2026年11月7日(土)23時からWOWOWプライムで、「ハンティング2:凶悪脱獄囚追跡チーム」#10「イーストサイド・リッパー」が放送されます。
第10話で追跡チームの捜査線上に浮かぶのは、ピットから脱獄したシリアルキラーのバイロン・メイです。ところが、彼の手口を調べるほど、すでに“イーストサイド・リッパー”として別の男が収監されている過去とぶつかり、捜査そのものが「本当に正しい人物を捕まえていたのか」という疑問へ変わっていきます。
放送前に確認できるWOWOW公式情報とエピソード資料をもとに、第10話のあらすじ、主要キャスト、脚本・演出のスタッフ、そして「犯人を追う話」から「過去の捜査を疑う話」へ転換する構成の面白さを整理します。
第10話「イーストサイド・リッパー」の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月7日(土)23:00〜23:50 |
| 放送局 | WOWOWプライム |
| 話数 | season2 第10話 |
| 日本語題 | イーストサイド・リッパー |
| 原題側エピソード名 | Byron May |
| 主演 | メリッサ・ロクスバーグ(ベックス・ヘンダーソン役) |
| 主な出演 | パトリック・サボンギ、ジョシュ・マッケンジー、サラ・ガルシア ほか |
| 原案 | JJ・ベイリー |
WOWOW公式の番組ページでは、season2は全13話と案内され、第10話「イーストサイド・リッパー」は11月7日23時から放送予定です。字幕版は11月10日22時からの放送も案内されています。
シリーズの出発点は、凶悪犯を集めた極秘刑務所「ピット」の爆破です。複数のシリアルキラーが脱獄し、元FBIプロファイラーのベックス・ヘンダーソンを中心とする追跡チームが、犯罪者の心理とピット内部で行われていた処置を手掛かりに一人ずつ追っていきます。
season2では単に逃げた犯人を捕まえるだけでなく、ピットで何が行われていたのか、そこで犯罪者たちがどう変えられたのかが、各事件と並行して見えてくる構成です。第10話では、その秘密が捜査機関の過去の判断にも影を落とします。
第10話のあらすじ|バイロン・メイと誤認逮捕疑惑
Gガイドの第10話情報によると、ピッツバーグで殺された男性の遺体から、ピットの脱獄囚バイロン・メイの指紋が検出されます。
バイロンは“イーストサイド・リッパー”と呼ばれ、7人を殺したシリアルキラーとされています。スマートフォン修理の仕事を通じて顧客の私生活をのぞき、その情報を利用して相手に近づき、拒否されると殺害に及んでいたという人物です。
ところが、ここで事件に大きな矛盾が生まれます。警察が過去に“イーストサイド・リッパー”として逮捕したのは、バイロンの同僚だったヴィクター・ローザでした。しかも番組紹介では、ピット側が誤認逮捕を知りながら放置していたとされています。
つまり第10話では、脱獄囚を探す現在の捜査と、過去の誤認逮捕という二つの時間軸が重なります。追跡チームは「バイロンはどこにいるのか」を追うだけでなく、「なぜ別の人物が犯人として収監されたのか」「ピットは何を知っていたのか」という問題にも向き合うことになります。
米国放送時のエピソード紹介でも、バイロンが他人の家にひそかに住み込みながら行動し、その手口が現在収監されている“イーストサイド・リッパー”と似ているため、間違った人物が刑務所にいるのではないかという疑いが生まれるとされています。
放送前の日本向け情報では、事件が最終的にどう決着するのか、ヴィクター・ローザがどのような経緯で犯人にされたのかまでは明らかにされていません。ここは結末を推測せず、追跡チームが「確定したはずの過去」を再検証するところが第10話の軸と見るのがよいでしょう。
スマホ修理という設定が生む怖さ
バイロンの過去の手口として紹介されているのが、スマートフォン修理を通じて顧客の私生活をのぞくことです。スマホは写真、連絡先、会話、行動履歴など、持ち主の日常が集まる道具です。
犯罪者がそこから相手の生活へ入り込むという設定は、遠い世界の特殊犯罪ではなく、視聴者の身近な持ち物を恐怖の入口に変えます。第10話は、殺人そのものより前に「知らないうちに生活を見られている」という不安を置くことで、犯人の存在を近く感じさせる作りになっています。
“犯人は捕まっている”という前提が崩れる
