タイトルとは? 脚本を際立たせる題名に欠かせない3つの特徴

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タイトルの決め方

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シナリオを書く場合には、タイトルについて配慮することが大切です。読者や観客の興味を引き付けられるタイトルには、共通する特徴があります。

脚本家として作品を仕上げる際、最後まで悩むのがタイトルです。この記事では、タイトルとは何か、タイトルにこだわる意味、そして脚本を際立たせるタイトルに欠かせない3つの特徴について、具体例を交えながら解説します。自作の題名をつける際の参考にしてください。




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タイトルとは?

脚本のタイトルとは、題名や表題、作品名のことです。連続ドラマでは、作品全体を示すメインタイトルの他に、各話ごとのサブタイトル(副題)が設定されることがあります。

また、映画やテレビの字幕を指してタイトル(字幕タイトル)と呼ぶことがあります。

タイトルにこだわる意味

苦労して脚本を書き上げたとしても、タイトルを軽んじる人がいます。なかには「(仮)」のままシナリオコンクールに応募する人もいます。これはもったいないことです。

脚本のタイトルは、作品の名前です。作品は我が子も同じ。もし、自分に子供が生まれたとして適当な名前を付ける親はいません。将来への願いや特別な意味を込めて名前を考えます。

脚本のタイトルもよく吟味してください。こだわってつけたタイトルは多くの人の目に止まり、親しまれるはずです。




脚本を際立たせるタイトル(題名)の特徴

脚本を際立たせるタイトル(題名)には共通する特徴があります。タイトルをつける際の参考としてください。

タイトル(題名)の特徴1_
言葉を吟味する

作品を立派に見せたいがために、タイトルで見栄を張ることがあります。難しい言葉を使ったり、特殊な専門用語を用いたりしがちです。

しかし、難解な言葉は、逆にタイトルの魅力を損なうことがあります。意味やニュアンスが伝わらず、読者や観客の興味を惹きつけられないかもしれません。

脚本のタイトルは、シンプルでわかりやすい方が適しています。タイトルをひと目見ただけで、脚本のテーマや内容が伝わるようなタイトルを目指しましょう。

そのためには、言葉を厳選します。作品のテーマを一言でズバリと射抜くような言葉を選んでください。

誰もが知っている平易な言葉を選ぶことも重要です。馴染みのない単語や読み方が難しい漢字ではイメージできません。

NG例として、「黎明の終焉」のような難解な漢語を並べたタイトルは、読み方や意味がすぐに伝わらず、読者の興味を引く前に離脱されてしまいます。良い例は、「夜が明けるまで」のように平易な言葉で情景や状況をイメージさせるタイトルです。同じテーマでも、言葉選びひとつで伝わりやすさが大きく変わります。

タイトルを決める際は、平仮名、片仮名、漢字の使い分けも重要です。漢字を平仮名に直すと、柔らかいイメージになります。現代的な作風をアピールしたいなら、片仮名を用いると効果的です。

タイトル(題名)の特徴2_
脚本イメージとマッチさせる

タイトルを考える時は、テーマと合うよう気を使います。例えば、渋い時代物のシナリオには、古風な言葉がマッチする一方、片仮名では雰囲気にあわないこともあるのです。

また、爽やかな青春物のシナリオを書くなら、流行の言葉や英単語、擬音語などを加えてみましょう。若々しさや斬新さが漂うので、シナリオのイメージに合うタイトルがつけられます。

さらに、タイトルを付ける際は、女性向けや男性向け、若者向けや高齢者向けなど、性別や年代を意識することも大切です。それぞれの性別や年代に馴染みやすい言葉を調べてみましょう。

タイトルをつける前に、シナリオのテーマを十分に把握しておくことも大事です。シナリオの世界観と一致する言葉をあらかじめリストアップしておけば、ふさわしいタイトルが浮かびやすくなります。

タイトル(題名)の特徴3_
リズム感を重視しよう

いくつかの言葉を思い浮かべたら、並べ替えてタイトルを模索しましょう。組み合わせは無限に考えられるので、じっくり検証してください。

また、タイトルを口に出して確認することも大切です。音読によって、タイトルのリズムが確かめられます。

リズムの良い言葉は耳に心地よいものです。印象が良いだけでなく、人の記憶にも残りやすいでしょう。シナリオのタイトルをつける場合は、意味や字面などの見た目だけではなく、耳で聞いた時の印象も重視しましょう。

脚本のタイトルに関するよくある質問

Q. タイトルはいつ決めるべきですか?

早い段階で仮タイトルを決めておくのがおすすめです。タイトルが決まっていると、執筆中も作品のテーマやイメージがぶれにくくなります。最終的なタイトルは、脚本が完成した後にあらためて見直して調整しましょう。

Q. 長いタイトルと短いタイトルどちらがいいですか?

一概にどちらが良いとは言えません。短いタイトルは覚えやすくインパクトがありますが、長いタイトルは作品の世界観や情報量を伝えやすいという利点があります。記事で紹介した「言葉の吟味」「脚本イメージとのマッチ」「リズム感」を基準に、作品に合った長さを選びましょう。

Q. タイトルが思いつかないときはどうすればいいですか?

シナリオのテーマやキーワードを紙に書き出し、平仮名・片仮名・漢字で言い換えてみましょう。声に出して読み比べることで、思いがけない組み合わせが見つかることもあります。




まとめ

シナリオのタイトルは、読者や観客が一番に触れる作品の顔です。そのため考え抜く必要があります。意味を考え、字面を目で見て、声に出して音で聞いて、最高のタイトル(題名)を考えてください。

脚本の書き方をさらに学べる本

タイトルのつけ方をはじめ、脚本全体の構成や書き方をさらに深く学びたい方には、以下の書籍もおすすめです。


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コメント

  1. 石田こころ より:

    ありがとうございます。勉強になります。

    • かかねば より:

      コメントありがとうございます!
      お返事が遅くなってしまい、すみません。
      記事がお役に立てたようで嬉しいです。
      これからも脚本づくりに役立つ情報を発信していきますね!