『ザ・ボーイズ(The Boys)』シーズン1-第三話の登場人物・あらすじ・ストーリー・ネタバレ

『ザ・ボーイズ(The Boys)』シーズン1の第三話は、トランスルーセントを爆殺したヒューイたちボーイズ。しかし万能ヒーローであるホームランダーから完全に逃れることは出来ない。死体の発見を遅らせつつ、トランスルーセントが最後に漏らしたAトレインの秘密に迫る!

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ザ・ボーイズ(The Boys)シーズン1-第三話_あらすじ概要

銃弾も刃物も寄せ付けない不死身のヒーロー・トランスルーセントを体内に仕込んだ爆弾で木っ端微塵に吹き飛ばしたヒューイ。世界的ヒーロー殺害の罪を負ったプレッシャーに押しつぶされそうになる。一方のブッチャートランスルーセントが死の間際に漏らした秘密、Aトレインの女関係から対ヒーローの突破口を開こうと画策する。果たして世界最強のヒーローであるホームランダーに尻尾を掴むことができるのか。

ザ・ボーイズ(The Boys)シーズン1-第三話_見どころ解説

約一時間のドラマでは、最初の10分以内で興味を引き付けられるかどうかが鍵となる。燃やせないトランスルーセントの肉片が、ホームランダーに見つかってしまう前に目的を達成しなければならない。その目的とは、トップシークレット扱いであるAトレインの女性関係。そして、そこからヒーローを倒すきっかけを掴むこと。今回のストーリーでは、このタイムリミット設定が主軸になっている。

ドラマの方向性を示したら、見せ場を作る。新キャラ(MMポップクロー)を登場させたり、敵側の事情を明かしたりして間をつないだら、速やかに盛り上がるシーンへ突入するべきです。ボーイズ3話の最初の見せ場は、ヒューイポップクローの部屋へ侵入し、盗撮のセッティングをする場面。映像的には地味かもしれないけれど、トランスルーセントを爆殺した心の動揺を抑えて、再び覚悟を固める重要なシーンとなっている。しかも、偶発的に恋人を殺害した張本人であるAトレインと遭遇するハプニングによって、復讐の炎が再燃する。

ラストの盛り上がりには、敵味方ほとんどすべてのメンバーが図らずも一箇所に集結する。ビジュアル的に否が応でも盛り上がる中で、ブッチャーホームランダーというリーダー同士が火花を散らせるシーンは緊迫感があった。

ザ・ボーイズ(The The Boys)シーズン1-第三話_主要な登場人物

ヒューイトランスルーセントを爆殺した張本人。その重圧に押しつぶされそうになる。
スターライト:会社の命令でセクシー路線へ転換することに反発する。
ブッチャーホームランダーに個人的な因縁がある?
ホームランダー:最強のスーパーヒーロー。残虐な一面を持つ。

MM(マザーズミルク):ブッチャーのかつての仲間。強面だが彼女に弱い。
Aトレイン:世界最速の男だが、その座を奪還されることを恐れている。
ポップクローAトレインの日陰の女。

ザ・ボーイズ(The Boys)シーズン1-第三話_ストーリー詳細(ラスト・ネタバレ含む)

爆殺の後始末

国民的ヒーローを爆殺したヒューイはショック状態。自宅に着替えに戻りたいという。ひとりで行動させられないとフレンチーも同行することになる。一方、ブッチャートランスルーセントの肉片の処理を急ぐ。追跡チップは壊れたが不滅の肉片はいずれホームランダーに発見されるだろうと危機感を募らせる。

スターライトの路線変更

スターライトは、副社長のマデリンに呼び出されて緊張する。セクシーなコスチュームで路線変更を強いられ、拒否するならセブン脱退だと二者択一を求められる。拒否したいが、セブン脱退を避けたいスターライトは悩む。

父への不満

自宅に戻るヒューイ。かつて集めていたヒーローグッズ。Aトレインの人形を壁に叩きつける。物音を聞きつけた父親がくる。戻ってこいという父を振り払って出ていくヒューイ。事なかれ主義に対して抱いていた不満をぶちまける。