通常の捜査ドラマでは、未解決の事件に対して犯人を特定していく流れが基本です。しかし第10話では、“イーストサイド・リッパー”はすでに逮捕されているという前提があります。
そこへ同じ手口を持つバイロンが現れることで、視聴者は「模倣なのか」「本物が別にいたのか」「過去の捜査が間違っていたのか」と複数の可能性を考えることになります。答えを一つに絞る前に、確定事項そのものを疑わせる点がサスペンスを強めています。
主要キャスト|ベックスたち追跡チームの役割
主人公のベックス・ヘンダーソンを演じるのはメリッサ・ロクスバーグです。ベックスは元FBIのプロファイラーで、犯罪者の行動や心理を読み取りながら、ピットから脱獄した凶悪犯を追います。
ジェイコブ・ハッサニ役はパトリック・サボンギ、シェーン・フローレンス役はジョシュ・マッケンジー、ジェニファー・モラレス役はサラ・ガルシアです。WOWOWオンデマンドのseason2各話ページでも、この4人が主要出演者として案内されています。
このシリーズでは、ベックスの心理分析だけで事件が解決するわけではありません。現場での捜査、ピット内部の知識、逃亡犯の過去に関する情報をチームで組み合わせることで、犯人の現在地と行動理由を絞っていきます。
第10話は誤認逮捕疑惑が絡むため、証拠を見つけるだけでなく「これまで正しいとされてきた記録をどう疑うか」が重要になります。チーム内で何を事実として扱い、どの情報を再確認するのかという判断にも注目したい回です。
脚本・演出のスタッフ
米国放送版のエピソード情報では、第10話「Byron May」の脚本はHolly HaroldとDavid Loong、監督はBethany Rooneyです。日本向けWOWOW公式ページでは第10話個別の脚本・監督名を確認できなかったため、ここでは米国側のエピソード情報を補完資料として扱っています。
原案はJJ・ベイリーです。WOWOWオンデマンドのseason2各話ページでも、原案としてJJ・ベイリーの名前が案内されています。
第10話は、一人の脱獄囚を追う単発事件と、ピットが誤認逮捕を知りながら放置していた可能性というシリーズ全体の謎を重ねる構成です。1話完結型の捜査と連続ドラマの縦軸を同時に進める回として見ると、脚本上の役割が分かりやすくなります。
脚本づくりの視点|“確定した事実”をひっくり返すサスペンス
第10話から脚本づくりの視点で注目したいのは、物語の途中で新しい謎を足すのではなく、すでに確定していると思われた事実を疑わせる構成です。
冒頭で新たな殺人が起き、現場からバイロンの指紋が出るだけなら、追跡チームが脱獄囚を捕まえる通常の事件として進められます。しかし“イーストサイド・リッパー”として別の男がすでに逮捕されている情報が加わると、事件の意味そのものが変わります。
視聴者は「新しい犯人を探す」だけでなく、「過去に出された答えが間違っていたのではないか」と考え直すことになります。これは説明を増やすより強い転換です。物語の前提を書き換えることで、同じ証拠や人物が別の意味を持ち始めます。
二つの問いを重ねて1話を前へ進める
第10話には、大きく二つの問いがあります。一つは「脱獄したバイロン・メイはどこにいるのか」。もう一つは「本当のイーストサイド・リッパーは誰なのか」です。
前者は現在進行形の追跡を動かし、後者は過去の事件を掘り返します。現在と過去の謎を別々に扱うのではなく、バイロンの新しい犯罪手口が二つを結ぶことで、捜査に一本の方向が生まれています。
脚本を書くとき、謎を複数置くと散漫になりやすいのですが、同じ証拠が二つの問いに関係するよう設計すると、情報量が増えても物語の焦点を保ちやすくなります。第10話では、バイロンの手口と既存の“イーストサイド・リッパー”事件の類似が、その接続点になっています。
誤認逮捕を“制度の問題”へ広げる
第10話の紹介では、ピットが誤認逮捕を知りながら放置していたとされています。この設定によって、問題は「警察が犯人を間違えた」という個別の失敗だけで終わりません。
極秘刑務所ピットが何を知り、なぜ訂正しなかったのかというシリーズ全体の問題へ広がります。1話の犯人捜しが、そのまま組織の秘密を掘る入口になる構成です。
