脚本(シナリオ)が無料で読める!【城戸賞】

脚本が無料で読めるWebページを紹介します。本記事では【城戸賞】の入選作品をピックアップしました。脚本を読むことは、執筆スキルのアップにつながります。また城戸賞への応募を検討している場合、傾向と対策を考えるヒントにもなるでしょう。もちろん、単純に脚本(シナリオ)を読んでみたいという人も、ぜひご一読ください。

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第45回城戸賞の受賞作品及び最終候補作品

準入賞【黄昏の虹】町田一則

  • 脚本タイトル:黄昏の虹
  • 作者:町田一則
  • 外部:黄昏の虹の脚本を読む(PDF)
  • 外部:『キネマ旬報WEB』で掲載されている黄昏の虹

舞台は長閑な海辺の小さな街。冬彦は老齢ながら三点倒立が出来るのが自慢である。そんな冬彦の携帯にメールが届く。宝くじに当選しました、という詐欺メールなのだが、冬彦とその妻、昌美はそれを信じてしまう。が、宝くじに当たったところで欲しい物も行きたい所も特にない。だからといってせっかく当たった宝くじである。しかしどうすればお金を貰えるのかが分からない。昌美は東京にいる娘の佳代に電話で聞いてみてはと提案するが、冬彦はせっかくだから東京まで直接会いに行こうと言い出す。二人はロクに荷物も持たずに、東京へと向かうのだった。

第45回城戸賞_準入賞作品【黄昏の虹】のあらすじ

佳作【上辺だけの人】三嶋龍朗

  • 脚本タイトル:上辺だけの人
  • 作者:三嶋龍朗
  • 外部:上辺だけの人の脚本を読む(PDF)

若くして有名脚本家となた安達博巳は女優の麻里と結婚して十年目を迎えようとしていた。おしどり夫婦と目される二人だったがその実その関係は破綻寸前だった。何かを隠すように上辺を取り繕う博巳の態度が麻里を苛立たせ、口論が絶えない。あげく麻里から「あなたのことがわからない。心がないみたい」と言われる始末。

第45回城戸賞_佳作作品【上辺だけの人】のあらすじ

佳作【母と息子の13階段】林田麻美

  • 脚本タイトル:母と息子の13階段
  • 作者:林田麻美
  • 外部:母と息子の13階段の脚本を読む(PDF)

自分の人生に行き詰まり、息子への献身に逃げた、ある一人の女・律子。対照的に、夫の誠一は市政で名を挙げ躍進していく。律子は息子・廉人に夢を託して音楽指導に励むが、非協力的な誠一とは諍いが絶えない。廉人はその度に傷つく母を見て「自分のせいで……」と心を痛めていた。ある時、誠一の付き合いで一家は地域のお花見に参加する。必死に夫婦円満を装い、周囲に愛想を振りまく律子。廉人はそんな母を不憫に思い、仕出しの甘酒の鍋にこっそりと危険薬物(律子がお守りとして隠し持っていた)を混入。3人の死者を出す大事件となる。律子は心中を図るが思い止まり、廉人と約束を交わし、身代わりとなって捕まった。

第45回城戸賞_佳作作品【母と息子の13階段】のあらすじ

佳作【邪魔者は、去れ】弥重早希子

  • 脚本タイトル:邪魔者は、去れ
  • 作者:弥重早希子
  • 外部:邪魔者は、去れの脚本を読む(PDF)

小学校の教師をしている麻生美奈子(29)は、結婚も控え平凡ながら幸せな毎日を送っていた。そんな折、弟の卓人(25)が、ボランティア活動目的で渡航したシリアで過激派組織に拘束されたことを知る。卓人と言えば、やんちゃだったが、ボランティアなんて全く無縁だと思っていた。突然の知らせに動揺する美奈子や母・妙子(60)。事件は世間を騒がせ始め、美奈子や妙子、卓人は一躍、注目を集めてしまう。

第45回城戸賞_佳作作品【邪魔者は、去れ】のあらすじ

最終候補【神さま、このロリコンたちを殺してください!!】土谷洋平

担任教師の時任健次郎(27)を好きな松陰和沙(17)は、学校で何度健次郎に告白をしているが断られ続けている。和沙の妹、松陰凛(9)を天才子役として活躍しているが最近ストーカーの影に怯えていた。世の中では幼女連続誘拐事件が相次ぎペドファイル(小児性愛者の犯行への関与をフリージャーナリストの新川弥生(39)は声高に主張していた。ある日、凛はストーカーに追いかけられ逃げている時に健次郎に出逢い助けられる。凛と出逢ってから様子がおかしい健次郎。和沙は、健次郎が凛を好きになってしまったと気付く。健次郎はペドファイルだった。

第45回城戸賞_最終候補作品【神さま、このロリコンたちを殺してください!!】のあらすじ

最終候補【まつり】春海戒

  • 脚本タイトル:まつり
  • 作者:春海戒
  • 外部:まつりの脚本を読む(PDF)

夏。東京。大学生5人組が、覚せい剤密売の現場を襲撃する。やくざとアメリカ人を殺し、金を奪って逃走。海外へ逃亡する計画は失敗。一行は太平洋沖に浮かぶ無人島へ逃げ込む。島には老人たちだけがひっそりと住んでおり、学生たちを歓迎した。ここなら警察の追跡を逃れることができる。安全を確信した学生たちは、村で行われる祭りを楽しむことに。老人たちは昔話に登場するような気のいい人たちだったが、奇妙なところもあった。昭和初期で時代が止まったような生活をしており、村の奥には違法なはずのケシ畑もあった。