更生施設のMM

とある更生施設で黒人同士が争っている。一喝する指導者、MM。まるでガキのおもり。かつての仲間を訪ねてブッチャーが来る。MMにとっては招かれざる客。暗い過去を共有する二人は、「マロリー」という仲間がいた事に思いを馳せる。
仲間にはならないとブッチャーを拒絶するMMだったが、トランスルーセント殺害に成功し、切り札を握っていると聞くと興味をそそられる。ただ、フレンチーとは相性が悪いよう。

赤ん坊に嫉妬するヒーロー

トランスルーセント捜索を提案するホームランダー。しかし、赤ん坊の世話で忙しいマデリンは大したことないだろうと高をくくって相手にしない。それよりも式典スピーチの原稿を憶えるよう促す。ホームランダーは、自分の言葉で喋るから不要だと原稿を突き返すが、「エドガー」の命令だと言われると受け入れざるを得ない。どうやらホームランダーは「エドガー」という人物に頭が上がらない様子。

レンタルトラックで作戦会議

ブッチャーMMが調達したレンタルトラック。そこへヒューイフレンチーがやってくる。MMフレンチーはお互いの顔を見た途端に拒絶反応。あわや殴り合いのケンカに発展するかと思われたが、MMの携帯電話が鳴る。恋人に首ったけのMMは、それまでのいかつい風貌から真逆の猫なで声で愛をささやく。その様子に大笑いの一同。

Aトレインの恋人、ポップクロー

ボーイズが見張っているのはAトレインの恋人と思われるポップクロー。彼女もヒーローだ。どうにかして彼女からヒーロー連中を倒すきっかけを掴まなければならない。そのために部屋に侵入しようとする。しかしヒューイに言わせればそこまで大げさにする必要はない。IPアドレスさえわかれば盗撮できるというのだ。

ヒューイの意外な特技

ヒューイMMが業者を装ってポップクローの部屋に侵入する。多少、怪訝な態度を見せるポップクローだったが、自身のファンだと言われると気分を良くして信じ切った。ヒューイはパソコン端末を操作してあっという間に部屋中のあらゆるカメラを乗っ取る。その手際の良さにボーイズの面々は感心する。

Aトレインと鉢合わせ

作業を終えて帰ろうとするヒューイの前に、突然Aトレインが現れる。とっさのことに対応できないヒューイ。しかしAトレインヒューイの顔すら覚えていないのだった。正体がバレたら殺される状況だが、ヒューイAトレインに怒りを燃やして、無言で立ちはだかる。見かねたMMヒューイを連れてその場から退却する。

アマゾネスのトレーニング

クイーン・メイヴは、屈強な男たちを相手にトレーニング。圧倒的な力の差を見せつける。呼び出しの電話でトレーニングは中断された。

銃撃戦の最中、世間話

銃弾が飛び交う立てこもり現場へ、まるで意に介さず世間話をしながら歩いてくるホームランダークイーン・メイヴマデリンに対する愚痴をクイーン・メイヴへこぼすホームランダーだが、人間の指揮官に対しては毅然とした態度を見せる。外面がいいのだ。

ホームランダーの残虐性

立てこもり犯人がいるフロアーに突き進むホームランダークイーン・メイヴ。彼女だけがホームランダーに対して歯に衣着せずに意見を述べる。ホームランダーはそんな彼女を気に入っている様子。二人はかつて恋人同士だったとわかる。殺さずに犯人を逮捕しようとするクイーン・メイヴだが、ホームランダーが我先にと殺害してしまう。うんざりした様子のクイーン・メイヴ

Aトレインの心配事

盗撮されているとも知らずにいちゃつくAトレインポップクロー。しかしAトレインは気分が乗らない。数日後のスピード対決で負けるとセブンから追放されてしまうからだ。どうしても勝たなくてはならない。そのためにも「コンパウンドV」が必要だとポップクローに訴える。しかしポップクローは気乗りしない。コンパウンドVはいわゆるヒーローステロイドであり、甚大な副作用を及ぼすからだ。それでも薬を求めるAトレイン。根負けしたポップクローはコンパウンドVを渡す。

聞き耳を立てるボーイズたちにとって、コンパウンドVは新情報だ。ヒューイの彼女であるロビンは、その副作用で暴走したAトレインに殺されたこともわかった。あとはどうやってコンパウンドVを手に入れるか、だ。

