2026年11月8日(日)19時から、ディズニー・チャンネルで「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」が放送されます。Gガイドでは19時から21時25分までの放送予定で、本編は約143分です。
C・S・ルイスの名作を映画化した2005年作品で、第二次世界大戦下のイギリスから異世界ナルニアへ入った4人の兄妹が、白い魔女の支配と向き合います。監督はアンドリュー・アダムソンさんで、壮大なファンタジーの中に兄妹それぞれの選択と成長が組み込まれている点が大きな見どころです。
ここでは放送前に押さえておきたいあらすじ、キャスト、脚本・演出のスタッフと、物語づくりの視点から見た注目点をまとめます。
放送日時・作品情報・主要キャスト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月8日(日)19:00〜21:25 |
| 放送局 | ディズニー・チャンネル |
| 製作年度 | 2005年 |
| 本編時間 | 約143分 |
| 監督 | アンドリュー・アダムソン |
| 原作 | C・S・ルイス |
| 主な出演 | ジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル、ティルダ・スウィントン、ジェームズ・マカヴォイ |
放送日時はGガイドで確認でき、ディズニー公式の作品ページでは2005年製作の映画として、あらすじ、スタッフ、キャスト、商品版の収録時間などが案内されています。
日本語吹替では、ルーシーを宇山玲加さん、エドマンドを畠中祐さん、ピーターを木村良平さん、スーザンを高橋由希さん、白い魔女を大地真央さん、アスランを津嘉山正種さんが担当しています。放送時の音声仕様は番組側の案内を確認して視聴するのが確実です。
「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」はどんな物語?
物語の始まりは、第二次世界大戦下のイギリスです。ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーのペベンシー家4兄妹は、ロンドンの空襲を逃れて田舎に住むカーク教授の屋敷へ預けられます。
屋敷でかくれんぼをしていた末っ子のルーシーは、大きな衣装だんすを見つけます。その奥へ進むと、雪に覆われた異世界ナルニアにつながっていました。
ナルニアは、本来は偉大な王アスランが作った国です。しかし白い魔女によって長い冬に閉ざされ、住人たちは恐怖の中で暮らしています。
公式あらすじでは、2人の「アダムの息子」と2人の「イブの娘」が4つの王座を満たすと白い魔女の支配が終わるという予言が語られます。4兄妹は、自分たちがその大きな運命に関わっていることを知り、ナルニアの争いへ巻き込まれていきます。
4兄妹を別々の性格にしたことで物語が動く
4兄妹は、同じ場所へ入り、同じ敵に向き合いますが、最初から同じ考えを持っているわけではありません。そこが本作のドラマを支える重要な部分です。
末っ子のルーシーは、最初にナルニアを発見する人物です。観客もルーシーと一緒に未知の世界へ入るため、彼女の驚きや好奇心が作品への入口になります。
ピーターは兄として責任を背負う立場に近づき、スーザンは慎重に状況を見る役割を担います。エドマンドは兄妹の中でも感情が揺れやすく、白い魔女との関係によって物語の緊張を高めます。
この4人を同じ性格にせず、異世界に対する反応を分けたことで、ナルニアの説明をするだけの物語になっていません。家族の中の対立や信頼が、国の運命と同時に動く構成になっていると考えられます。
白い魔女とアスランは何を担っている?
ティルダ・スウィントンさんが演じる白い魔女ジェイディスは、ナルニアを永遠の冬に閉じ込めている支配者です。公式紹介では、逆らう者を石像に変える存在として描かれています。
白い魔女は、4兄妹が倒すべき敵であるだけでなく、エドマンドの弱さや迷いを引き出す役割も持ちます。強い敵が外にいるだけでなく、兄妹の関係の中にも問題が生まれるため、物語に二重の緊張が生まれています。
一方のアスランは、ナルニアの住人たちが帰還を待ち望んでいる存在です。Disney Moviesの公式紹介でも、4人の子どもたちは神秘的なライオンの導きを受けながらナルニアを解放する運命を知ると説明されています。
敵と味方の象徴をはっきり置きながら、その間に揺れる人物としてエドマンドを配置することで、単純な善悪の説明だけでは終わらないドラマになっていると考えられます。
脚本・監督・原作のスタッフ
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| 監督 | アンドリュー・アダムソン |
| 脚本 | アン・ピーコック |
| 脚本 | アンドリュー・アダムソン |
| 脚本 | クリストファー・マルクス |
| 脚本 | スティーヴン・マクフィーリー |
| 原作 | C・S・ルイス |
| 音楽 | ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ |
ディズニー公式では、監督のアンドリュー・アダムソンさんを含む4人が脚本にクレジットされています。長編小説を映画にするため、原作の出来事を映像として見せる順番や、4兄妹それぞれの感情の流れを一本の映画にまとめる作業が必要になります。
D23の作品解説では、映画はウォルト・ディズニー・ピクチャーズとウォルデン・メディアの製作で、アンドリュー・アダムソン監督作品として紹介されています。ロンドン、ニュージーランド、チェコなどで撮影され、実景とファンタジー世界を結びつけています。
