11月7日(土)21時から日本テレビで放送される「俺たちの箱根駅伝」第5話「信じられるもの」は、学生連合の監督・甲斐真人をめぐる疑念が一気に表面化する回です。
コーチの北野公一が電撃辞任し、甲斐への批判が強まる一方、大日テレビ側では徳重亮たちが「選手が主役の中継」を守るため、新しい見せ方を模索します。第5話は、学生連合と中継スタッフの二つの物語が、ともに「何を信じるのか」というテーマへ収束していく回と考えられます。
公式あらすじ、キャスト、スタッフ、前回第4話の内容をもとに、放送前に押さえておきたいポイントと脚本づくりの視点を整理します。
俺たちの箱根駅伝 第5話の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月7日(土)21:00〜21:54 |
| 放送局 | 日本テレビ |
| 話数・サブタイトル | 第5話「信じられるもの」 |
| 原作 | 池井戸潤「俺たちの箱根駅伝」(文藝春秋) |
| 第5話脚本 | 松田裕子 |
| 演出 | 猪股隆一ほか |
| 主題歌 | 桑田佳祐「神々の襷」 |
日本テレビ公式では、第5話のサブタイトルを「信じられるもの」と案内しています。番組表では第5話の脚本が松田裕子さん、演出が猪股隆一さんと記載されています。
作品全体の脚本スタッフとしては鈴木すみれさんと松田裕子さん、演出陣として猪股隆一さん、山田信義さん、齋藤誠さんが公式スタッフページに掲載されています。原作は池井戸潤さんの同名小説で、テレビ中継を作る側と箱根駅伝を走る側の両方から物語が進む構成です。
第5話のあらすじ|北野の辞任で甲斐への批判が拡大
第5話では、関東学生連合チームのコーチ・北野公一が突然辞任します。北野は、監督経験がないにもかかわらず「本選3位以上」という高い目標を掲げる甲斐真人の方針に反発しており、その辞任をきっかけに甲斐への批判が急速に強まります。
公式あらすじでは、北野の怒りが世間に広がり、甲斐へのバッシングが殺到する状況まで明かされています。さらに、北野の教え子である松木浩太も練習に姿を見せなくなり、学生連合そのものを批判する声も出始めます。
キャプテンの青葉隼斗は、まとまりを失っていくチームを立て直せないことに苦しみます。第4話の段階ですでに、甲斐の目標に賛成する選手と反発する選手が衝突していたため、第5話はその亀裂がさらに深くなる流れです。
ここで重要なのは、甲斐が「厳しい監督だから批判される」という単純な話だけでは終わらない点です。公式は、甲斐が監督に就任した背景そのものに疑問が向けられることを予告しています。
甲斐をめぐる「黒いウワサ」とは何か
徳重亮は、陸上競技から離れて商社で働いていた甲斐を、明誠学院大学の前監督・諸矢久繁がなぜ後任に選んだのか疑問を抱きます。直接確かめようとするものの諸矢とは連絡が取れず、事情を知りそうな明誠学院大学のOBを訪ねます。
そこで徳重が耳にするのが、甲斐の監督就任をめぐる「黒いウワサ」です。公式あらすじでは、甲斐の監督就任が勤務先の商社による社会貢献制度を利用した1年間の期間限定であり、甲斐が自分の出世のために監督を引き受けた可能性があるという話が示されています。
ただし、これはあくまで第5話の放送前に提示されている「ウワサ」であり、真実だとは確定していません。公式も、徳重がその真相を確かめようとするところまでしか明かしておらず、甲斐が監督を引き受けた本当の理由は未公表です。
この情報の出し方によって、視聴者は一度「甲斐は自分のために学生たちを利用しているのではないか」と疑う立場に置かれます。そのうえで、公式が「徳重がたどり着く衝撃の真実」と予告しているため、ウワサと真実の間に大きな落差がある構成だと考えられます。
徳重たちが挑む「給水ポイント」の中継も第5話の重要軸
学生連合の危機と並行して、大日テレビ側にも大きな問題が起こります。社内では、スポーツ局も含む「総合制作局」が新設され、そのトップに視聴率至上主義の編成局長・黒石武が就くという話が持ち上がります。
