさん、演出はイ・ビョンフンさんとキム・グノンさんです。BS朝日とBS日テレの公式情報でスタッフ名を確認できます。

「イ・サン」は、宮中の政治だけを描くのではなく、主人公が置かれた具体的な危機と権力争いを結びつけて進む作品です。第17話でも、英祖の病という身体的な危機と、王妃がサン排除を急ぐ政治的な危機が同時に進みます。

一つの出来事から二つの危機を立ち上げる

英祖が疫病にかかって倒れる出来事は、それだけでも緊迫した展開です。しかし脚本はそこで止まらず、「王が動けない」という状況から、王妃側が行動を起こす理由を生み出しています。

つまり、英祖の病がAの出来事、王妃の書状がBの出来事として別々に置かれているのではなく、Aが起きたからこそBが動き出す因果関係になっています。このように一つの事件が別の人物の決断を引き出すと、物語は自然に加速します。

「時間の猶予」が緊張を作る

英祖は高齢で、現地には薬が十分ではありません。さらに長旅で都へ戻すことも難しいという条件が重なります。

この設定によって、登場人物は「英祖が回復するまで待つ」という不確かな時間の中に置かれます。一方、王妃側はその時間を利用してサンを排除しようと動きます。誰かが回復するかどうかを待つ静的な状況と、その間に陰謀が進む動的な状況を並べることで、画面に大きな動きがなくても緊張を保てる構成になっていると考えられます。

敵の目的をはっきりさせる

第16話まで、老論派の重臣たちはサンの政治的な力を削ごうとしていました。第17話では王妃が「サンを生きて宮殿に帰さない」という方向へ踏み込みます。

敵側の目的が具体化すると、視聴者は「サンはこの危機をどう切り抜けるのか」という一点を追いやすくなります。政治劇で登場人物が多くても、主人公に迫る危険を明確にすることで物語の軸がぶれにくくなる作りです。

脚本づくりの視点:危機を連鎖させて主人公を追い込む

第17話から脚本づくりのヒントとして注目したいのは、一つの危機を次の危機の原因にする構成です。

英祖が病に倒れると、王位継承の不安が高まり、王妃がサンを排除しようと動きます。主人公が直接起こした出来事ではなくても、周囲の状況が変わることで主人公の危険が増していきます。

この作りでは、主人公に次々と偶然の事件をぶつける必要がありません。最初の出来事が人物の思惑を刺激し、その人物の選択が次の危機を生むため、展開に因果関係が生まれます。

もう一つ注目したいのは、味方を弱らせることで主人公を孤立させる方法です。英祖はサンにとって厳しい祖父ですが、王としてはサンを後継者として認める最大の権威でもあります。その英祖が病で動けなくなると、サンの立場は一気に不安定になります。

主人公そのものを弱くするのではなく、主人公を守っていた存在や制度を一時的に機能させなくすることで、危機を深める構成です。第17話は、人物関係と政治的な立場を使って主人公を追い込む例として見ると、脚本の仕組みが分かりやすくなります。

前回第16話「刺客の視点」の振り返り

BS朝日公式の第16話紹介では、武官試験に合格したテスがサンの護衛官となり、サンはホン・グギョンの進言を受け、老論派の財源を断つことを考え始めます。

一方、英祖はサンから京畿地方の役人と老論派重臣の結びつきを聞き、京畿地方一帯を巡察することを決めます。さらにサンも行幸に同行することになりました。

この「英祖とサンが行幸に出る」という第16話の決定が、第17話で英祖が行幸先の村で疫病に倒れる状況につながります。前回の政治的な判断が、今回の危機の舞台を作っているわけです。

また、テスが第16話で護衛官になった直後にサンへ直接的な危険が近づくため、テスの新しい立場が物語上すぐ試される形にもなっています。人物の成長イベントを置いたあと、その能力や覚悟が必要になる危機を続ける構成として見ることができます。

見逃し配信について

BS朝日の番組公式ページでは、「イ・サン」は放送終了後に期間限定で無料配信を行うと案内されています。ただし、都合により配信されない放送回もあるとされています。

第17話を放送時間に見られない場合は、放送後にBS朝日公式「イ・サン」の案内を確認するのが確実です。配信の有無や期間は、公式表示を基準にしてください。

参考にした情報

よくある質問

イ・サン第17話「決死の身代わり」はいつ放送されますか?

2026年10月27日(火)14時54分から15時56分まで、BS朝日1で放送予定です。

第17話では何が起こりますか?

行幸先で英祖が疫病に倒れ、すぐに都へ戻せない状況になります。英祖の病を知った王妃は、サンが王位に就くことを恐れ、チェ・ソクチュへサンを生きて宮殿へ帰さないよう求める書状を送ります。

「イ・サン」の脚本と演出は誰ですか?

脚本はキム・イヨンさん、演出はイ・ビョンフンさんとキム・グノンさんです。BS朝日とBS日テレの公式情報で確認できます。

第17話を見る前に第16話で押さえておくことは?

テスがサンの護衛官になったことと、英祖が京畿地方の巡察を決め、サンも行幸に同行したことです。この行幸が第17話の英祖の病と、その後の危機につながります。

まとめ

「イ・サン」第17話「決死の身代わり」は、英祖が行幸先で疫病に倒れたことで、サンの王位継承を恐れる王妃側が一気に行動を強める回です。英祖の病という出来事が、宮中の権力争いを直接的な命の危機へ変える点が大きな見どころです。

脚本の視点では、一つの事件から別の人物の決断を引き出し、危機を連鎖させる構成に注目できます。第16話で用意された行幸とテスの護衛官就任が、第17話の緊張へどうつながるかを意識して見ると、物語の組み立てがより鮮明に見えてきます。

コメント