脚本づくりの視点:異世界への入口を日常の中に置く
脚本づくりの視点でまず注目したいのは、異世界ナルニアへの入口が特別な魔法装置ではなく、古い屋敷の衣装だんすとして置かれていることです。
物語の序盤では、4兄妹が戦争のために家を離れ、知らない屋敷で暮らし始めます。現実世界だけでも子どもたちは「いつもと違う場所」にいる状態です。
その中で、かくれんぼという日常的な行動からさらに異世界へ入ります。大きな事件を説明してから冒険を始めるのではなく、子どもの遊びを入口にすることで、観客も自然にナルニアへ連れていかれる構成になっていると考えられます。
最初にルーシーだけが異世界を知る
4兄妹全員が同時にナルニアへ入るのではなく、最初にルーシー一人が発見する点も重要です。彼女が見たものを兄姉に話しても、すぐには信じてもらえません。
この段階を置くことで、観客はナルニアの存在をすでに知っているのに、他の登場人物は知らないという差が生まれます。次に誰が信じるのか、再び入口が開くのかという期待が続きます。
異世界の設定を一度に全部説明するより、登場人物ごとに「知っている情報」をずらすことで、説明そのものをドラマに変えていると考えられます。
エドマンドの選択が兄妹の物語と国の物語をつなぐ
エドマンドは、白い魔女との接触によって兄妹の中で異なる方向へ進みます。ここで家族内の問題が、ナルニア全体の争いと直接つながります。
もし4人が最初から完全に団結していれば、物語は「4人で悪い魔女を倒す」一直線の冒険になりやすくなります。エドマンドの迷いが入ることで、外側の敵と内側の対立を同時に描ける構造になっています。
脚本を書くときも、大きな世界の危機と主人公たちの個人的な問題を別々に置くより、ひとつの選択で結びつけると物語の密度が上がります。本作では、兄弟関係の揺れがそのままナルニアの運命に影響する点が参考になります。
演出の見どころ:冬の世界から変化を見せる
ナルニアに入ったルーシーが最初に見るのは、雪に覆われた森です。白い魔女の支配が「100年もの間、春が来ない冬」として視覚化されているため、世界の異常さを長い説明だけで伝えずに済みます。
白い雪、森、衣装だんすの奥という画面の変化は、現実から異世界へ入ったことを直感的に理解させます。ファンタジー作品では設定の説明が多くなりがちですが、状態そのものを景色で見せる演出が効果的です。
また、D23によると本作は第78回アカデミー賞でメイクアップ賞を受賞しています。人間だけでなく、フォーンやさまざまなナルニアの住人を現実の俳優と同じ画面に存在させる造形も、世界観を支える要素です。
原作を知らなくても追いやすい理由
原作はC・S・ルイスの「ナルニア国物語」シリーズですが、映画第1章は4兄妹がナルニアを初めて知るところから始まります。観客も彼らと同じ立場で世界を知るため、事前に設定を覚えていなくても物語へ入りやすい構成です。
誰がナルニアを支配しているのか、アスランとは何者なのか、4兄妹にどんな意味があるのかという情報は、冒険の進行とともに示されます。説明のためだけの場面を増やすのではなく、登場人物が必要な情報を知る順番に合わせて観客も学べるようになっています。
原作を読んでいる人は、どの出来事が映画で強調されているか、人物の感情が映像でどう補われているかを比べる楽しみがあります。初見なら、ルーシーを入口にして世界がどこまで広がっていくかを追うと理解しやすいでしょう。
参考にした情報
- ディズニー公式「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」
- ディズニー・チャンネル公式「番組一覧」
- Gガイド「ナルニア国物語/第1章 ライオンと魔女」
- Disney Movies「The Chronicles of Narnia: The Lion, the Witch and the Wardrobe」
- D23「Chronicles of Narnia, The: The Lion, the Witch and the Wardrobe」
よくある質問
「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」はいつ放送されますか?
Gガイドでは、2026年11月8日(日)19時から21時25分までディズニー・チャンネルで放送予定です。
「ナルニア国物語/第1章」の監督は誰ですか?
監督はアンドリュー・アダムソンさんです。脚本にも参加しています。
脚本は誰が担当していますか?
アン・ピーコックさん、アンドリュー・アダムソンさん、クリストファー・マルクスさん、スティーヴン・マクフィーリーさんの4人が脚本にクレジットされています。
原作は何ですか?
C・S・ルイスの児童文学「ナルニア国物語」を原作としています。映画では、衣装だんすからナルニアへ入ったペベンシー家の4兄妹が白い魔女の支配に向き合う物語が描かれます。
まとめ
11月8日19時から放送予定の「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」は、壮大な異世界ファンタジーでありながら、物語の中心には4兄妹の信頼、迷い、選択があります。
脚本づくりの視点では、日常にある衣装だんすを異世界への入口にする導入、最初にルーシーだけへ秘密を見せる情報のずらし方、エドマンドの選択で家族の問題と国全体の危機を結びつける構成が見どころです。ファンタジーの設定だけでなく、登場人物の感情がどの場面で物語を動かしているかに注目すると、作品をより深く楽しめます。

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