徳重は、黒石がトップに立てば、自分たちが守ってきた「選手が主役の箱根駅伝」が変えられてしまうと危機感を抱きます。そのため、前年の視聴率を超える工夫を、自分たちの信念を曲げずに考える必要に迫られます。
そこでADの戸山知香が提案するのが、毎年ランナーを支える給水ポイントをもっと丁寧に取り上げることです。センターディレクターの宮本菜月も賛成しますが、声援が大きい場所で選手や給水員の声をどう拾うのかという技術的な課題が立ちはだかります。
公式は、菜月と戸山の熱意が「不可能を可能に変える」と予告しています。第4話では、菜月が新しいカメラ位置を求め、地主や技術スタッフとの衝突を乗り越えようとしていました。
第5話でも「見せたいものがあるなら、どうやって実現するか」を考え続ける菜月の姿が続くことになります。
第5話のキャストと人物関係
徳重亮を演じるのは大泉洋さんです。徳重は大日テレビのチーフプロデューサーで、箱根駅伝中継の責任を背負いながら、視聴率や社内事情に振り回されても「選手を主役にする」という考えを守ろうとしています。
宮本菜月役は伊藤沙莉さん、戸山知香役は山田杏奈さんです。菜月は中継の中心を担うセンターディレクター、戸山は現場で新しい視点を持ち込むADとして描かれています。
学生連合の監督・甲斐真人を演じるのは山下智久さんです。キャプテンの青葉隼斗役は小林虎之介さん、北野公一役は駿河太郎さん、北野の教え子・松木浩太役は水沢林太郎さんが担当しています。
さらに、甲斐を明誠学院大学の後任監督に選んだ前監督・諸矢久繁を寺尾聰さん、視聴率を重視する編成局長・黒石武を高橋克典さんが演じます。第5話では、甲斐の背景を追う徳重と、崩れかけた学生連合の両方に関係する人物が増え、これまで以上に人間関係が立体的に交差します。
脚本・演出・原作のスタッフ
第5話の番組表では、脚本が松田裕子さん、演出が猪股隆一さんと案内されています。作品全体の公式スタッフページでは、脚本に鈴木すみれさんと松田裕子さん、演出に猪股隆一さん、山田信義さん、齋藤誠さんが掲載されています。
原作は池井戸潤さんの小説「俺たちの箱根駅伝」です。ドラマでは、箱根駅伝に挑む学生たちだけでなく、その姿をテレビで届ける中継スタッフの仕事も物語の柱になっています。
音楽は得田真裕さん、主題歌は桑田佳祐さんの「神々の襷」です。公式スタッフページでは、大泉洋さんが、夢に破れた学生たちがもう一度箱根に挑む物語と主題歌が重なることへの期待をコメントしています。
脚本づくりの視点|「ウワサ」と「真実」の距離で人物を揺らす
第5話の脚本で注目したいのは、甲斐について先に「黒いウワサ」を置き、そのあとで徳重に真実を探させる構成です。放送前の公式情報だけを見ると、視聴者は「出世のために監督を引き受けた」という疑いを持つよう誘導されますが、それはまだ事実ではありません。
このように、主人公が聞いた情報をそのまま答えにせず、調査の入口にすることで物語に推進力が生まれていると考えられます。徳重が諸矢に連絡を取れないこと、代わりにOBから不穏な話を聞くこと、その話をさらに確かめに行くことが、段階的に緊張を高めます。
甲斐を「疑われる人物」に置くことで本音を隠す
甲斐はこれまで、学生連合に「本選3位以上」という高い目標を求め、周囲から反発されても方針を変えない人物として描かれてきました。第5話では、その強硬さに「出世目的ではないか」という疑念が重なり、視聴者から見ても本心がつかみにくい人物になります。
本心をすぐ説明しないことで、甲斐の行動一つひとつが別の意味に見えてきます。厳しい指導が私欲なのか、それとも別の信念から来るのかという問いを残すことで、徳重が真実へ近づく過程そのものが見どころになると考えられます。
二つの物語を「信じられるもの」で結ぶ