第45回城戸賞_最終候補作品【まつり】のあらすじ

最終候補【ブンさんの骨】仲村ゆうな

  • 脚本タイトル:ブンさんの骨
  • 作者:仲村ゆうな
  • 外部:ブンさんの骨の脚本を読む(PDF)

恋人である『ブンさん』を突如亡くした山本雪。勘当されていた『ブンさん』もとい文一の遺骨は行くあてが無く、雪の手元に渡った。あまりにも突然のことで涙も出てこない雪。ふとした思いつきから遺骨を食べようとするが、文一の死に改めて直面し感情が溢れ出る。そこから雪と『ブンさんの骨』の生活が始まった。

第45回城戸賞_最終候補作品【ブンさんの骨】のあらすじ

最終候補【不眠夜行】前田志門

  • 脚本タイトル:不眠夜行
  • 作者:前田志門
  • 外部:不眠夜行の脚本を読む(PDF)

影井水月(27)は今まで眠ったことがない。原因は不明。そのせいで水月は他人に怪しまれ、孤独な日々を過ごしていた。水月はずっと眠りたかった。

第45回城戸賞_最終候補作品【不眠夜行】のあらすじ

最終候補【PINKちゃん】菊池翔太

  • 脚本タイトル:PINKちゃん
  • 作者:菊池翔太
  • 外部:PINKちゃんの脚本を読む(PDF)

イラストレーターの神代光太は、適齢期の迫った妻の結子に「子供がほしい」とせがまれ、動揺する。光太は、今の時代に子供を作り、父親になることに不安と恐怖を感じていたのだ。光太は、友人の田狩にそのことを打ち明ける。すると田狩は「妻の許可が必要ない違法のパイプカットを引き受ける、妙連という医師を紹介される。始めは胡散臭いと思っていた光太も、彼らの口車に乗せられ、結子に内緒で手術を受けてしまう。子供が頭を過らない結子とのセックスは、心の底から楽しかった。しかしある日、光太は結子から懐妊を告げられる。「… … 俺は騙されたのか?」そして出産当日… … 生まれてきたのは、全身が不自然にピンク色に染まった男の子だった。

第45回城戸賞_最終候補作品【PINKちゃん】のあらすじ

第44回城戸賞の受賞作品及び最終候補作品

佳作受賞【Change my life】伊藤洋子

  • 脚本タイトル:Change my life
  • 作者:伊藤洋子
  • 外部:Change my lifeの脚本を読む(PDF)

「明るく楽しく」をモットーに生きてきた独身カメラマンの菊丸(42)は、その日、高校の同級生・小泉と数年ぶりに再会。久々の早帰りで妻子が待っているというのを聞き流し、強引に飲みに誘う。しかし通販カタログの仕事くらいしかない菊丸は、酒代を奢ってもらい、売れ残った自分の写真集まで売りつける始末。ところがその帰り道。店に写真集を忘れたという小泉の代わりに引き返した菊丸の背後で、事故が起こる。交差点に車が突っ込んだのだ。目の前で小泉がはねとばされ……。

第44回城戸賞_佳作受賞作品【Change my life】のあらすじ

最終候補【タワーマンションファミリー】岡田鉄兵

奥田ふみ子(69)は大阪から息子夫婦の住む東京に引っ越して来た。持病はあるが、いつも元気でパワフルなおばちゃん。息子の慎太郎は真面目、嫁の里香は気立てが良い、孫の結は陸上部のホープ。ふみ子は東京での生活を楽しみにしていた。しかし実際は「理想の家庭」ではなく、崩壊寸前の家族だった。

第44回城戸賞_最終候補作品【タワーマンションファミリー】のあらすじ

最終候補【月下のマドンナ】宮崎和彦

  • 脚本タイトル:月下のマドンナ
  • 作者:宮崎和彦
  • 外部:月下のマドンナの脚本を読む(PDF)

就活に苦戦する大学生の本橋月奈(21)は新宿駅のホームから転落して50年前の1968年、国際反戦デーで暴動状態になっている新宿駅へとタイムスリップしてしまう。

第44回城戸賞_最終候補作品【月下のマドンナ】のあらすじ

最終候補【ちゃんと見て】堀瑛子

  • 脚本タイトル:ちゃんと見て
  • 作者:堀瑛子
  • 外部:ちゃんと見ての脚本を読む(PDF)

「見当たり捜査員」とは、指名手配犯の顔写真から特徴を記憶し、雑踏の中から犯人を見つけ出す刑事のこと。永井眞は、その見当たり捜査員としてトップの実力を持つ。しかし、10年前に妻・陽子を強盗殺人で亡くした事件をきっかけに、娘・真希も同じ能力を身につけてしまう。犯人は未だ捕まっておらず、手掛かりは似顔絵のみ。「犯人を捕まえたい」。永井と真希は人とすれ違うたび、無意識に似顔絵と同じ目元を探してしまう。

第44回城戸賞_最終候補作品【ちゃんと見て】のあらすじ

最終候補【のら】春海戒

  • 脚本タイトル:のら
  • 作者:春海戒
  • 外部:のらの脚本を読む(PDF)

昭和十一年、春。太平洋戦争などまだ先の日本。映画の都、京都で高井圭吾は脚本の修行に励んでいた。師の大石玲司は映画界随一の人気脚本家であり、映画を単なる大衆娯楽から芸術にまで高めたと評されている。一番弟子である高井は第二の大石玲司としてデビュー近しと目され、弟弟子の背川や福本から尊敬も集めていた。輝かしい人生を約束されたかに思われていた高井の前途。だが、使用人として新たに雇い入れられた野田の登場により、暗雲が立ちこめる。

第44回城戸賞_最終候補作品【のら】のあらすじ