ドラマ9「リーガルビート –逆転の法廷–」第5話は、2026年8月21日(金)夜9時からテレビ東京系で放送されます。今回の依頼は、LGBTQ支援活動団体をめぐる「委託金の不正受給」という告発動画と、それを発端にした誹謗中傷・名誉毀損。さらに星秀幸(稲垣吾郎)の兄・星信隆(田辺誠一)が相手側代理人として登場し、法廷で兄弟が向き合う重要回です。
第5話では、事件そのものの真偽だけでなく、「ネット上で拡散された言葉が、当事者の生活や人間関係をどう変えるのか」が大きな焦点になります。完全オリジナル脚本のリーガルドラマだからこそ、現代的な社会問題を法廷劇へ落とし込みつつ、泰地空(鈴鹿央士)の“声を拾う”姿勢がどう逆転につながるのかに注目です。
「リーガルビート」第5話の放送日時と基本情報
- 放送日時:2026年8月21日(金)21:00~21:54
- 放送局:テレビ東京ほかTXN系列
- 話数:第5話
- 主演:鈴鹿央士
- 主要出演:小雪、前原瑞樹、夏生大湖、伊藤万理華、田辺誠一、田中哲司、稲垣吾郎
- 脚本:光益義幸、三浦駿斗、阿部凌大
- 監督:藤田直哉、市井昌秀
- 主題歌:高橋優「鳥」
公式サイトでは、本作を「吃音がある新米弁護士・泰地空が、ラップを武器に依頼人の“心の声”を引き出し、難案件の真実を解き明かす痛快逆転リーガルドラマ」と紹介しています。泰地、勝率100%を誇る星秀幸、法廷に立たない所長・雪村明日実(小雪)という、価値観の異なる弁護士たちがチームで事件に挑む構図が作品の軸です。
人間関係が衝突するほどドラマは動きます。脚本上の「対立」がどう物語を前進させるかは、かかねばの「ドラマとは?物語を動かすたった1つの正体」でも整理しています。
第5話のあらすじ|告発動画と名誉毀損、そして兄弟対決へ
LGBTQ支援活動団体「カラーフラット」を運営する北里治樹(森永悠希)と守谷翔(樋口幸平)が雪村法律事務所を訪れます。約1カ月前、動画配信者の尾口らが、団体について「東京都からの委託金を不正受給している」と告発する動画を公開。動画をきっかけに誹謗中傷が殺到し、北里は事実無根だとして名誉毀損で訴えたいと考えます。
ところが、副代表で北里の恋人でもある守谷は、訴訟に積極的とは言えない様子。泰地はその反応に違和感を覚えます。単純に「告発者対支援団体」という構図ではなく、依頼人側にも語られていない事情があることを示す導入です。
さらに相手側の代理人として姿を現すのが、星秀幸の兄・星信隆。信隆は、星や雪村もかつて在籍していた大手「スタートップ法律事務所」のやり手弁護士で、合理主義と利益追求を徹底する人物です。星とは10年間ほぼ連絡を取っていなかったとされ、第5話は事件の争点と同時に、星兄弟の過去にも踏み込む回になります。
第5話のゲストキャスト
- 北里治樹役:森永悠希 ― LGBTQ支援活動団体「カラーフラット」代表
- 守谷翔役:樋口幸平 ― 北里の恋人で「カラーフラット」副代表
- 日下部新司役:コウメ太夫 ― 都議会議員
- 星信隆役:田辺誠一 ― 星秀幸の兄で「スタートップ法律事務所」の弁護士
北里と守谷は恋人同士であり、同じ団体を運営するパートナーでもあります。同じ目的を共有しているはずの二人が、訴訟をめぐって異なる反応を示す点は重要です。キャラクターの「表向きの目的」と「本当の動機」がずれると物語に奥行きが生まれます。人物の動機設計については登場人物を動かす「動機メモ」の作り方も参考になります。
注目ポイント1|守谷はなぜ訴訟に乗り気ではないのか
第5話で最初に気になるのは、被害を受けた側である守谷が、なぜ積極的に訴えようとしないのかという点です。公式あらすじは理由を明かしていません。ここを放送前に決めつけるべきではありませんが、「事実無根の告発を止めたい北里」と「争いを広げたくないように見える守谷」の温度差が、事件の真相へ入る入口になる可能性があります。
リーガルドラマは、裁判の勝敗だけではなく、依頼人が何を言えずにいるのかを掘り起こすことでドラマが成立します。本作では泰地自身が吃音によって「言いたいことを伝えられない苦しさ」を知っているため、守谷の沈黙やためらいに誰より敏感に反応する構図が作れます。
注目ポイント2|星秀幸と兄・信隆の対立
第5話からの大きな縦軸が、星秀幸と兄・信隆の再会です。信隆は大手法律事務所で利益と合理性を重視する弁護士。対して星は「勝てない勝負はしない」と言いながらも、雪村法律事務所で泰地たちと依頼人に向き合っています。
似た能力を持つ兄弟を異なる立場に配置すると、二人の価値観の差が短い会話でも際立ちます。これはバディものや対立する二者を描くときの基本でもあります。かかねばではバディものが持つメリットも解説しており、対照的な人物を並べることで主人公の特徴を見せる方法を確認できます。
注目ポイント3|告発動画と「真実」の距離
動画で告発された内容が拡散すると、多くの人は裁判で事実が確定する前に印象を作ってしまいます。第5話では「動画で語られたこと」「SNSで信じられたこと」「法廷で立証できること」が同じとは限らない、というリーガルドラマ向きのズレが生まれています。
脚本の観点では、観客が最初に与えられた情報をいったん信じ、その後に別の情報が加わることで意味が反転する構成は、逆転劇の快感につながります。どんでん返しの基本的な考え方はどんでん返しの作り方をパターン解説でも紹介しています。
「リーガルビート」第5話はどこで見れる?
テレビ東京公式によると、各話の放送終了後からPrime Videoで見放題独占配信されます。また、TVerでは見逃し配信とリアルタイム配信が案内されており、テレ東公式の「ネットもテレ東」やLeminoでも見逃し導線が用意されています。配信条件は変更される場合があるため、視聴時点で各サービスの作品ページをご確認ください。
本作はPrime Videoでの見放題独占配信と公式に案内されているため、複数のVODを機械的に並べるより、「テレビ放送」「TVerなどの見逃し」「Prime Video」の違いを把握して選ぶのが分かりやすいでしょう。
第5話を脚本目線で見るなら「声にできない本音」に注目
「リーガルビート」は、法廷で論理的に勝つだけの作品ではありません。主人公・泰地の設定そのものが「言葉にできないことを、どう外へ出すか」というテーマと結びついています。第5話でも、守谷が訴訟に積極的でない理由、星と兄・信隆の間にある10年間の断絶など、表面では語られていない感情が複数配置されています。
セリフだけで人物を説明せず、態度や沈黙で情報を見せるのも脚本の重要な技術です。人物の態度を設定として使う考え方はキャラクター設定で悩んだら「態度」を見直せ!で詳しく解説しています。
まとめ
「リーガルビート –逆転の法廷–」第5話は、2026年8月21日(金)夜9時からテレビ東京系で放送。LGBTQ支援団体への不正受給疑惑をめぐる名誉毀損事件と、星秀幸の兄・星信隆との法廷対決が同時に動き始めます。北里と守谷の温度差、泰地が気づく“声にならない違和感”、そして星兄弟の過去がどこで事件と結びつくのかが大きな見どころです。
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