世紀の対決に大盛り上がり

Aトレインとショックウェーブによる最速決定戦が行われる競技場。コンパウンドVを狙うボーイズの面々は配置についている。控室でコンセントレーションを高めるAトレインは、一流のアスリートのよう。その様子をテレビを通して見守るポップクローは公の場に登場できない日陰の女だ。

競技場にはスターライト、ブラックノワール、クイーン・メイヴ、それにホームランダーも応援に駆けつける。もちろん仲間意識からではなく、対外的なイメージ戦略のため。ボーイズとヒーローたち、役者が揃い踏みのなか、決戦の時が迫る。

セクシー衣装をからかわれるスターライト

サイン会。ファンの子供はかつての奥ゆかしい衣装を着てスターライトにエールを送る。セクシーな衣装姿のスターライトは複雑な気持ち。そこへ彼女をからかう罵声が浴びせられる。気持ちが折れた彼女は控室へ引き下がってしまう。

コンパウンドV横取り作戦スタート

表舞台に登場するAトレイン。控室がからになる瞬間を狙ってフレンチーが忍び込む。しかしタイミング悪くスターライトが引き返してくる。あわや見つかる寸前、ヒューイが声をかけて事なきを得た。そのまま足止めをするよう命じられるヒューイは、彼女を飲みに誘う。一方、フレンチーが懸命にコンパウンドVを探すが見つからない。

自信喪失のスターライト

行きがかり上、落ち込んだ様子のスターライトを励ますヒューイ。最初こそ足止めのつもりだったが、次第に感情移入して、トランシーバーのスイッチを切る。心から彼女を励ましたいと思ったのだ。その気持が通じたのか、二人は連絡先を交換する。

決戦間近

どうやらコンパウンドVをやっているAトレインは見るからにハイだ。一体コンパウンドVはどこにあるのか? MMがふとポップクローの部屋の盗撮映像に目を向ける。彼女がバックを抱えているのを見てピンときたMMは、持ち場を離れる。
スタートラインにつく、王者Aトレインと挑戦者ショックウェーブ。すべての観衆が目をみはる中、ブッチャーだけが違う方を見ている。その視線の先にはホームランダーがいた。ホームランダーも視線を感じて見返すが、何者か検討もつかない。レースはスタートして、一瞬でAトレインの勝利が確定する。その一瞬、ホームランダーが目を離した隙にブッチャーは姿を消した。

コンパウンドVの在り処

ポップクロー宅の近くに停車したレンタカーで作戦会議を開くボーイズ。MMいわく、コンパウンドVはポップクローが持っているという。実際にその直感は的中する。盗撮映像の中の彼女はハイになって、激しすぎるトレーニングでストレスを解消していた。そこへ家賃の催促に訪れる家主の男。ポップクローは彼を誘惑し、部屋に招き入れる。常軌を逸したプレーに身を投じるポップクローと家主の男。どんどんエスカレートしていき、やがて男は耐えきれず死んでしまう。放心状態のポップクローだったが、我に返って惨状を確認すると絶叫する。

ポップクローに畳み掛けるボーイズ

ブッチャーはチャンスとばかりポップクローの部屋へ駆け込む。ヒューイは、家主の男の死に責任を感じていたがどうにも出来なかった。再び決意を固めるよう求められる。
混乱するポップクローの目の前に登場するブッチャー。死体を片付ける代わりにコンパウンドVについて知っていることを話すよう彼女を問い詰める。

宣戦布告

ホームランダーは、マデリン副社長を呼び出す。ディープが海底で見つけたケースを見てほしいというのだ。訝しげに見るとトランスルーセントの肉片。マデリンは、ここでようやくヒーローの死を認識する。これまで異常事態を訴えていたホームランダーが正しかったことが証明された。ケースの内側を見るとメッセージがある。そこには宣戦布告を意味するメッセージが書かれていた。

まとめ(感想)

Aトレインポップクローホームランダークイーン・メイヴヒューイスターライトなどなど、登場人物の男女関係がふんだんに盛り込まれたエピソードではないでしょうか。エピソードが分散している感も否めないですが、複数の小ネタが楽しめました。