ジブリ作品がもっと好きになる名言!6つのおすすめ作品

この記事は 2023年10月24日 に更新されました。

多くの人から愛されるジブリ作品。作中にはたくさんの名言・セリフが登場します。だれもが一度は観た、聞いたというセリフ・名言には、それぞれ重要な意味が込められていました。記事では6つのジブリ作品の名言・セリフを紹介します。

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ジブリ作品「となりのトトロ」の名言

「ダメだよ。これ、お母さんのトウモコロシだよ!ダメだもん!お母さんにあげるんだもん!」

ジブリ作品「となりのトトロ」より

1988年に公開されたこの作品は海外の子供達の間でも愛されていて、その両親からも高い評価を受けています。数々の名言が登場する作品ですが、中でも観る者を感動させてきたのは4歳のメイが自分が採ったトウモロコシを病院のお母さんに届けようとするシーンです。そして、道中で山羊と出くわした時に【ダメだよ。これ、お母さんのトウモコロシだよ!ダメだもん!お母さんにあげるんだもん!】という名言が飛び出します。

このメイの発言には様々な要素が詰まっています。まず「トウモロコシ」という言葉が正確に覚えられず、「トウモコロシ」と言い間違えている点が彼女の可愛いらしさを際立たせているところがあります。そして、若干4歳の小さな子供が自分が採った栄養満点のトウモロコシによってお母さんを死の淵から救おうと本気で考えている事がよく伝わるセリフです。その他、自分の体よりも明らかに大きい山羊に対しても決してひるまない姿勢もうまく表現しており、最大の名言と評する人がたくさんいます。

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ジブリ作品「耳をすませば」の名言

「やな奴!やな奴!やな奴!」

ジブリ作品「耳をすませば」より

1995年夏に公開された近藤喜文監督によるこの作品は、ジブリ作品の中でも特に恋愛色の強い作品です。作品内では主人公・月島雫と天沢聖司の淡い恋模様が描かれていますが、中でも名言と言われているのが雫による【やな奴!やな奴!やな奴!】というセリフです。この名言は、カントリーロードの歌詞をアレンジしたコンクリートロードという曲の歌詞をある事がきっかけで天沢がみてしまった事が関連しています。歌詞をみた天沢は、雫に対して「お前さぁ、コンクリートロードはやめた方がいいと思うよ」と言い放って去っていき、その直後にこの名言が飛び出しました。

この言葉は相当インパクトが強く、この作品の大ファンとして知られる元AKB48・大島優子さんもこのセリフを作品中最大の名言として挙げています。大島さんは、いかにも10代の甘酸っぱい恋愛にありがちな、2人のこのやりとりが特に気にいっていて観る度にキュンキュンしてしまうそうです。

ジブリ作品「魔女の宅急便」の名言

「あんたが店番やってくれれば、部屋代と電話代ナシってので どう? ついでに朝ごはんもつける!」

ジブリ作品「魔女の宅急便」より

この作品には人情味溢れるキャラクターが何人も登場しますが、特に人の良さを感じさせるのが戸田恵子さんが声を担当したパン屋のオソノです。彼女はキキが故郷からコリコの街にやってきてから、困っていると部屋を提供してあげると申し出てくれました。さらにキキが店に電話を置いて空飛ぶ宅急便サービスをする事を思いついた時、ある粋な発言をします。それが【あんたが店番やってくれれば、部屋代と電話代ナシってので どう?ついでに朝ごはんもつける!】というセリフです。

このオソノの発言により、キキは家を確保できただけでなく、パン屋さんから朝ご飯まで提供してもらえる事になりました。このオソノの言葉は彼女の温かさが存分に伝わってくるシーンで、特に人の冷たい部分ばかりみながら生きている人には「こんな素敵な人もいるんだなぁ」と心に響くようです。

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ジブリ作品「風立ちぬ」の名言

「手を下さい」

ジブリ作品「風立ちぬ」より

宮崎駿氏が当時、最後の作品として制作したこの作品は、耳をすませば同様に恋愛色が強めです。作品内では菜穂子による数々の名言が飛び出しますが、中でも印象的なのが【手を下さい】という言葉です。この言葉は主人公の二郎が家で仕事をしている時に、菜穂子が横で寝ているという状況下で飛び出します。次郎の仕事を横で見ている中で二郎のぬくもりを感じたかった菜穂子は【手を下さい】と言い、二郎の片手を握り、二郎はその手を握り返します。純愛の美しさを感じさせる場面で、鈴木敏夫プロデューサーはラジオにて70代にしてこういったシーンを作れる宮崎氏の事を称賛していました。

ジブリ作品「借りぐらしのアリエッティ」の名言

「私達はそう簡単に滅びたりはしないわ!」

ジブリ作品「借りぐらしのアリエッティ」より

主人公のアリエッティは、物語の途中で神木隆之介さんが声を担当した男の子から、君たちは滅び行く運命だというショックな言葉を言われました。それに対してアリエッティは強い口調で【私達はそう簡単に滅びたりはしないわ!】と強い口調・強張った表情で言い放ちます。彼女の内面的な強さを感じさせる名言です。

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ジブリ作品「天空の城ラピュタ」の名言

「パズーのカバンて、魔法のカバンみたいね。何でも出てくるもの」

ジブリ作品「天空の城ラピュタ」より

物語にはシータという純粋無垢な少女が登場します。そんな彼女の名言というと、【パズーのカバンて、魔法のカバンみたいね。何でも出てくるもの】というシータの発言が人気です。これは、鞄の中からりんご・あめ玉など様々なものを取り出すパズーに対してシータが放った言葉です。シータの純粋さが見事に凝縮された台詞で、観る者達を温かい気分にさせてきました。

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