第5話のサブタイトルは「信じられるもの」です。学生連合では、選手たちが甲斐を信じられるのかが問われ、大日テレビでは、徳重たちが視聴率への圧力の中でも自分たちの中継方針を信じられるのかが問われます。
学生側とテレビ局側で別々の問題を描きながら、同じテーマで束ねる構成になっていると考えられます。脚本を書く際にも、複数の登場人物を動かす回では、それぞれに違う事件を与えつつ、共通する問いを置くことで一話全体のまとまりを作る方法が参考になります。
前回第4話「箱根につづく道」の振り返り
10月31日放送の第4話では、大日テレビの中継スタッフが箱根へ下見に向かいました。宮本菜月は平塚中継所付近で新しいカメラ位置を見つけますが、地主から使用を拒まれ、さらに技術チーフの桑名哲ともケーブルの問題をめぐって衝突します。
それでも菜月は諦めず、「何を撮るのか」を考え続けました。この流れが、第5話の給水ポイントをもっと伝えたいという発想につながっていると見られます。
一方、学生連合では、東西大学監督の平川庄介が雑誌のインタビューで学生連合の廃止を訴えました。甲斐が掲げる「本選3位以上」に対して北野が強く反発し、選手の間でも賛成派と反対派がぶつかり、チームは崩壊寸前まで追い込まれました。
第5話の北野辞任は、突然起きる出来事というより、第4話で積み上がった対立が限界に達した結果です。第4話を押さえておくと、北野の決断や青葉の苦しさがより分かりやすくなります。
見逃し配信と関連情報
日本テレビ公式サイトには「もう一度見たい方、見逃した方はこちら」として配信案内があり、J:COMの第5話番組情報でもTVerへの案内が掲載されています。放送後に視聴する場合は、日本テレビ公式の最新案内を確認するのが確実です。
また、公式サイトでは第1話からのストーリーやキャスト、スタッフ情報がまとめられています。第5話から見始める場合でも、前回までの流れを確認しておくと、甲斐と北野の対立や徳重たちの中継方針が理解しやすくなります。
参考にした情報
- 日本テレビ「俺たちの箱根駅伝」第5話ストーリー
- 日本テレビ「俺たちの箱根駅伝」音楽・スタッフ
- 日本テレビ「俺たちの箱根駅伝」相関図・キャスト
- 日本テレビ「俺たちの箱根駅伝」第4話ストーリー
- J:COMテレビ番組表「俺たちの箱根駅伝」第5話
よくある質問
「俺たちの箱根駅伝」第5話はいつ放送されますか?
2026年11月7日(土)21時から21時54分まで、日本テレビで放送予定です。サブタイトルは「信じられるもの」です。
甲斐をめぐる黒いウワサとは何ですか?
放送前の公式情報では、甲斐の監督就任が商社の社会貢献制度を利用した1年間の期間限定で、本人の出世目的ではないかというウワサが示されています。ただし、真実は確定しておらず、徳重がその理由を追う展開です。
第5話の脚本と演出は誰ですか?
番組表では第5話の脚本は松田裕子さん、演出は猪股隆一さんと案内されています。作品全体では脚本に鈴木すみれさんと松田裕子さん、演出に猪股隆一さん、山田信義さん、齋藤誠さんが参加しています。
第4話から続くポイントは何ですか?
学生連合では甲斐の「本選3位以上」という目標をめぐる対立、大日テレビでは宮本菜月たちがより良い中継方法を探す流れが続きます。第5話では前者が北野の辞任、後者が給水ポイントの中継案へ発展します。
まとめ
11月7日放送の「俺たちの箱根駅伝」第5話は、北野の辞任によって甲斐への疑念が頂点に達し、徳重が監督就任の真相を追う回です。放送前の公式情報で示されている「出世目的」という話はあくまでウワサであり、その裏にある真実が第5話最大の焦点になります。
同時に、大日テレビでは給水ポイントをどう伝えるかという新しい挑戦が始まります。甲斐を信じるのか、自分たちの中継の信念を守れるのかという二つの物語を重ねて見ると、第5話のサブタイトル「信じられるもの」の意味がより鮮明に見えてきます。

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