連続ドラマでは、各話の事件だけを解決すると縦軸が止まり、反対にシリーズ全体の謎だけを追うと1話ごとの満足感が弱くなることがあります。第10話のように、その回の事件を解くほど大きな組織の矛盾が見えてくる形にすると、単話と連続要素を同時に進められると考えられます。
犯人像を“手口”から描く
バイロンの人物像は、長い説明ではなく「スマホ修理を通じて顧客の私生活をのぞき、情報を使って近づく」という手口で示されています。
これは、他人との距離を自分の都合で越える人物であることを行動から伝える設定です。犯人がどんな性格かを台詞で説明するより、職業と犯罪方法を結び付けることで、人物の異常性が具体的に見えます。
また、他人の家にひそかに住むという米国側の紹介も、バイロンが「他者の私的領域へ入り込む」人物であることを補強しています。職業、犯罪手口、逃亡中の行動が同じ性質にそろっているため、犯人像に一貫性が出ています。
前回・#9「棺の歌声」の振り返り
WOWOWオンデマンドによると、#9「棺の歌声」では、葬儀場でオーナーのブラッドリーが遺体で発見され、現場から脱獄したシリアルキラー・コレットの指紋が見つかりました。
コレットは、父親の死後にその声の幻聴を聞くようになり、姉を殺害したことが連続殺人の始まりになった人物です。収監後は手術で幻聴が消えていたものの、ピット側が父親の声を偽造し、彼女をコントロールしていたことが事件の重要な要素として明かされます。
#9では、ピットが囚人の心理に直接働きかけていた事実が事件と結び付きました。第10話では、今度はピットが誤認逮捕を知りながら放置していた可能性が示されます。
この流れを見ると、season2後半は「脱獄囚は何をするか」だけでなく、「ピットは囚人に何をしてきたのか」「組織はどこまで事実を隠してきたのか」が強くなる段階に入っていると考えられます。
WOWOWでの放送・配信情報
WOWOW公式では、#10「イーストサイド・リッパー」の二カ国語版が2026年11月7日(土)23時からWOWOWプライムで放送予定です。字幕版は11月10日(火)22時からの放送が案内されています。
また、WOWOWの番組ページではシリーズを「アーカイブ配信中」と案内しています。個別回の配信開始時刻や終了時期は変更される可能性があるため、視聴時にはWOWOWオンデマンドの最新表示を確認してください。
参考にした情報
- WOWOW公式「ハンティング2:凶悪脱獄囚追跡チーム」
- WOWOWオンデマンド「ハンティング2 #9 棺の歌声」
- Gガイド「ハンティング2:凶悪脱獄囚追跡チーム #10」
- Rotten Tomatoes「The Hunting Party Season 2 Episode 10: Byron May」
- TVmaze「Byron May」
よくある質問
ハンティング2 第10話はいつ放送されますか?
二カ国語版は2026年11月7日(土)23時からWOWOWプライムで放送予定です。字幕版は11月10日(火)22時から案内されています。
第10話「イーストサイド・リッパー」で追う脱獄囚は誰ですか?
バイロン・メイです。過去に“イーストサイド・リッパー”と呼ばれたシリアルキラーとして紹介されています。
第10話の脚本と監督は誰ですか?
米国放送版のエピソード情報では、脚本はHolly HaroldとDavid Loong、監督はBethany Rooneyです。
第10話の中心となる謎は何ですか?
バイロンの手口が、すでに収監されている“イーストサイド・リッパー”と重なることで、過去に誤認逮捕があったのではないかという疑いが生まれる点です。
まとめ
「ハンティング2:凶悪脱獄囚追跡チーム」#10「イーストサイド・リッパー」は、2026年11月7日(土)23時からWOWOWプライムで放送予定です。脱獄囚バイロン・メイを追う現在の事件が、過去の“イーストサイド・リッパー”事件に誤認逮捕があった可能性へつながります。
脚本の視点では、すでに正しいとされていた過去の答えを疑わせることで、捜査の目的を一段深くする構成が見どころです。バイロンの行方を追う問いと、本当の犯人は誰だったのかという問いを一つの手口で結び付け、単話の事件とピットの秘密という連続ドラマの縦軸を同時に動かしています。
結末を先回りせずに見るなら、追跡チームがどの証拠をきっかけに過去の捜査へ疑問を持ち、バイロンとヴィクター・ローザの関係をどう組み直していくのかに注目すると、第10話のサスペンスをより深く楽しめます。

コメント